2026年版・5-7

工事法:施工上の汚染防止・凍結防止の措置(排水管との離隔・水抜き)の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置工事法」から、工事法:施工上の汚染防止・凍結防止の措置(排水管との離隔・水抜き)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全600問) 給水装置工事法の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問15-7
給水管と排水管を平行して埋設する場合の配置に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①両管を密着させて同じ溝に埋設し、給水管と排水管の高さを同じにそろえる。
  • ②原則として両管の水平間隔を500mm以上とし、給水管を排水管の下方に埋設する。
  • ③原則として両管の水平間隔を100mm以上とし、給水管を排水管の上方に埋設する。
  • ④原則として両管の水平間隔を500mm以上とし、給水管を排水管の上方に埋設する。
答えと解説を見る
正解 ④原則として両管の水平間隔を500mm以上とし、給水管を排水管の上方に埋設する。
解説
給水管と排水管が平行して埋設される場合は、原則として両管の水平間隔を500mm以上とし、かつ、給水管を排水管の上方に埋設します。
排水管から漏れた汚水が給水管に近づかないようにし、万一給水管が損傷して負圧になったときにも汚水を吸い込まないようにするためです。両管が交差する場合も、給水管を排水管の上方に配管します。

他の選択肢が誤りである理由
・給水管を排水管の下方に埋設すると、排水管から漏れた汚水が給水管の周りにたまりやすくなります。
・100mmでは間隔が足りません。原則として500mm以上です。
・密着させて同じ高さに埋設するのは、汚染防止の考え方に反します。

覚え方のポイント
「きれいな水は上、汚れた水は下」「平行なら500mm以上離す」。
問25-7
給水装置工事を途中で中断するときや、1日の作業を終えるときの給水管の管端の扱いとして、適当なものはどれか。
  • ①管内の水を抜くため、管端は開いたまま掘削した溝の中に置いておく。
  • ②管端はそのままにし、再開時に管内を目で見て、異物を確かめればよい。
  • ③管端にビニール袋をかぶせておけば、溝に水がたまっても問題はない。
  • ④管端をプラグなどで閉じ、土砂や汚水などが管内に入らないようにする。
答えと解説を見る
正解 ④管端をプラグなどで閉じ、土砂や汚水などが管内に入らないようにする。
解説
工事を中断するときや1日の作業を終えるときは、給水管の管端をプラグやキャップなどで確実に閉じ、土砂・汚水・小動物などが管内に入らないようにします。
いったん管内に異物や汚水が入ると、洗浄に手間がかかるうえ、水質の悪化や給水用具の故障の原因になるためです。

他の選択肢が誤りである理由
・管端を開いたまま溝に置くと、雨水や土砂が入り込みます。
・ビニール袋をかぶせただけでは、溝に水がたまったときに浸水を防げません。
・目で見て確かめるだけでは、管の奥に入った異物や汚れを確認できません。入らないようにすることが大切です。

覚え方のポイント
工事中の汚染防止は「管端を閉じる」。完成後の洗浄より、入れない工夫が先です。
問35-7
給水管の接合に用いるシール材や接着剤の使い方に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①接合を確実にするため、シール材や接着剤はできるだけ多めに使うようにする。
  • ②シール材や接着剤は、水道用に適したものを使い、必要最小限の量にとどめる。
  • ③シール材や接着剤は、水に触れない部分に使うので、種類は何を選んでもよい。
  • ④接着剤は、はみ出した分を管内に残しておくことで、水密性を高めるようにする。
答えと解説を見る
正解 ②シール材や接着剤は、水道用に適したものを使い、必要最小限の量にとどめる。
解説
接合に使うシール材や接着剤は、水道用に適したものを使用し、使用量は必要最小限にとどめます。量が多すぎると、管内にはみ出したシール材や接着剤の成分が水に溶け出し、臭いや味などの水質の異常の原因になるためです。
接着剤を使うTS接合でも、はみ出した接着剤は拭き取ります。

他の選択肢が誤りである理由
・多めに使うと、はみ出した分が水質に影響するおそれがあります。
・シール材や接着剤は管内の水に触れることがあるため、水道用に適したものを選ぶ必要があります。
・はみ出した接着剤は拭き取ります。管内に残すと水質の悪化の原因になります。

覚え方のポイント
シール材・接着剤は「水道用・必要最小限・はみ出しは拭く」。
問45-7
寒冷地で水抜き用の給水用具を設ける場合、その下流側の配管に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①水抜きのしやすさには配管の形状は関係しないため、施工しやすい経路を自由に選んでよい。
  • ②鳥居配管やU字形の配管を多く取り入れ、配管の途中に水が残るようにしておくとよい。
  • ③水抜き用の給水用具から先下がりの配管とし、配管の途中の低い部分に水がたまるようにする。
  • ④鳥居配管やU字形の配管をできるだけ避け、水抜き用の給水用具から先上がりの配管とする。
答えと解説を見る
正解 ④鳥居配管やU字形の配管をできるだけ避け、水抜き用の給水用具から先上がりの配管とする。
解説
水抜き用の給水用具は、管内の水を排出して凍結を防ぐためのものです。その下流側の配管に鳥居形やU字形のように上下に曲がる部分があると、水を抜いてもその部分に水が残り、凍結の原因になります。
そのため、水抜き用の給水用具以降の配管は、鳥居配管やU字形の配管をできるだけ避け、水抜き用の給水用具から先上がりの配管とし、管内の水が水抜き用の給水用具の方へ流れ下るようにします。

他の選択肢が誤りである理由
・配管の途中に水が残ると、そこが凍結します。
・先下がりにすると、低い部分に水がたまって抜けません。
・配管の形状によって水が残るかどうかが決まるため、経路の選び方は重要です。

覚え方のポイント
水抜きは「水が水抜き用の給水用具へ自然に戻る形」にします。「先上がり・鳥居とU字は避ける」。
問55-7
水抜き用の給水用具の排水口の位置に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①排水口は、凍結深度より深い位置に設け、排出した水が地中にしみ込むようにする。
  • ②排水口は、凍結深度より浅い位置に設け、排出した水を地表へ流すようにする。
  • ③排水口は、屋内の床の上に設け、排出した水を容器で受けてから捨てるようにする。
  • ④排水口は、給水管と同じ深さであればよく、凍結深度とは関係なく設けてよい。
答えと解説を見る
正解 ①排水口は、凍結深度より深い位置に設け、排出した水が地中にしみ込むようにする。
解説
水抜き用の給水用具(水抜き栓)は、操作すると管内の水を排水口から地中へ排出します。排水口が凍結深度より浅いと、排出した水や排水口そのものが凍結してしまい、水が抜けなくなります。
そのため、排水口は凍結深度より深い位置に設け、排水口の付近は浸透ますを設けたり砂利で埋め戻したりして、排出した水が地中に浸透しやすくします。

他の選択肢が誤りである理由
・凍結深度より浅いと、排水口付近で水が凍って排水できなくなります。
・水抜き用の給水用具は、地中に排水する構造が一般的で、屋内の床の上で容器に受けるものではありません。
・凍結深度との関係が最も重要です。

覚え方のポイント
水抜き栓の排水口は「凍結深度より深く・水がしみ込む土に」。
問65-7
水抜き用の給水用具を設置する位置として、一般に適当なものはどれか。
  • ①配水管から分岐した直後で、水道メーターより上流側の道路部分
  • ②建物の最上階の、給水栓のすぐ下流側に当たる部分
  • ③水道メーターの下流側で、屋内の立ち上がり管との間の部分
  • ④受水槽の下流側で、揚水ポンプの吐出し側に当たる部分
答えと解説を見る
正解 ③水道メーターの下流側で、屋内の立ち上がり管との間の部分
解説
水抜き用の給水用具は、一般に、水道メーターの下流側で、屋内の立ち上がり管との間に設置します。ここで水を抜けば、屋内に立ち上がる管から先の、凍結しやすい部分の水をまとめて排出できるためです。

他の選択肢が誤りである理由
・水道メーターより上流側の道路部分は、配水管とつながった部分で、屋内の配管の水を抜くための位置ではありません。
・最上階の給水栓の下流側では、屋内の配管の水を抜くことができません。
・受水槽の下流側の設備は給水装置ではありません。

覚え方のポイント
水抜き栓は「メーターの後・家に立ち上がる前」。家の中の配管の水をまとめて抜ける位置です。
問75-7
寒冷地で、屋外に露出する給水管や、外壁に近い壁の中の給水管の凍結を防ぐ措置として、適当なものはどれか。
  • ①管の口径を小さくし、管内の水の量を少なくして凍りにくくする。
  • ②管の保温材を外して、日中の日光で管を温められるようにしておく。
  • ③管を保温材で被覆し、必要に応じて凍結防止用ヒーターも用いる。
  • ④管を金属管に替えれば熱が伝わりやすくなるため、保温は不要になる。
答えと解説を見る
正解 ③管を保温材で被覆し、必要に応じて凍結防止用ヒーターも用いる。
解説
屋外に露出する給水管や、外気の影響を受けやすい壁の中の給水管は、発泡プラスチックなどの保温材で被覆して凍結を防ぎます。寒さの厳しい地域では、必要に応じて凍結防止用の電熱ヒーターなども用います。あわせて、水抜き用の給水用具で管内の水を抜けるようにします。

他の選択肢が誤りである理由
・保温材を外すと、夜間などに外気で冷やされて凍結しやすくなります。
・口径を小さくして水の量を減らすと、かえって早く冷えて凍りやすくなります。
・金属管は熱を伝えやすく、外気で冷やされやすいため、保温が必要です。

覚え方のポイント
凍結防止は「深く埋める・保温する・水を抜く」。露出部分は保温が基本です。
問85-7
腐食性の強い土壌にダクタイル鋳鉄管を埋設する場合に、管の外面の腐食を防ぐ方法として、一般的なものはどれか。
  • ①管をポリエチレンスリーブで被覆し、土壌と直接触れないようにする。
  • ②管の周囲を砕いたコンクリート片で埋め戻して、アルカリ性に保っておく。
  • ③管の外面を導電性の塗料で塗り、周囲の土と電気的につなげておく。
  • ④管の継手を、すべて絶縁のない金属どうしで直接つないでおくようにする。
答えと解説を見る
正解 ①管をポリエチレンスリーブで被覆し、土壌と直接触れないようにする。
解説
ダクタイル鋳鉄管を腐食性の強い土壌に埋設する場合は、ポリエチレンスリーブで管を被覆して、管の外面が土壌と直接触れないようにし、腐食を防ぎます。
給水装置の構造及び材質の基準に関する省令第4条第1項も、酸又はアルカリによって侵食されるおそれのある場所では、耐食性のある材質のものを使うか、防食材で被覆することなどを求めています。

他の選択肢が誤りである理由
・導電性の塗料で土と電気的につなぐと、腐食の電流が流れやすくなります。
・コンクリート片で埋め戻すと、コンクリートと土壌の境目でマクロセル腐食が起こるおそれがあり、防食の方法ではありません。
・金属どうしを直接つなぐことは防食の措置ではなく、異種金属の場合はかえって腐食の原因になります。

覚え方のポイント
ダクタイル鋳鉄管の外面の防食は「ポリエチレンスリーブで包む」。
問95-7
施工上の汚染防止・凍結防止に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 給水管と排水管を平行して埋設する場合は、給水管を排水管の上方に埋設する。
イ 工事を中断するときは、管端を開いたままにして管内の水を抜いておく。
ウ 水抜き用の給水用具の排水口は、凍結深度より深い位置に設ける。
エ 水抜き用の給水用具以降の配管は、鳥居配管やU字形の配管を多く取り入れる。
  • ①ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:正
  • ②ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
  • ③ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正
  • ④ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
答えと解説を見る
正解 ②ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
解説
ア 正。原則として水平間隔を500mm以上とし、給水管を排水管の上方に埋設します。
イ 誤。工事を中断するときは、管端をプラグなどで閉じて、土砂や汚水が入らないようにします。
ウ 正。凍結深度より浅いと、排水口付近で水が凍って排水できなくなります。
エ 誤。鳥居配管やU字形の配管は水が残って凍結の原因になるため、できるだけ避け、先上がりの配管とします。

覚え方のポイント
「給水管は上」「管端は閉じる」「排水口は凍結深度より深く」「水抜き後の配管は先上がり」。
問105-7
給水装置工事の施工上の措置に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 接合に使うシール材や接着剤は、接合を確実にするため多めに使う。
イ 水抜き用の給水用具は、水道メーターの上流側の道路部分に設ける。
ウ 腐食性の強い土壌に埋設するダクタイル鋳鉄管は、ポリエチレンスリーブで被覆する。
エ 屋外に露出する給水管は、保温材を外して日光で温められるようにする。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
答えと解説を見る
正解 ①1
解説
ア 不適当。シール材や接着剤は水道用に適したものを使い、必要最小限の量にとどめます。多すぎると水質に影響します。
イ 不適当。水抜き用の給水用具は、一般に水道メーターの下流側で、屋内の立ち上がり管との間に設けます。
ウ 適当。管の外面が土壌に直接触れないようにして、腐食を防ぎます。
エ 不適当。屋外に露出する給水管は、保温材で被覆して凍結を防ぎます。
したがって、適当なものはウの1つです。

覚え方のポイント
施工上の措置は「汚さない(管端・シール材)」「凍らせない(保温・水抜き)」「腐らせない(スリーブ・絶縁)」の3つの観点で整理します。

給水装置工事主任技術者試験の対策問題(全600問)に戻る

非公式の資格試験対策サイトです。公益財団法人給水工事技術振興財団及び国土交通省・環境省とは一切関係ありません。

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】