2026年版・7-7

計画:計画使用水量と受水槽・増圧の計算演習の一問一答

給水装置工事主任技術者試験「給水装置計画論」から、計画:計画使用水量と受水槽・増圧の計算演習に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全600問) 給水装置計画論の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式と五肢択一式が混在しますが、ここでは全て4択で出題しています。

問17-7
ある住宅の給水用具は、台所流し12L/min、洗面器8L/min、浴槽20L/min、洗濯流し12L/min、大便器(洗浄タンク)12L/minの5個である。標準化した同時使用水量により計算する場合、同時使用水量として最も近いものはどれか。ただし、給水用具数5個の同時使用水量比は2.2とする。
  • ①28.2L/min
  • ②12.8L/min
  • ③64L/min
  • ④140.8L/min
答えと解説を見る
正解 ①28.2L/min
解説
標準化した同時使用水量は、次の式で求めます。
同時使用水量 = 給水用具の全使用水量 ÷ 給水用具の総数 × 同時使用水量比
全使用水量 = 12 + 8 + 20 + 12 + 12 = 64L/min
64 ÷ 5 = 12.8L/min(1個あたりの平均)
12.8 × 2.2 ≒ 28.2L/min

他の選択肢が誤りである理由
・12.8L/minは、平均の使用水量で、同時使用水量比を掛け忘れています。
・64L/minは、全部の給水用具を同時に使う場合の合計です。
・140.8L/minは、全使用水量を個数で割らずに、同時使用水量比を掛けた値です(64 × 2.2)。

覚え方のポイント
「平均を出してから比を掛ける」。合計に直接比を掛けると大きすぎる値になります。
問27-7
10戸の集合住宅に直結式で給水する。1戸あたりの同時使用水量を40L/min、10戸の場合の同時使用戸数率を90%とするとき、この集合住宅全体の同時使用水量として、適当なものはどれか。
  • ①36L/min
  • ②40L/min
  • ③360L/min
  • ④400L/min
答えと解説を見る
正解 ③360L/min
解説
集合住宅では、すべての住戸が同時に最大の水量を使うことはないため、戸数に応じた同時使用戸数率を掛けて、同時に使用する戸数を求めます。
同時使用戸数 = 10戸 × 0.9 = 9戸
同時使用水量 = 9戸 × 40L/min = 360L/min

他の選択肢が誤りである理由
・36L/minは、1戸分の水量に同時使用戸数率を掛けただけの値です。
・40L/minは、1戸分の同時使用水量そのものです。
・400L/minは、10戸すべてが同時に使うとした合計で、同時使用を考慮していません。

覚え方のポイント
集合住宅も「全部の住戸が同時に最大には使わない」。戸数×率で同時に使う戸数を出します。
問37-7
ある事務所ビルの給水用具は、大便器(洗浄弁)4個、小便器(洗浄弁)4個、洗面器6個である。給水用具給水負荷単位を、大便器(洗浄弁)10、小便器(洗浄弁)5、洗面器2とするとき、給水用具給水負荷単位の合計として、適当なものはどれか。
  • ①14
  • ②17
  • ③60
  • ④72
答えと解説を見る
正解 ④72
解説
給水用具給水負荷単位による方法では、給水用具ごとの負荷単位に個数を掛けて合計し、その合計値から同時使用流量線図などで同時使用水量を読み取ります。
大便器:10 × 4 = 40
小便器:5 × 4 = 20
洗面器:2 × 6 = 12
合計 = 40 + 20 + 12 = 72

他の選択肢が誤りである理由
・14は、給水用具の個数だけを合計した値です(4+4+6)。
・17は、負荷単位を1個ずつ足しただけの値です(10+5+2)。
・60は、洗面器の分(2 × 6 = 12)を加え忘れた値です。

覚え方のポイント
負荷単位は「単位 × 個数 を全部足す」。合計が出たら線図で水量に直します。
問47-7
在勤人員150人の事務所ビルで、1人1日あたりの使用水量を80Lとする。この建物の計画1日使用水量として、適当なものはどれか。
  • ①1.2m³
  • ②15m³
  • ③12m³
  • ④120m³
答えと解説を見る
正解 ③12m³
解説
計画1日使用水量 = 1人1日あたりの使用水量 × 人員
= 80L × 150人 = 12,000L = 12m³
受水槽式の場合、この計画1日使用水量をもとに受水槽の容量などを決めます。

他の選択肢が誤りである理由
・1.2m³は、Lからm³への換算で桁を1つ小さく誤った値です。
・120m³は、Lからm³への換算で桁を1つ大きく誤った値です。
・15m³は、1人1日あたりを100Lとして計算した値です。

覚え方のポイント
「1,000L = 1m³」。人数と1人あたりの量を掛けたら、最後に単位を換算します。
問57-7
計画1日使用水量が12m³の建物に受水槽を設ける。受水槽の有効容量を計画1日使用水量の5/10とするとき、受水槽の有効容量として、適当なものはどれか。
  • ①1.2m³
  • ②6m³
  • ③12m³
  • ④24m³
答えと解説を見る
正解 ②6m³
解説
受水槽の有効容量 = 12m³ × 5/10 = 6m³
受水槽の有効容量は、一般に計画1日使用水量の4/10〜6/10程度が目安とされています。

他の選択肢が誤りである理由
・1.2m³は、5/10ではなく1/10で計算した値です。
・12m³は、計画1日使用水量そのもので、5/10を掛け忘れています。
・24m³は、2倍として計算した値で、大きすぎて水が滞留します。

覚え方のポイント
「受水槽の有効容量=計画1日使用水量の4〜6割」。
問67-7
計画1日使用水量が24m³で、1日の使用時間を8時間とする建物について、時間平均予想給水量として、適当なものはどれか。
  • ①1m³/h
  • ②192m³/h
  • ③8m³/h
  • ④3m³/h
答えと解説を見る
正解 ④3m³/h
解説
時間平均予想給水量は、計画1日使用水量を1日の使用時間で割って求めます。
24m³ ÷ 8h = 3m³/h
建物の水の使用は時間帯によって変わるため、ピークの時間帯の給水量はこの時間平均より大きくなります。

他の選択肢が誤りである理由
・1m³/hは、使用時間ではなく24時間で割った値です。
・8m³/hは、使用時間の数値をそのまま答えた値です。
・192m³/hは、割るべきところを掛けた値です(24 × 8)。

覚え方のポイント
「時間平均 = 1日の量 ÷ 使う時間」。24時間で割らないよう注意します。
問77-7
直結増圧式で、増圧設備(直結加圧形ポンプユニット)から末端の最高位の給水用具までの高さが25m、増圧設備の下流側の給水管などの損失が0.06MPa、末端の給水用具の所要圧力が0.07MPaである。増圧設備に必要な吐水圧として、適当なものはどれか。ただし、水頭1mは0.01MPaとする。
  • ①0.13MPa
  • ②0.31MPa
  • ③0.32MPa
  • ④0.38MPa
答えと解説を見る
正解 ④0.38MPa
解説
増圧設備の吐水圧は、末端の最高位の給水用具を使うために必要な圧力の合計です。
高さに相当する圧力 = 25 × 0.01 = 0.25MPa
吐水圧 = 0.25 + 0.06 + 0.07 = 0.38MPa

他の選択肢が誤りである理由
・0.13MPaは、高さに相当する圧力を加え忘れた値です。
・0.31MPaは、所要圧力0.07MPaを加え忘れた値です。
・0.32MPaは、下流側の損失0.06MPaを加え忘れた値です。

覚え方のポイント
増圧設備の吐水圧は「高さ + 下流の損失 + 末端の所要圧力」。
問87-7
同時使用水量比(標準化した同時使用水量で用いる値)に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • ①給水用具数が増えるほど小さくなり、給水用具数が多い建物では1より小さくなる。
  • ②給水用具数が増えるほど大きくなるが、給水用具数に比例するわけではない。
  • ③給水用具数に関係なく常に一定の値で、どの建物でも同じ数値を用いて計算する。
  • ④給水用具数に比例して大きくなるため、給水用具数と常に同じ数値になる。
答えと解説を見る
正解 ②給水用具数が増えるほど大きくなるが、給水用具数に比例するわけではない。
解説
同時使用水量比は、1個あたりの平均使用水量に掛けて同時使用水量を求めるための値です。給水用具数が増えるほど同時に使われる給水用具も増えるため、値は大きくなります。しかし、全部が同時に使われることはまれなので、給水用具数に比例して大きくなるわけではありません。
例えば、給水用具数4個で2.0、5個で2.2とされています(問題文で示される値を使います)。

他の選択肢が誤りである理由
・給水用具数が増えると値は大きくなり、1より小さくはなりません(1個のときが1.0です)。
・給水用具数によって値が変わります。
・給水用具数と同じ値にすると、全部を同時に使う計算になってしまいます。

覚え方のポイント
同時使用水量比は「増えるが、比例ほどは増えない」。これが「全部同時には使わない」を数字にしたものです。
問97-7
計画使用水量の計算に関する次の記述ア〜エの正誤の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 標準化した同時使用水量は、全使用水量を給水用具の総数で割り、同時使用水量比を掛けて求める。
イ 集合住宅の同時使用水量は、1戸分の水量に戸数を掛けた値をそのまま用いる。
ウ 時間平均予想給水量は、計画1日使用水量を24時間で割って求める。
エ 給水用具給水負荷単位による方法では、負荷単位の合計から線図などで同時使用水量を求める。
  • ①ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
  • ②ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤
  • ③ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
  • ④ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正
答えと解説を見る
正解 ①ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
解説
ア 正。全使用水量 ÷ 総数 × 同時使用水量比 です。
イ 誤。すべての住戸が同時に最大の水量を使うことはないため、同時使用戸数率などで同時使用を考慮します。
ウ 誤。時間平均予想給水量は、計画1日使用水量を「1日の使用時間」で割って求めます。
エ 正。負荷単位を合計し、同時使用流量線図などから同時使用水量を読み取ります。

覚え方のポイント
計画使用水量の計算は、どれも「全部同時には使わない」「使う時間で割る」という考え方でできています。
問107-7
計画使用水量と受水槽の計算に関する次の記述ア〜エのうち、適当なものの数はどれか。

ア 在勤人員100人、1人1日80Lの事務所の計画1日使用水量は、8m³である。
イ 計画1日使用水量10m³の建物で、受水槽の有効容量を4/10とすると、4m³である。
ウ 計画1日使用水量20m³、使用時間10時間の建物の時間平均予想給水量は、2m³/hである。
エ 標準化した同時使用水量で、全使用水量60L/min、給水用具数4個、同時使用水量比2.0のとき、同時使用水量は120L/minである。
  • ①1
  • ②2
  • ③3
  • ④4
答えと解説を見る
正解 ③3
解説
ア 適当。80L × 100人 = 8,000L = 8m³ です。
イ 適当。10m³ × 4/10 = 4m³ です。
ウ 適当。20m³ ÷ 10h = 2m³/h です。
エ 不適当。60 ÷ 4 × 2.0 = 30L/min です。120L/minは、全使用水量60に同時使用水量比2.0を直接掛けた誤った値です。
したがって、適当なものはア、イ、ウの3つです。

覚え方のポイント
計算問題は「どの値で割り、どの値を掛けるか」を式で書いてから数字を入れると、取り違えを防げます。

給水装置工事主任技術者試験の対策問題(全600問)に戻る

非公式の資格試験対策サイトです。公益財団法人給水工事技術振興財団及び国土交通省・環境省とは一切関係ありません。

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】