2026年版・7-1

計画:給水方式の種類と選定の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置計画論」から、計画:給水方式の種類と選定に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問17-1
給水方式に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①直結式は配水管の水をいったん受水槽に受けて給水し、受水槽式は配水管の水圧で直接給水する。
  • ②直結式は井戸水だけを水源とする方式で、受水槽式は水道水だけを水源とする方式である。
  • ③直結式はポンプで必ず加圧して給水し、受水槽式は配水管の水圧だけを利用して給水する。
  • ④直結式は配水管の水圧で直接給水し、受水槽式は配水管の水をいったん受水槽に受けて給水する。
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正解 ④直結式は配水管の水圧で直接給水し、受水槽式は配水管の水をいったん受水槽に受けて給水する。
解説
給水方式には、配水管の水圧を利用して給水する直結式(直結直圧式・直結増圧式)と、配水管から分岐した給水管の水をいったん受水槽に受けてから給水する受水槽式、両者を併用する方式があります。
直結式は、衛生的で省エネルギーであり、受水槽の清掃なども不要という利点があります。受水槽式は、断水時にも一定の水を確保できる、配水管の水圧変動の影響を受けにくいなどの特徴があります。

他の選択肢が誤りである理由
・直結式と受水槽式の説明が逆になっています。
・直結式には配水管の水圧だけで給水する直結直圧式があり、受水槽式は受水槽からポンプなどで給水します。
・どちらも水道水を水源とする方式で、井戸水を水源とするものではありません。

覚え方のポイント
「直結=配水管の圧力で直接」「受水槽=いったん受けて、ポンプなどで送る」。
問27-1
受水槽式とすることが必要とされる場合に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 病院などで、災害や事故などによる断水時にも給水を確保しておく必要がある場合
イ 一時に多量の水を使うなどして、配水管の水圧低下を引き起こすおそれがある場合
ウ 有毒な薬品を使う工場など、逆流によって配水管の水を汚染するおそれがある場合
エ 配水管の水圧が十分にあり、2階建ての一般住宅に給水する場合
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ③3
解説
ア 適当。受水槽に水をためておくことで、断水時にも一定の水を確保できます。
イ 適当。受水槽を介することで、配水管への影響を抑えられます。
ウ 適当。受水槽で給水装置と工場内の設備を分離し、逆流による汚染を防ぎます。
エ 不適当。このような住宅は、直結直圧式で給水するのが一般的です。受水槽式とする必要はありません。
したがって、適当なものは3つです。

覚え方のポイント
受水槽式が必要なのは「断水時の確保」「配水管の水圧低下のおそれ」「常時一定の水量・水圧が必要」「逆流による汚染のおそれ」の場合です。
問37-1
直結増圧式に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①配水管の水圧だけで給水し、ポンプなどの増圧設備を一切使うことのない方式である。
  • ②配水管の水をいったん受水槽にためてから、揚水ポンプで高置水槽へ送る方式である。
  • ③給水管の途中に直結加圧形ポンプユニットを設置し、圧力を増して直結給水する方式。
  • ④井戸水をポンプで加圧してから、水道の給水管に直接連結して給水する方式である。
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正解 ③給水管の途中に直結加圧形ポンプユニットを設置し、圧力を増して直結給水する方式。
解説
直結増圧式は、給水管の途中に直結加圧形ポンプユニット(増圧給水設備)を設置し、配水管の水圧に不足分の圧力を加えて、中高層の建物などへ直結で給水する方式です。受水槽が不要で、衛生的な水を供給できます。
各階に直接給水する直送式と、いったん高置水槽に揚水してから自然流下で給水する高置水槽式があります。

他の選択肢が誤りである理由
・受水槽から揚水ポンプで高置水槽へ送るのは、受水槽式の高置水槽式です。
・増圧設備を使わず配水管の水圧だけで給水するのは、直結直圧式です。
・井戸水の配管を給水管に直接連結することは、クロスコネクションで禁止されています。

覚え方のポイント
「直結増圧=受水槽なしで、ポンプで押し上げる直結給水」。
問47-1
直結式給水の利点に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • ①配水管から直接給水するため、衛生的な水を供給できる。
  • ②受水槽の清掃や点検などの維持管理が不要になる。
  • ③断水時でも、受水槽の水で一定の時間は給水を続けられる。
  • ④配水管の水圧を利用するため、エネルギーの消費を抑えられる。
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正解 ③断水時でも、受水槽の水で一定の時間は給水を続けられる。
解説
断水時でも受水槽にたまった水で一定の時間給水を続けられるのは、受水槽式の特徴です。直結式は受水槽を持たないため、配水管が断水すれば給水も止まります。

他の選択肢が正しい理由
・直結式は配水管の水圧を利用するため、ポンプの電力消費を抑えられます(直結直圧式ではポンプ不要)。
・受水槽がないため、受水槽の清掃や点検が不要になります。
・水が受水槽で滞留しないため、残留塩素が保たれた衛生的な水を供給できます。

覚え方のポイント
直結式の利点は「省エネ・管理が楽・衛生的」、弱点は「断水時に水をためておけない」。
問57-1
次の図のように、受水槽式の給水方式のうち、受水槽の水を揚水ポンプで建物の屋上などの水槽へくみ上げ、そこから自然流下で各所へ給水する方式はどれか。
受水槽ポンプ屋上の水槽給水栓給水栓給水栓
  • ①直結直圧式
  • ②高置水槽式
  • ③圧力水槽式
  • ④ポンプ直送式
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正解 ②高置水槽式
解説
高置水槽式は、受水槽の水を揚水ポンプで屋上などに設けた高置水槽へくみ上げ、高置水槽から重力(自然流下)で各所へ給水する方式です。給水の圧力が比較的安定しているのが特徴です。

他の選択肢が誤りである理由
・ポンプ直送式は、受水槽の水を加圧ポンプで直接各所へ給水する方式で、高置水槽を設けません。
・圧力水槽式は、受水槽の水をポンプで圧力水槽に送り、その圧力で各所へ給水する方式です。
・直結直圧式は、受水槽を使わず、配水管の水圧で直接給水する方式です。

覚え方のポイント
受水槽式の3種は「高置水槽式(屋上から自然流下)・圧力水槽式(圧力タンク)・ポンプ直送式(ポンプで直接)」。
問67-1
次の図のように、受水槽式の給水方式のうち、受水槽の水を加圧ポンプで直接各所へ給水し、使用水量に応じてポンプの運転台数や回転数を制御する方式はどれか。
受水槽加圧ポンプ給水栓給水栓給水栓屋上に水槽はない
  • ①圧力水槽式
  • ②高置水槽式
  • ③直結増圧式
  • ④ポンプ直送式
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正解 ④ポンプ直送式
解説
ポンプ直送式は、受水槽の水を加圧ポンプで直接各所へ給水する方式で、使用水量の変化に応じて、ポンプの運転台数を変えたり、回転数を制御したりして、給水の圧力を一定に保ちます。高置水槽が不要です。

他の選択肢が誤りである理由
・高置水槽式は、屋上などの高置水槽から自然流下で給水します。
・圧力水槽式は、圧力水槽内の空気の圧力を利用して給水します。
・直結増圧式は、受水槽を使わず、給水管に直結した増圧設備で給水します。

覚え方のポイント
「受水槽から」なら受水槽式の3種類、「受水槽なしでポンプ」なら直結増圧式、と区別します。
問77-1
直結式給水とすることができる範囲(直結給水の対象となる建物の階高や規模など)に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①需要者が希望すれば、水圧にかかわらず何階建てでも直結給水できる。
  • ②直結加圧形ポンプユニットの製造者が、機種ごとに定めている。
  • ③建築基準法により、全国一律に3階建てまでと定められている。
  • ④配水管の水圧などを考慮して、水道事業者がその基準を定めている。
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正解 ④配水管の水圧などを考慮して、水道事業者がその基準を定めている。
解説
直結式給水とすることができる範囲は、配水管の水圧や配水の状況などを考慮して、それぞれの水道事業者が基準を定めています。直結直圧式で給水できる階数や、直結増圧式を採用できる建物の規模などは、水道事業者ごとに異なります。
そのため、給水装置の計画では、事前に水道事業者に確認することが必要です。

他の選択肢が誤りである理由
・ポンプユニットの製造者が定めるものではなく、水道事業者が基準を定めています。
・建築基準法で全国一律に定められているわけではありません。
・配水管の水圧を超えて直結直圧で給水することはできず、水道事業者の基準に従います。

覚え方のポイント
「直結給水の範囲は、水道事業者ごとの基準」。計画の最初に確認する事項です。
問87-1
受水槽式の給水方式に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①受水槽式では、配水管の水圧の変動が、そのまま建物内の給水の圧力に影響してしまう。
  • ②受水槽の水は長く滞留すると水質が悪化しやすいため、適切な容量と管理が必要である。
  • ③受水槽以下の設備も給水装置であり、水道法の構造・材質基準がそのまま適用される。
  • ④受水槽の水は配水管の水と常に同じ水質なので、容量を大きくするほど衛生的になる。
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正解 ②受水槽の水は長く滞留すると水質が悪化しやすいため、適切な容量と管理が必要である。
解説
受水槽式では、受水槽に水が長く滞留すると残留塩素が減少して水質が悪化しやすくなります。受水槽の容量は使用水量に見合った適切な大きさとし、定期的な清掃や点検などの管理を行う必要があります。
一方で、受水槽によって配水管の水圧変動の影響を受けにくく、断水時にも一定の水を確保できる利点があります。

他の選択肢が誤りである理由
・容量が大きすぎると滞留時間が長くなり、かえって水質が悪化します。
・受水槽以下の設備は給水装置ではなく、水道法の構造・材質基準は適用されません。
・受水槽で水をいったん受けるため、配水管の水圧変動の影響を受けにくくなります。

覚え方のポイント
受水槽は「大きすぎず、清潔に」。
問97-1
直結・受水槽併用式に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①1つの建物で、直結式と受水槽式の両方の方式を併用するものである。
  • ②1つの建物で、井戸水と水道水を同じ配管で混ぜて給水するものである。
  • ③1つの建物で、受水槽の水を配水管に戻して再び給水するものである。
  • ④1つの建物で、直結増圧式と直結直圧式を組み合わせる方式である。
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正解 ①1つの建物で、直結式と受水槽式の両方の方式を併用するものである。
解説
直結・受水槽併用式は、1つの建物で直結式と受水槽式の両方の給水方式を併用するものです。例えば、建物の低層階は配水管の水圧で直結給水し、高層階や大量に水を使う部分は受水槽式で給水する、といった使い分けをします。

他の選択肢が誤りである理由
・井戸水と水道水を同じ配管で混ぜることは、クロスコネクションで禁止されています。
・受水槽の水を配水管に戻すことはありません(逆流になります)。
・直結増圧式と直結直圧式の組合せではなく、直結式と受水槽式を併用するものです。

覚え方のポイント
「併用式=直結と受水槽の使い分け」。両系統の配管は完全に分けます。
問107-1
給水方式に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 直結増圧式には、直送式と高置水槽式がある。
イ 受水槽式には、ポンプ直送式、高置水槽式、圧力水槽式などがある。
ウ 直結式給水とすることができる範囲は、全国一律に法律で定められている。
エ 有毒薬品を使う工場など、逆流による汚染のおそれがある場合は、受水槽式とする。
  • ①ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正
  • ②ア:誤 イ:誤 ウ:誤 エ:誤
  • ③ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正
  • ④ア:正 イ:正 ウ:正 エ:誤
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正解 ①ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正
解説
ア 正。直結増圧式には、増圧設備から各所へ直接給水する直送式と、増圧して高置水槽へ送る高置水槽式があります。
イ 正。受水槽式には、ポンプ直送式、高置水槽式、圧力水槽式などがあります。
ウ 誤。直結式給水の範囲は、配水管の水圧などを考慮して水道事業者が定めています。
エ 正。逆流による配水管の汚染を防ぐため、受水槽式とします。

覚え方のポイント
「高置水槽式」は直結増圧式にも受水槽式にもあります。どこから水が来るか(増圧設備か受水槽か)で区別します。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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