2026年版・7-5

計画:水理計算の演習(水頭の換算・損失水頭・流量)の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置計画論」から、計画:水理計算の演習(水頭の換算・損失水頭・流量)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問17-5
配水管の計画最小動水圧が0.25MPaである。これを水頭に換算した値として、適当なものはどれか。ただし、水頭1mは0.01MPaとする。
  • ①25m
  • ②12.5m
  • ③2.5m
  • ④250m
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正解 ①25m
解説
水頭1mが0.01MPaなので、圧力(MPa)を0.01で割ると水頭(m)になります。
0.25 ÷ 0.01 = 25m
給水装置の計画では、配水管の水圧を水頭(m)に換算し、立上り高さ・損失水頭・所要水頭と同じ単位で比べます。

他の選択肢が誤りである理由
・2.5mは、0.1MPaを1mとして計算した値で、桁が1つ小さくなっています。
・12.5mは、0.02MPaを1mとして計算した値です。
・250mは、0.001MPaを1mとして計算した値で、桁が1つ大きくなっています。

覚え方のポイント
「0.1MPa ≒ 10m」。圧力と水頭の換算は、計画論の計算の出発点です。
問27-5
直結式で給水する計画で、給水栓の立上り高さが6m、給水栓までの総損失水頭が8m、給水栓の所要水頭が5mである。この給水栓を使用するために必要となる配水管の計画最小動水圧の最小値として、適当なものはどれか。ただし、水頭1mは0.01MPaとする。
  • ①0.11MPa
  • ②0.13MPa
  • ③0.19MPa
  • ④0.14MPa
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正解 ③0.19MPa
解説
直結式では、配水管の計画最小動水圧の水頭が、立上り高さ・総損失水頭・所要水頭の合計以上でなければなりません。
必要な水頭 = 6 + 8 + 5 = 19m
19m × 0.01 = 0.19MPa
したがって、計画最小動水圧が0.19MPa以上必要です。

他の選択肢が誤りである理由
・0.11MPaは、総損失水頭8mを加え忘れた値です(6+5)。
・0.13MPaは、立上り高さ6mを加え忘れた値です(8+5)。
・0.14MPaは、所要水頭5mを加え忘れた値です(6+8)。

覚え方のポイント
「立上り高さ+総損失水頭+所要水頭 ≦ 計画最小動水圧の水頭」。3つのうちどれかを忘れた値が誤答に並びます。
問37-5
延長15mの給水管に、止水栓(直管換算長2m)と水道メーター(直管換算長10m)が設けられている。計画使用水量を流したときの動水勾配が80‰のとき、給水用具類を含めた損失水頭として、適当なものはどれか。
  • ①0.96m
  • ②1.2m
  • ③21.6m
  • ④2.16m
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正解 ④2.16m
解説
給水用具類を含めた損失水頭は、給水管の延長に給水用具類の直管換算長を加えた長さに、動水勾配を掛けて求めます。
計算上の延長 = 15 + 2 + 10 = 27m
損失水頭 = 80/1,000 × 27 = 2.16m

他の選択肢が誤りである理由
・0.96mは、直管換算長の合計12mだけで計算した値です(80/1,000 × 12)。
・1.2mは、給水管の延長15mだけで計算した値です(80/1,000 × 15)。
・21.6mは、80‰を80/100として計算し、桁を1つ大きく誤った値です。

覚え方のポイント
「(延長+直管換算長)× 動水勾配 ÷ 1,000」。‰は1,000分の1です。
問47-5
同じ流量の水を流す場合に、給水管の内径を2倍にすると、管内の平均流速はおよそ何倍になるか。
  • ①4分の1
  • ②2分の1
  • ③2倍
  • ④8分の1
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正解 ①4分の1
解説
流量 = 流速 × 断面積 なので、流量が同じなら、流速は断面積に反比例します。
円の断面積は内径の2乗に比例するため、内径を2倍にすると断面積は2 × 2 = 4倍になり、流速は4分の1になります。
口径を大きくすると流速が遅くなり、損失水頭や水撃作用が小さくなるのはこのためです。

他の選択肢が誤りである理由
・2分の1は、断面積が内径に比例すると誤って考えた値です。
・2倍は、流速が内径に比例して大きくなると誤って考えた値です。
・8分の1は、内径の3乗に比例すると誤って考えた値です。

覚え方のポイント
「内径2倍 → 断面積4倍 → 流速4分の1」。
問57-5
内径25mm(断面積0.000491m²)の給水管に、平均流速1.5m/sで水が流れている。このときの流量として、最も近いものはどれか。
  • ①約0.74L/min
  • ②約29L/min
  • ③約177L/min
  • ④約44L/min
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正解 ④約44L/min
解説
流量 = 断面積 × 流速 で求めます。
0.000491m² × 1.5m/s = 0.0007365m³/s = 0.7365L/s
1分間では 0.7365 × 60 ≒ 44L/min となります。

他の選択肢が誤りである理由
・約0.74L/minは、L/sの値に60を掛け忘れ、単位だけをL/minにした値です。
・約29L/minは、流速1.5を掛け忘れた値です(0.000491 × 60 × 1,000)。
・約177L/minは、断面積を4倍に誤った場合の値です(内径の2乗を4で割り忘れた計算)。

覚え方のポイント
「Q = A × V」。m³/s → L/s は×1,000、L/s → L/min は×60。単位の換算を1つずつ確かめます。
問67-5
ヘーゼン・ウィリアムス公式では、同じ管で流量が変わったとき、摩擦損失水頭はおおむね流量の1.85乗に比例する。流量を1.5倍にしたときの摩擦損失水頭は、およそ何倍になるか。
  • ①約2.1倍
  • ②約1.85倍
  • ③約1.5倍
  • ④約2.25倍
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正解 ①約2.1倍
解説
摩擦損失水頭が流量の1.85乗に比例するので、流量を1.5倍にすると、損失水頭は1.5の1.85乗倍になります。
1.5^1.85 ≒ 2.12 なので、約2.1倍です。
流量が少し増えるだけで損失水頭は大きく増えるため、同時使用水量を適切に見積もることが大切です。

他の選択肢が誤りである理由
・約1.5倍は、損失水頭が流量に比例すると誤って考えた値です。
・約1.85倍は、指数1.85をそのまま倍率と取り違えた値です。
・約2.25倍は、流量の2乗(1.5 × 1.5)に比例するとした値です。

覚え方のポイント
損失水頭は「流量の約2乗に近い増え方(1.85乗)」。1.5倍なら約2.1倍、2倍なら約3.6倍です。
問77-5
配水管の分岐部から水道メーターまでの給水管(延長10m、動水勾配50‰)と、水道メーターから給水栓までの給水管(延長8m、動水勾配100‰)がある。水道メーターの損失水頭を1.2mとするとき、分岐部から給水栓までの損失水頭の合計として、適当なものはどれか。ただし、ほかの損失は考えないものとする。
  • ①1.3m
  • ②3.0m
  • ③2.5m
  • ④14.2m
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正解 ③2.5m
解説
区間ごとに損失水頭を求めて合計します。
分岐部〜メーター:50/1,000 × 10 = 0.5m
メーター〜給水栓:100/1,000 × 8 = 0.8m
合計 = 0.5 + 0.8 + 1.2(メーター)= 2.5m

他の選択肢が誤りである理由
・1.3mは、水道メーターの損失水頭1.2mを加え忘れた値です。
・3.0mは、最初の区間にも100‰を使って計算した値です(1.0 + 0.8 + 1.2)。
・14.2mは、‰を%と取り違えた値です(5 + 8 + 1.2)。

覚え方のポイント
口径や流量が変わるところで区間を分け、区間ごとの損失と給水用具の損失をすべて足します。
問87-5
直結式の計画で、配水管の計画最小動水圧の水頭が18m、給水栓の立上り高さが5m、総損失水頭が9m、給水栓の所要水頭が6mである。この計画についての判断として、適当なものはどれか。
  • ①余裕水頭が4mあるため、この口径のままで十分に計画することができる。
  • ②余裕水頭が−2mとなるため、口径を大きくするなどの見直しが必要である。
  • ③余裕水頭が−2mでも、所要水頭は目安なので、この口径のまま計画してよい。
  • ④余裕水頭が2mあるため、口径を1段小さくして費用を抑えることができる。
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正解 ②余裕水頭が−2mとなるため、口径を大きくするなどの見直しが必要である。
解説
余裕水頭 = 計画最小動水圧の水頭 −(立上り高さ + 総損失水頭 + 所要水頭)
= 18 −(5 + 9 + 6)= 18 − 20 = −2m
余裕水頭がマイナスになると、水の使用が多い時間帯に給水栓で必要な水量・水圧が得られません。口径を大きくして損失水頭を減らす、直結増圧式に変えるなどの見直しが必要です。

他の選択肢が誤りである理由
・余裕水頭4mは、所要水頭6mを差し引き忘れた値です(18 − 5 − 9)。
・余裕水頭がマイナスのまま計画すると、必要な水量・水圧が確保できません。
・余裕水頭は2mではなく−2mです。さらに口径を小さくすると損失水頭が増え、不足がもっと大きくなります。

覚え方のポイント
「余裕水頭がマイナス → 口径を上げる(損失を減らす)か、方式を変える」。
問97-5
給水装置の水理計算に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。ただし、水頭1mは0.01MPaとする。

ア 0.3MPaの水圧を水頭に換算すると、30mである。
イ 同じ流量のとき、給水管の内径を2倍にすると、平均流速は2分の1になる。
ウ 給水用具類を含めた損失水頭は、(延長+直管換算長)に動水勾配を掛けて求める。
エ 余裕水頭がマイナスになった場合は、口径を小さくして流速を上げればよい。
  • ①ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ②ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
  • ③ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
  • ④ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
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正解 ②ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
解説
ア 正。0.3 ÷ 0.01 = 30mです。
イ 誤。内径を2倍にすると断面積は4倍になるため、平均流速は4分の1になります。
ウ 正。給水管の延長に給水用具類の直管換算長を加えた長さに、動水勾配を掛けて求めます。
エ 誤。口径を小さくすると流速が速くなり、損失水頭はかえって大きくなります。余裕水頭がマイナスのときは、口径を大きくするなどの見直しをします。

覚え方のポイント
「0.1MPa ≒ 10m」「内径2倍で流速4分の1」「口径を大きくすると損失は小さくなる」。
問107-5
給水装置の水理計算に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 流量が同じなら、給水管の断面積が大きいほど平均流速は遅くなる。
イ ヘーゼン・ウィリアムス公式では、流量を2倍にすると摩擦損失水頭は約3.6倍になる。
ウ 動水勾配が50‰で延長20mの給水管の摩擦損失水頭は、1.0mである。
エ 流量(m³/s)は、断面積(m²)に平均流速(m/s)を掛けて求める。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
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正解 ④4
解説
ア 適当。流量 = 断面積 × 流速 なので、流量が同じなら断面積が大きいほど流速は遅くなります。
イ 適当。2の1.85乗 ≒ 3.6 です。
ウ 適当。50/1,000 × 20 = 1.0m です。
エ 適当。Q = A × V です。
したがって、適当なものは4つです。

覚え方のポイント
水理計算は「Q = A × V」「損失 = 動水勾配 × 延長 ÷ 1,000」「損失は流量の1.85乗に比例」の3つで、ほとんどの問題が解けます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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