2026年版・4-6

構造:逆流防止性能・負圧破壊性能基準の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置の構造及び性能」から、構造:逆流防止性能・負圧破壊性能基準に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問14-6
給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に定める逆流防止性能・負圧破壊性能の試験条件に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 逆止弁(減圧式逆流防止器を除く)は、逆流防止性能試験により3kPa及び1.5MPaの静水圧を1分間加えて異常を生じないこと。
イ 逆止弁は、逆流防止性能試験により3kPa及び1.75MPaの静水圧を1分間加えて異常を生じないこと。
ウ バキュームブレーカは、負圧破壊性能試験により流入側からマイナス54kPaの圧力を加えたとき、接続した透明管内の水位の上昇が75mmを超えないこと。
エ 減圧式逆流防止器は、負圧破壊性能試験により流入側からマイナス54kPaの圧力を加えたとき、接続した透明管内の水位の上昇が75mmを超えないこと。
  • ①ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
  • ②ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
  • ③ア:誤 イ:誤 ウ:誤 エ:正
  • ④ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
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正解 ②ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
解説
ア 正。省令第5条第1項第1号ロのとおりです。
イ 誤。逆流防止性能試験の高い方の圧力は1.5MPaです。1.75MPaは耐圧性能試験の値です。
ウ 正。同号ニのとおりです。
エ 誤。減圧式逆流防止器の水位上昇の限度は3mmです(同号イ)。75mmはバキュームブレーカの基準です。

覚え方のポイント
逆流防止=3kPa及び1.5MPa、負圧破壊=−54kPa。水位上昇の限度は「バキュームブレーカ75mm、減圧式逆流防止器3mm」。
問24-6
減圧式逆流防止器に関する次の記述ア〜エのうち、給水装置の構造及び材質の基準に関する省令の規定として適当なものの組合せはどれか。

ア 逆流防止性能試験により3kPa及び1.5MPaの静水圧を1分間加えたとき、水漏れ、変形、破損その他の異常を生じないこと。
イ 負圧破壊性能試験により流入側からマイナス54kPaの圧力を加えたとき、接続した透明管内の水位の上昇が3mmを超えないこと。
ウ 逆流防止性能は求められず、負圧破壊性能だけが求められる。
エ 負圧破壊性能試験では、流入側からマイナス20kPaの圧力を加える。
  • ①イ、ウ
  • ②ア、イ
  • ③ウ、エ
  • ④ア、エ
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正解 ②ア、イ
解説
ア 適当。省令第5条第1項第1号イの前段のとおりです。
イ 適当。同号イの後段のとおりです。
ウ 不適当。減圧式逆流防止器には、逆流防止性能と負圧破壊性能の両方が求められます。
エ 不適当。負圧破壊性能試験の圧力は、マイナス54kPaです。
したがって、適当なものの組合せは「ア、イ」です。

覚え方のポイント
減圧式逆流防止器は「逆流防止(3kPa・1.5MPa)」と「負圧破壊(−54kPa・水位上昇3mm以下)」の両方を満たす、信頼性の高い器具です。
問34-6
バキュームブレーカに関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 負圧破壊性能試験により流入側からマイナス54kPaの圧力を加えたとき、接続した透明管内の水位の上昇が75mmを超えないこと。
イ 給水管内に負圧が生じたときに空気を取り入れ、水受け容器の水が吸い上げられる逆サイホン作用を防ぐ。
ウ 水受け容器の越流面の上方50mm以上の位置に設置すればよい。
エ 負圧破壊性能試験では、流入側から1.5MPaの圧力を加えて水位の上昇を確かめる。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ②2
解説
ア 適当。省令第5条第1項第1号ニのとおりです。
イ 適当。負圧を破って逆流を防ぐ器具です。
ウ 不適当。省令第5条第1項第1号により、バキュームブレーカは水受け容器の越流面の上方150mm以上の位置に設置します。
エ 不適当。負圧破壊性能試験は負圧で行い、その圧力はマイナス54kPaです。1.5MPaは逆流防止性能試験の高い方の圧力です。
したがって、適当なものは2つです。

覚え方のポイント
バキュームブレーカは「−54kPaで水位上昇75mm以下」「越流面から150mm以上上に設置」。なお大気圧式は、常時圧力のかからない最終の止水機構の下流側に設置します。
問44-6
大気圧式のバキュームブレーカを設置する位置として、省令に定められているものはどれか。
  • ①水受け容器の越流面と同じ高さの位置
  • ②水受け容器の越流面の上方50mm以上の位置
  • ③水受け容器の越流面の下方150mm以上の位置
  • ④水受け容器の越流面の上方150mm以上の位置
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正解 ④水受け容器の越流面の上方150mm以上の位置
解説
省令第5条第1項第1号は、逆流を防止する性能を有する給水用具を、水の逆流を防止することができる適切な位置に設置することを求め、バキュームブレーカについては「水受け容器の越流面の上方150mm以上の位置」と定めています。
バキュームブレーカは、器具の内部に水受け容器の水が上がってこない高さに置かなければ、空気を取り入れる働きが十分に発揮できないためです。

他の選択肢が誤りである理由
・50mmでは足りません。150mm以上です。
・越流面より下方に設置すると、容器の水がバキュームブレーカまで達してしまいます。
・越流面と同じ高さでは、逆流を防げません。

覚え方のポイント
「バキュームブレーカは越流面から150mm以上上」。大便器洗浄弁などで出題されます。
問54-6
水受け部と吐水口が一体の構造で、水受け部の越流面と吐水口の間が分離されていることにより逆流を防止する給水用具(吐水口一体型給水用具)に求められる負圧破壊性能として、適当なものはどれか。
  • ①流入側から3kPaの圧力を加えたとき、吐水口から水を3mm以上引き込むこと
  • ②流入側から−54kPaの圧力を加えたとき、吐水口から水を75mm以上引き込むこと
  • ③流入側から−54kPaの圧力を加えたとき、吐水口から水を引き込まないこと
  • ④流入側から1.5MPaの圧力を加えたとき、吐水口から水を引き込まないこと
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正解 ③流入側から−54kPaの圧力を加えたとき、吐水口から水を引き込まないこと
解説
省令第5条第1項第1号ヘにより、水受け部と吐水口が一体の構造であり、かつ、水受け部の越流面と吐水口の間が分離されていることにより水の逆流を防止する構造の給水用具は、負圧破壊性能試験により流入側からマイナス54kPaの圧力を加えたとき、吐水口から水を引き込まないことが求められます。
器具の中に吐水口空間を確保した構造で、負圧が生じても水を吸い込まないことを確かめます。

他の選択肢が誤りである理由
・水を引き込まないことが求められます。75mmという値はバキュームブレーカの水位上昇の限度です。
・1.5MPaや3kPaは、逆流防止性能試験の圧力です。負圧破壊の試験は−54kPaで行います。

覚え方のポイント
吐水口一体型給水用具は「−54kPaでも水を引き込まない」。器具の中に吐水口空間がある構造です。
問64-6
逆流防止給水用具のうち減圧弁に対する逆流防止性能試験について、省令の読替え規定の内容として、適当なものはどれか。
  • ①1.5MPaを「当該減圧弁の設定圧力」と読み替えて試験を行う。
  • ②1.5MPaを「当該減圧弁の最大吐出圧力」と読み替えて試験を行う。
  • ③3kPaを「当該減圧弁の設定圧力」と読み替えて試験を行う。
  • ④3kPaを「当該減圧弁の最小吐出圧力」と読み替えて試験を行う。
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正解 ①1.5MPaを「当該減圧弁の設定圧力」と読み替えて試験を行う。
解説
省令第5条第1項第1号ハの表により、逆流防止給水用具のうち減圧弁については、逆流防止性能試験の「1.5MPa」を「当該減圧弁の設定圧力」と読み替えます。つまり、3kPa及び当該減圧弁の設定圧力の静水圧を1分間加えて試験します。
減圧弁の下流側は、設定圧力より高い圧力にならないためです。

他の選択肢が誤りである理由
・読み替えるのは「設定圧力」です。最大吐出圧力は、加圧装置の耐圧性能の考え方です。
・3kPaは読み替えられません。

覚え方のポイント
読替えの表は「減圧弁=1.5MPa→設定圧力」「大気開口のもの=3kPaだけ」「浴槽直結の自動給湯=1.5MPa→50kPa」。
問74-6
逆流防止装置の流出側に止水機構が設けられておらず、かつ、大気に開口されている逆流防止給水用具に対する逆流防止性能試験の条件として、適当なものはどれか。
  • ①3kPaの静水圧のみを1分間加えて行う。
  • ②1.5MPaの静水圧のみを1分間加えて行う。
  • ③1.75MPaの静水圧のみを1分間加えて行う。
  • ④50kPaの静水圧のみを1分間加えて行う。
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正解 ①3kPaの静水圧のみを1分間加えて行う。
解説
省令第5条第1項第1号ハの表により、逆流防止装置の流出側に止水機構が設けられておらず、かつ、大気に開口されている逆流防止給水用具については、「3kPa及び1.5MPa」を「3kPa」と読み替えます。
流出側が大気に開口しているため、高い逆圧がかかることはなく、低い圧力での逆流防止を確かめれば足りるという考え方です。

他の選択肢が誤りである理由
・高い圧力(1.5MPa)の試験は行いません。
・1.75MPaは耐圧性能試験の値で、逆流防止性能試験では使いません。
・50kPaは、浴槽に直結し自動給湯する給湯機などの読替えの値です。

覚え方のポイント
「大気に開口=高い逆圧はかからない=3kPaだけ」。
問84-6
浴槽に直結し、かつ、自動給湯する給湯機及び給湯付きふろがま(循環ポンプを有するものを除く)に対する逆流防止性能試験の読替えとして、適当なものはどれか。
  • ①3kPaを50kPaと読み替える。
  • ②1.5MPaを3kPaと読み替える。
  • ③3kPaを1.75MPaと読み替える。
  • ④1.5MPaを50kPaと読み替える。
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正解 ④1.5MPaを50kPaと読み替える。
解説
省令第5条第1項第1号ハの表により、浴槽に直結し、かつ、自動給湯する給湯機及び給湯付きふろがまは「1.5MPa」を「50kPa」と読み替え、3kPa及び50kPaで試験します。
逆流防止装置の流出側に循環ポンプを有するものは、「当該循環ポンプの最大吐出圧力又は50kPaのいずれかの高い圧力」と読み替えます。浴槽の水位による圧力やポンプの圧力を考えた値です。

他の選択肢が誤りである理由
・1.5MPaを3kPaと読み替えるのではありません(大気開口のものは3kPaだけで試験します)。
・3kPaは読み替えられません。
・1.75MPaは耐圧性能試験の値です。

覚え方のポイント
「浴槽に直結する自動給湯=50kPa(循環ポンプがあればその最大吐出圧力と比べて高い方)」。
問94-6
負圧破壊装置を内部に備えた給水用具(バキュームブレーカを内蔵するもの)に求められる負圧破壊性能として、適当なものはどれか。
  • ①−54kPaを加えたとき、水位の上昇が、逆流防止機能が働く位置から水受け部の水面までの垂直距離と等しいこと
  • ②−54kPaを加えたとき、水位の上昇が、逆流防止機能が働く位置から水受け部の水面までの垂直距離の2倍を超えないこと
  • ③−54kPaを加えたとき、水位の上昇が、逆流防止機能が働く位置から水受け部の水面までの垂直距離の2分の1を超えないこと
  • ④1.5MPaを加えたとき、水位の上昇が、逆流防止機能が働く位置から水受け部の水面までの垂直距離の2分の1を超えないこと
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正解 ③−54kPaを加えたとき、水位の上昇が、逆流防止機能が働く位置から水受け部の水面までの垂直距離の2分の1を超えないこと
解説
省令第5条第1項第1号ホにより、負圧破壊装置を内部に備えた給水用具は、負圧破壊性能試験により流入側からマイナス54kPaの圧力を加えたとき、接続した透明管内の水位の上昇が、バキュームブレーカを内部に備えたものでは「逆流防止機能が働く位置から水受け部の水面までの垂直距離の2分の1」を超えないことが求められます。
バキュームブレーカ以外の負圧破壊装置を内部に備えたものでは、「吸気口に接続している管と流入管の接続部分の最下端又は吸気口の最下端のうちいずれか低い点から水面までの垂直距離の2分の1」を超えないこととされています。

他の選択肢が誤りである理由
・限度は2分の1で、2倍や等しい値ではありません。
・負圧破壊性能試験は、−54kPaの負圧を加えて行います。

覚え方のポイント
内蔵型の負圧破壊は「垂直距離の2分の1以下」。単体のバキュームブレーカ(75mm)と区別します。
問104-6
逆流防止性能・負圧破壊性能に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 逆止弁の逆流防止性能試験は、3kPa及び1.5MPaの静水圧を1分間加えて行う。
イ バキュームブレーカの負圧破壊性能試験では、透明管内の水位上昇が75mmを超えないこと。
ウ 減圧式逆流防止器には、逆流防止性能と負圧破壊性能の両方が求められる。
エ 負圧破壊性能試験では、流入側からマイナス54kPaの圧力を加える。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ④4
解説
ア 適当。省令第5条第1項第1号ロのとおりです。
イ 適当。同号ニのとおりです。
ウ 適当。同号イのとおりで、負圧破壊性能の水位上昇の限度は3mmです。
エ 適当。負圧破壊性能試験は、いずれもマイナス54kPaで行います。
したがって、適当なものは4つです。

覚え方のポイント
逆流防止・負圧破壊の数字は「3kPa・1.5MPa・−54kPa・3mm・75mm・150mm・2分の1」。この7つを整理しておけば、この分野はほぼ得点できます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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