2026年版・5-2

工事法:サドル付分水栓の穿孔と不断水工法の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置工事法」から、工事法:サドル付分水栓の穿孔と不断水工法に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問15-2
ダクタイル鋳鉄管にサドル付分水栓を取り付けて穿孔した後に、穿孔部に装着するものとして、適当なものはどれか。
  • ①防食コア
  • ②インコア
  • ③伸縮継手
  • ④絶縁継手
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正解 ①防食コア
解説
ダクタイル鋳鉄管に穿孔すると、穿孔した穴の断面で管の鋳鉄が露出します。そのままでは、この部分から腐食(さび)が進むおそれがあるため、穿孔部に防食コア(密着形コアなど)を装着して、鋳鉄の露出部を防食します。

他の選択肢が誤りである理由
・インコアは、ポリエチレン二層管を金属継手で接合するときに管内に挿入する部品です。
・絶縁継手は、異種金属の接続や電食の対策に使う継手です。
・伸縮継手は、管の伸縮や変位を吸収するための継手です。

覚え方のポイント
「ダクタイル鋳鉄管の穿孔部には防食コア」。穴の切り口のさびを防ぐためです。
問25-2
サドル付分水栓による穿孔に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 配水管の内面の塗装やライニングの種類に応じた、適切な刃先(ドリル)を使う。
イ サドル付分水栓による穿孔は、一般に配水管に水を流したまま(不断水で)行う。
ウ 穿孔で生じた切りくずは、管内に残しておいても水質には影響がない。
エ ダクタイル鋳鉄管に穿孔した後は、穿孔部に防食コアを装着する必要はない。
  • ①ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ②ア:誤 イ:誤 ウ:誤 エ:正
  • ③ア:正 イ:正 ウ:正 エ:正
  • ④ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:誤
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正解 ①ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
解説
ア 正。種類に合わない刃先を使うと、塗装やライニングがはく離したり、穴の縁が欠けたりするおそれがあります。
イ 正。周辺の需要者への断水の影響をなくすことができます。
ウ 誤。切りくずが残ると水質の悪化や器具の故障の原因になるため、排水して取り除きます。
エ 誤。穿孔した穴の内面に鋳鉄が露出して腐食するため、防食コアを装着します。

覚え方のポイント
穿孔は「管の内面に合った刃先」「不断水」「切りくずは排水」「ダクタイル鋳鉄管は防食コア」の4点で確認します。
問35-2
穿孔機を用いてサドル付分水栓から穿孔する作業に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 穿孔機はサドル付分水栓に確実に取り付け、穿孔中に傾かないようにする。
イ 穿孔中に生じた切りくずは、穿孔が終わるまで管内にためておき、後でまとめて取り除く。
ウ 穿孔の前に、サドル付分水栓の弁を閉じたまま穿孔機を作動させる。
エ 穿孔が終わったら、ドリルを弁より上まで引き上げてから、サドル付分水栓の弁を閉める。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ②2
解説
ア 適当。傾くと、配水管の中心に向かってまっすぐに穿孔できません。
イ 不適当。切りくずは、穿孔中に排水ホースから水と一緒に排出します。管内に残ると、水質の悪化や器具の故障の原因になります。
ウ 不適当。分水栓の弁を全開にした状態で、ドリルを弁の中に通して穿孔します。弁を閉じたまま作動させると、ドリルで弁を傷つけてしまいます。
エ 適当。ドリルを引き上げてから弁を閉めることで、弁を傷つけずに止水できます。
したがって、適当なものは2つです。

覚え方のポイント
穿孔の順序は「弁を全開→穿孔(切りくずは排水)→ドリルを引き上げる→弁を閉める→穿孔機を外す」。
問45-2
硬質ポリ塩化ビニル管や水道配水用ポリエチレン管にサドル付分水栓を取り付けて穿孔する場合に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの組合せはどれか。

ア 管種に適合したサドル付分水栓と刃先を使う。
イ 樹脂管は変形しやすいため、ボルトは規定のトルクより弱く仮締めした状態で穿孔する。
ウ 樹脂管は傷つきやすいため、取付けや穿孔の際に管の外面を傷つけないよう注意する。
エ 樹脂管に穿孔した後は、ダクタイル鋳鉄管と同じ防食コアを必ず装着する。
  • ①イ、ウ
  • ②ア、エ
  • ③イ、エ
  • ④ア、ウ
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正解 ④ア、ウ
解説
ア 適当。ダクタイル鋳鉄管用の器具や刃先は、樹脂管には適合しません。
イ 不適当。締付けが弱いと取付け部から漏水し、強すぎると管が変形します。ボルトはトルクレンチなどで規定のトルクで締め付けます。
ウ 適当。外面の傷は、破損や漏水の原因になります。
エ 不適当。防食コアは鋳鉄の露出部の腐食を防ぐためのもので、腐食しない樹脂管には不要です。
したがって、適当なものの組合せは「ア、ウ」です。

覚え方のポイント
樹脂管への穿孔は「管種に合った器具と刃先」「規定のトルクで締付け」「外面を傷つけない」。防食コアは鋳鉄管のためのものです。
問55-2
割T字管を用いた不断水分岐工事に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①割T字管は、配水管の継手部分にまたがるように取り付けて固定するのがよい。
  • ②割T字管と仕切弁を取り付け、水圧試験で漏水がないことを確認してから穿孔する。
  • ③割T字管を用いた分岐は、口径13mm程度の小口径の給水管だけに限られる。
  • ④割T字管を配水管に仮に取り付けたら、水圧試験を行わずにすぐに穿孔してかまわない。
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正解 ②割T字管と仕切弁を取り付け、水圧試験で漏水がないことを確認してから穿孔する。
解説
割T字管による不断水分岐では、配水管に割T字管を取り付け、仕切弁を設けたうえで、割T字管と配水管の間の水密性を水圧試験で確認します。漏水がないことを確認してから、仕切弁を通して穿孔機で穿孔し、穿孔後に仕切弁を閉じて穿孔機を取り外します。
取付け部に漏水があると、穿孔後に止水できなくなるため、事前の水圧試験は欠かせません。

他の選択肢が誤りである理由
・穿孔の前に水圧試験を行う必要があります。
・割T字管も、配水管の継手部分を避け、直管部に取り付けます。
・割T字管は、比較的大きな口径の分岐に使われます。

覚え方のポイント
不断水分岐は「取付け → 水圧試験 → 穿孔 → 仕切弁を閉める」。
問65-2
ダクタイル鋳鉄管の穿孔部に装着する防食コアに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①穿孔後の切りくずを受け止めて、管内に落ちないようにするために使う。
  • ②穿孔する前に配水管の外面に巻き付けて、ドリルの滑りを防ぐために使う。
  • ③穿孔した穴の断面で露出した鋳鉄の腐食を防ぐため、穿孔後に装着する。
  • ④ポリエチレン二層管の内側に挿入して、締め付けによる変形を防ぐために使う。
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正解 ③穿孔した穴の断面で露出した鋳鉄の腐食を防ぐため、穿孔後に装着する。
解説
防食コアは、ダクタイル鋳鉄管に穿孔した後、穴の断面(鋳鉄が露出した部分)に装着して、水が鋳鉄に直接触れないようにし、腐食を防ぐための部品です。専用の挿入機を使って、穿孔した穴に確実に装着します。

他の選択肢が誤りである理由
・穿孔前に外面に巻き付けるものではありません。
・ポリエチレン二層管の内側に挿入するのは、インコアです。
・切りくずを受け止めるための部品ではありません。

覚え方のポイント
「防食コア=穿孔穴の断面を守る」「インコア=柔らかい管の内側を支える」。名前の似た部品を区別します。
問75-2
サドル付分水栓の穿孔に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • ①エポキシ樹脂粉体塗装の管には、その塗装に適したドリルを使用する。
  • ②ダクタイル鋳鉄管に穿孔した穴には、防食コアを装着する必要はない。
  • ③穿孔作業は、配水管に水を流したまま不断水で行うのが一般的である。
  • ④モルタルライニングの管には、そのライニングに適したドリルを使用する。
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正解 ②ダクタイル鋳鉄管に穿孔した穴には、防食コアを装着する必要はない。
解説
穿孔した穴の縁で内面の塗装やライニングが欠けたりはく離したりすると、その部分から腐食が進んだり、はく離片が給水管に流れ込んで器具の故障や水質の悪化の原因になったりします。そのため、内面の種類に合ったドリルを使って欠けを防ぎ、ダクタイル鋳鉄管では、穿孔した穴の内面が露出して腐食するのを防ぐため、防食コアを装着します。

他の選択肢が正しい理由
・エポキシ樹脂粉体塗装管にはその塗装に適したドリルを、モルタルライニング管にはそのライニングに適したドリルを使います。
・サドル付分水栓による穿孔は、一般に不断水で行います。

覚え方のポイント
「内面を傷めない穿孔」が品質の要。欠け・はく離は腐食と水質悪化の原因になります。
問85-2
サドル付分水栓の取付け後、穿孔する前に行う確認として、適当なものはどれか。
  • ①給水管の末端の給水栓から、残留塩素の濃度が0.1mg/L以上あることを確認する。
  • ②水道メーターの指針が回転していないことを確認して、漏水がないことを判断する。
  • ③サドル付分水栓と配水管の取付け部から漏水がないことを、水圧試験などで確認する。
  • ④建物内のすべての給水栓を開いて、水が勢いよく出ることを確認してから穿孔する。
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正解 ③サドル付分水栓と配水管の取付け部から漏水がないことを、水圧試験などで確認する。
解説
サドル付分水栓を取り付けた後、穿孔する前に、分水栓と配水管の取付け部(ガスケット部)から漏水がないことを水圧試験などで確認します。
穿孔した後に取付け部から漏水が見つかると、配水管の水が漏れ続け、止水のために断水が必要になるなど大きな問題になるためです。

他の選択肢が誤りである理由
・残留塩素の確認は、工事完了後の水質の確認で行うもので、穿孔前の確認ではありません。
・穿孔前は配水管とつながっていないため、メーターで漏水は判断できません。
・穿孔前は、建物内の給水栓から水は出ません。

覚え方のポイント
「取付け → 漏水がないか確認 → 穿孔」。この順番は割T字管でも同じです。
問95-2
サドル付分水栓の穿孔作業の手順として、適当なものはどれか。
  • ①取付け → 穿孔 → 弁を閉める → ドリルを引き上げる → 水圧試験 → 弁を全開
  • ②取付け → 弁を閉める → 穿孔 → 水圧試験 → ドリルを引き上げる → 弁を全開
  • ③穿孔 → 取付け → 水圧試験 → 弁を全開 → ドリルを引き上げる → 弁を閉める
  • ④取付け → 水圧試験 → 弁を全開 → 穿孔 → ドリルを引き上げる → 弁を閉める
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正解 ④取付け → 水圧試験 → 弁を全開 → 穿孔 → ドリルを引き上げる → 弁を閉める
解説
サドル付分水栓による穿孔は、次の手順で行います。
(1)配水管の外面を清掃し、サドル付分水栓を管軸頂部に取り付ける。
(2)水圧試験などで取付け部に漏水がないことを確認する。
(3)分水栓の弁を全開にし、穿孔機を取り付けて穿孔する(切りくずは排出)。
(4)ドリルを弁より上まで引き上げる。
(5)弁を閉めて穿孔機を外す。ダクタイル鋳鉄管では防食コアを装着する。

他の選択肢が誤りである理由
・弁を閉めたまま穿孔すると、ドリルで弁を傷つけます。
・穿孔してから分水栓を取り付けることはできません。
・ドリルを引き上げる前に弁を閉めると、弁やドリルを傷つけます。

覚え方のポイント
「確認してから開ける、引き上げてから閉める」。
問105-2
不断水工法に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア サドル付分水栓による穿孔は、一般に配水管に水を流したまま行う。
イ 割T字管は、仕切弁と組み合わせて比較的大きな口径の分岐に用いる。
ウ 穿孔の前には、取付け部に漏水がないことを確認する。
エ ダクタイル鋳鉄管の穿孔部には、防食コアを装着する。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ④4
解説
ア 適当。サドル付分水栓による穿孔は、一般に不断水で行います。
イ 適当。割T字管は、仕切弁と組み合わせて不断水で大きな口径の分岐を行います。
ウ 適当。取付け部に漏水があると、穿孔後に止水できなくなるため、事前に確認します。
エ 適当。穿孔した穴の断面の腐食を防ぐため、防食コアを装着します。
したがって、適当なものは4つです。

覚え方のポイント
不断水工法は「断水による利用者への影響を避ける」ための工法。事前の漏水確認と穿孔部の防食がポイントです。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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