2026年版・3-9

概要:水道直結式スプリンクラー設備と各種の給水用具の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置の概要」から、概要:水道直結式スプリンクラー設備と各種の給水用具に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問13-9
水道直結式スプリンクラー設備の工事に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①消防用の設備なので、給水装置工事には当たらず、消防設備業者だけが施工する。
  • ②給水装置工事に当たるため、指定給水装置工事事業者が施工しなければならない。
  • ③配水管から分岐する部分だけを水道事業者が施工し、残りは設置者が自ら施工する。
  • ④建物の設備なので、建築確認を受けた建築業者であれば誰でも施工することができる。
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正解 ②給水装置工事に当たるため、指定給水装置工事事業者が施工しなければならない。
解説
水道直結式スプリンクラー設備は、配水管から分岐した給水管に直結して設けるため、給水装置に当たります。したがって、その工事は水道法に定める給水装置工事として、指定給水装置工事事業者が施工します。
一方、スプリンクラーヘッドまでの水理計算や給水管・給水用具の選定は、消防設備士が行います。

他の選択肢が誤りである理由
・配水管に直結している以上、給水装置であり、給水装置工事に当たります。
・残りの部分を設置者が自ら施工することはできません。給水装置工事である以上、指定給水装置工事事業者(または水道事業者)が施工します。
・建築業者であれば誰でも施工できるわけではありません。水道事業者の指定を受けた指定給水装置工事事業者が施工します。

覚え方のポイント
「施工は指定給水装置工事事業者」「水理計算と機器の選定は消防設備士」。役割分担をセットで覚えます。
問23-9
水道直結式スプリンクラー設備の設置に当たり、配水管から分岐する部分からスプリンクラーヘッドまでの水理計算及び給水管・給水用具の選定を行う者として、適当なものはどれか。
  • ①水道技術管理者
  • ②水道事業者
  • ③建築主事
  • ④消防設備士
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正解 ④消防設備士
解説
水道直結式スプリンクラー設備の設置に当たっては、分岐する配水管からスプリンクラーヘッドまでの水理計算と、給水管・給水用具の選定を、消防設備士が行います。スプリンクラーが火災時に必要な放水量・圧力を確保できるかは、消防用設備の専門知識で判断する必要があるためです。
工事そのものは、給水装置工事として指定給水装置工事事業者が施工します。

他の選択肢が誤りである理由
・水道技術管理者は、水道事業者が置く水道の技術面の責任者で、個々のスプリンクラー設備の水理計算は行いません。
・建築主事は、建築確認などを行う地方公共団体の職員です。
・水道事業者は、給水装置工事の申込みを審査する立場で、スプリンクラーの水理計算を行う者ではありません。

覚え方のポイント
スプリンクラーの「性能(水理計算・選定)=消防設備士」「工事=指定給水装置工事事業者」。
問33-9
水道直結式スプリンクラー設備に使用する給水管・給水用具に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①消防法令に適合していれば、構造・材質基準には適合していなくても使用できる。
  • ②消防法令に適合した製品で、かつ構造・材質基準にも適合したものを使用する。
  • ③構造・材質基準に適合していれば、消防法令に適合していなくても使用できる。
  • ④消防設備士が選定した製品であれば、構造・材質基準には適合しなくてよい。
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正解 ②消防法令に適合した製品で、かつ構造・材質基準にも適合したものを使用する。
解説
水道直結式スプリンクラー設備は、消防用の設備であると同時に給水装置でもあります。そのため、消防法令に適合した製品を使用するとともに、給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に適合した給水管・給水用具を使用しなければなりません。

他の選択肢が誤りである理由
・消防法令への適合だけでは足りず、給水装置として構造・材質基準にも適合する必要があります。
・構造・材質基準への適合だけでは足りず、消防用の設備として消防法令にも適合する必要があります。
・消防設備士が選定した製品であっても、給水装置である以上、構造・材質基準に適合していなければなりません。

覚え方のポイント
水道直結式スプリンクラーは「消防法令」と「構造・材質基準」の両方を満たす、いわば二重の基準がかかる設備です。
問43-9
水道直結式スプリンクラー設備のうち、火災の感知によって電動弁などが開いて初めて配管内に通水する方式(乾式配管)に関する留意点として、適当なものはどれか。
  • ①給水管の分岐部から電動弁までの間を短くし、停滞する水をできるだけ少なくする。
  • ②給水管の分岐部から電動弁までの間を長くとり、停滞する水の量を多くしておく。
  • ③電動弁より下流の配管には常に水を満たし、停滞水が生じるようにしておく。
  • ④停滞水の心配はないため、分岐部から電動弁までの配管の長さは特に問題にならない。
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正解 ①給水管の分岐部から電動弁までの間を短くし、停滞する水をできるだけ少なくする。
解説
乾式配管の水道直結式スプリンクラー設備では、電動弁より下流の配管は通常は空で、火災時に電動弁が開いて通水します。ただし、給水管の分岐部から電動弁までの区間には常に水が満たされ、使われないまま停滞します。
停滞水は残留塩素が減って水質が悪化するおそれがあるため、給水管の分岐部と電動弁との間を短くして、停滞水をできるだけ少なくします。

他の選択肢が誤りである理由
・分岐部から電動弁までを長くすると、停滞水が増えて水質悪化のおそれが大きくなります。
・乾式配管は、電動弁より下流に平常時は水を満たさない方式です。
・分岐部から電動弁までの区間には停滞水が生じるため、長さは重要です。

覚え方のポイント
「乾式=電動弁の手前に停滞水 → 分岐から電動弁までは短く」「湿式=よく使う水栓までの途中に設けて水を動かす」。
問53-9
消防法の適用を受けない住宅用の水道直結式スプリンクラー設備を、配管内に常に水を満たす方式(湿式配管)で設置する場合の留意点として、適当なものはどれか。
  • ①水が停滞しないよう、日常よく使う水洗便器や台所水栓などの末端までの配管途中に設ける。
  • ②水が停滞しないよう、日常使わない専用の給水管を別に引き、そこにだけ設けるようにする。
  • ③水が停滞しても問題はないので、配管の経路は施工しやすい位置を自由に選んでよい。
  • ④水が停滞しないよう、スプリンクラーの配管に逆止弁を付けて水を常時大気へ放流する。
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正解 ①水が停滞しないよう、日常よく使う水洗便器や台所水栓などの末端までの配管途中に設ける。
解説
湿式配管では、スプリンクラーヘッドまでの配管に常に水が満たされています。火災がなければこの水は使われないため、放置すると停滞水となり水質が悪化するおそれがあります。
そこで、日常生活で常に使う水洗便器や台所水栓などの末端給水栓までの配管の途中にスプリンクラーを設け、ふだんの水の使用で配管内の水が入れ替わるようにします。

他の選択肢が誤りである理由
・日常使わない専用の配管にすると、水が入れ替わらず停滞水になります。
・停滞水は水質悪化の原因になるため、配管の経路は重要です。
・逆止弁は逆流を防ぐ弁で、水を大気へ放流して入れ替える仕組みではありません。

覚え方のポイント
停滞水対策は「よく使う水栓までの通り道に置く」。ふだんの水の使用で自然に入れ替えます。
問63-9
水道直結式スプリンクラー設備に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 水道直結式スプリンクラー設備の工事は、指定給水装置工事事業者が施工する。
イ スプリンクラーヘッドまでの水理計算と給水管・給水用具の選定は、水道事業者が行う。
ウ 使用する給水管・給水用具は、消防法令と構造・材質基準の両方に適合したものとする。
エ 乾式配管では、給水管の分岐部から電動弁までの間をできるだけ長くとる。
  • ①ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ②ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
  • ③ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
  • ④ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
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正解 ④ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
解説
ア 正。水道直結式スプリンクラー設備は給水装置であり、その工事は給水装置工事です。
イ 誤。水理計算と給水管・給水用具の選定は、消防設備士が行います。
ウ 正。消防用の設備であり、かつ給水装置でもあるため、両方の基準に適合させます。
エ 誤。分岐部から電動弁までの間には停滞水が生じるため、できるだけ短くします。

覚え方のポイント
「工事=指定給水装置工事事業者」「計算・選定=消防設備士」「基準=消防法令+構造・材質基準」「乾式=電動弁の手前は短く」。
問73-9
台所の排水口部に取り付けて生ごみを粉砕する機器とセットで使用し、粉砕された生ごみを水で排出するために使用する給水用具はどれか。
  • ①湯水混合水栓
  • ②ボールタップ
  • ③水道用コンセント
  • ④ディスポーザ用給水装置
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正解 ④ディスポーザ用給水装置
解説
ディスポーザ用給水装置は、台所の排水口部に取り付けて生ごみを粉砕するディスポーザとセットで使用する給水用具で、排水口部で粉砕された生ごみを水で排出するために使われます。

他の選択肢が誤りである理由
・ボールタップは、浮き玉の上下で弁を開閉し、水槽などの水位を一定に保つ給水用具です。
・水道用コンセントは、洗濯機や食器洗い機などを接続するための、壁から出っ張らない形の水栓です。
・湯水混合水栓は、湯と水を混合して適温の湯を出す水栓です。

覚え方のポイント
「ディスポーザ=生ごみ粉砕機」。その粉砕くずを流すための水を送るのがディスポーザ用給水装置です。
問83-9
冷水機(ウォータクーラー)に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①給水管の途中に設け、一次側の圧力にかかわらず二次側へ流れる水量を一定に保つ器具である。
  • ②水道水を冷却または加熱し、清涼飲料水・茶・コーヒーなどを販売するための器具である。
  • ③冷却槽で給水管路内の水を一定の温度に冷却し、押しボタン式などの開閉弁で冷水を出す。
  • ④受水槽の水を冷却してから揚水ポンプで高置水槽へ送り、各階へ冷水を配る設備である。
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正解 ③冷却槽で給水管路内の水を一定の温度に冷却し、押しボタン式などの開閉弁で冷水を出す。
解説
冷水機(ウォータクーラー)は、冷却槽で給水管路内の水を任意の一定温度に冷却し、押しボタン式または足踏み式の開閉弁を操作して冷水を出す給水用具です。学校や事務所の廊下などに設置されています。

他の選択肢が誤りである理由
・水道水を冷却・加熱して清涼飲料水などを販売するのは、自動販売機です。
・流量を一定に保つのは、定流量弁です。
・受水槽や高置水槽を経由する設備は給水装置ではなく、冷水機の説明でもありません。

覚え方のポイント
「冷水機=冷やして、ボタンで出す」「自動販売機=冷やしたり温めたりして、売る」。
問93-9
洗濯機や食器洗い機との組合せに適した水栓で、通常の水栓のように壁から出っ張らないため、じゃまにならずに使用できる給水用具はどれか。
  • ①ボール止水栓
  • ②不凍給水栓
  • ③水道用コンセント
  • ④散水栓
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正解 ③水道用コンセント
解説
水道用コンセントは、洗濯機や食器洗い機などとの組合せに適した水栓で、壁に埋め込まれた形のため、通常の水栓のように壁から出っ張らず、じゃまにならずに使用できます。電気のコンセントのように、給水ホースを差し込んで接続します。

他の選択肢が誤りである理由
・ボール止水栓は、ボールを90度回転させて開閉する止水栓で、給水を止めるためのものです。
・不凍給水栓は、寒冷地で凍結を防ぐため、使用後に管内の水を排出できる構造の水栓です。
・散水栓は、ホースを接続して庭などへの散水に使う水栓で、地面のボックス内などに設けられます。

覚え方のポイント
名前のとおり「差し込んで使う水の出口」。壁から出っ張らないのが特徴です。
問103-9
給水用具に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの組合せはどれか。

ア 自動販売機は、水道水を冷却または加熱して、清涼飲料水・茶・コーヒーなどを販売する器具である。
イ ディスポーザ用給水装置は、粉砕した生ごみを水で排出するために使用する。
ウ 冷水機は、受水槽の水を冷却してから建物の各階へ送る設備で、給水装置ではない。
エ 水道用コンセントは、寒冷地で管内の水を抜いて凍結を防ぐための水栓である。
  • ①イ、ウ
  • ②ウ、エ
  • ③ア、イ
  • ④ア、エ
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正解 ③ア、イ
解説
ア 適当。自動販売機は、水道水を冷却または加熱し、清涼飲料水、茶、コーヒーなどを販売する器具です。
イ 適当。ディスポーザで粉砕した生ごみを排水口から流すための水を供給する給水用具です。
ウ 不適当。冷水機(ウォータクーラー)は、給水管路内の水を冷却槽で冷やし、開閉弁で冷水を出す給水用具です。
エ 不適当。管内の水を抜いて凍結を防ぐのは、不凍給水栓や水抜き栓です。水道用コンセントは、洗濯機や食器洗い機などを接続する、壁から出っ張らない水栓です。
したがって、適当なものの組合せは「ア、イ」です。

覚え方のポイント
給水用具は「何に使うか」とセットで覚えます。名前から働きを想像できるものが多いので、取り違えやすい組合せ(冷水機と自動販売機など)に注意します。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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