2026年版・2-2

屋内消火栓設備の技術基準(1号・易操作性1号・2号・広範囲型2号)の一問一答

消防設備士試験(甲種第1類)「消防関係法令(第1類)」から、屋内消火栓設備の技術基準(1号・易操作性1号・2号・広範囲型2号)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。筆記試験は本試験と同じ四肢択一です。記述式の実技(鑑別・製図)の論点も、ここでは4択に置き換えて出題しています。

問12-2
1号消火栓(消防法施行令第11条第3項第1号)の技術基準として、正しい組合せはどれか。
  • ①水平距離15m以下・放水圧力0.25MPa以上・放水量60L/min以上
  • ②水平距離25m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量130L/min以上
  • ③水平距離25m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量80L/min以上
  • ④水平距離25m以下・放水圧力0.25MPa以上・放水量130L/min以上
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正解 ②水平距離25m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量130L/min以上
解説
1号消火栓は、階ごとに、その階の各部分から1つのホース接続口までの水平距離が25m以下となるように設け、ノズルの先端で放水圧力0.17MPa以上、放水量130L/min以上の性能が必要です(令第11条第3項第1号)。
この性能は、いずれの階でも、その階のすべての消火栓(2個を超えるときは2個)を同時に使用したときに満たす必要があります。

他の選択肢が誤りである理由
・「水平距離15m以下・放水圧力0.25MPa以上・放水量60L/min以上」は誤りです。15m・0.25MPa・60L/minは2号消火栓の基準です。
・「水平距離25m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量80L/min以上」は誤りです。25m・0.17MPa・80L/minは広範囲型2号消火栓の基準です。
・「水平距離25m以下・放水圧力0.25MPa以上・放水量130L/min以上」は誤りです。1号消火栓の放水圧力は0.17MPa以上です。0.25MPaは2号消火栓の値です。

覚え方のポイント
1号は「25m・0.17MPa・130L/min」、2号は「15m・0.25MPa・60L/min」、広範囲型2号は「25m・0.17MPa・80L/min」。表にして覚えるのが確実です。
問22-2
2号消火栓(消防法施行令第11条第3項第2号イ)の技術基準として、正しい組合せはどれか。
  • ①水平距離25m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量130L/min以上
  • ②水平距離25m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量80L/min以上
  • ③水平距離15m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量60L/min以上
  • ④水平距離15m以下・放水圧力0.25MPa以上・放水量60L/min以上
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正解 ④水平距離15m以下・放水圧力0.25MPa以上・放水量60L/min以上
解説
2号消火栓は、水平距離15m以下、ノズルの先端で放水圧力0.25MPa以上、放水量60L/min以上の性能が必要です(令第11条第3項第2号イ)。
ホースは一人で操作できる構造(保形ホースなど)とし、水源の水量は設置個数(最大2)×1.2m³以上です。
放水量が少ない代わりに放水圧力は1号より高く定められています。

他の選択肢が誤りである理由
・「水平距離25m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量130L/min以上」は誤りです。25m・0.17MPa・130L/minは1号消火栓の基準です。
・「水平距離25m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量80L/min以上」は誤りです。25m・0.17MPa・80L/minは広範囲型2号消火栓の基準です。
・「水平距離15m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量60L/min以上」は誤りです。2号消火栓の放水圧力は0.25MPa以上です。0.17MPaではありません。

覚え方のポイント
2号は「15m・0.25MPa・60L/min・水源1.2m³」。放水量は少ないが圧力は高い、と覚えると1号と区別しやすくなります。
問32-2
広範囲型2号消火栓(消防法施行令第11条第3項第2号ロ)の技術基準として、正しい組合せはどれか。
  • ①水平距離25m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量80L/min以上
  • ②水平距離15m以下・放水圧力0.25MPa以上・放水量80L/min以上
  • ③水平距離25m以下・放水圧力0.25MPa以上・放水量60L/min以上
  • ④水平距離20m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量130L/min以上
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正解 ①水平距離25m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量80L/min以上
解説
広範囲型2号消火栓は、水平距離25m以下、ノズルの先端で放水圧力0.17MPa以上、放水量80L/min以上の性能が必要です(令第11条第3項第2号ロ)。
1号消火栓と同じ25mの範囲を、一人で操作できる2号消火栓の操作性で警戒できるように定められた種類です。
水源の水量は、設置個数(最大2)×1.6m³以上です(80L/min×20分=1.6m³)。

他の選択肢が誤りである理由
・「水平距離15m以下・放水圧力0.25MPa以上・放水量80L/min以上」は誤りです。広範囲型2号消火栓の水平距離は25m、放水圧力は0.17MPaです。
・「水平距離25m以下・放水圧力0.25MPa以上・放水量60L/min以上」は誤りです。広範囲型2号消火栓の放水圧力は0.17MPa、放水量は80L/minです。
・「水平距離20m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量130L/min以上」は誤りです。水平距離20mという基準はありません。また、放水量130L/minは1号消火栓の値です。

覚え方のポイント
広範囲型2号は「1号の範囲(25m)を2号の操作性で」。数字は「25m・0.17MPa・80L/min・1.6m³」です。
問42-2
1号消火栓を設置する防火対象物で、屋内消火栓の設置個数が最も多い階の設置個数が3個である。水源に必要な水量として、正しいものはどれか。
  • ①2.6m³以上
  • ②7.8m³以上
  • ③5.2m³以上
  • ④3.9m³以上
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正解 ③5.2m³以上
解説
1号消火栓の水源の水量は、屋内消火栓の設置個数が最も多い階の設置個数(2を超えるときは2とする)に2.6m³を乗じて得た量以上です(令第11条第3項第1号ハ)。
この例では最も多い階が3個ですが、2を超えるので2個として計算します。
2×2.6m³=5.2m³以上となります。

他の選択肢が誤りである理由
・「2.6m³以上」は誤りです。2.6m³は消火栓1個分です。2個分が必要です。
・「7.8m³以上」は誤りです。7.8m³は3個分で計算した値です。2を超えるときは2個として計算します。
・「3.9m³以上」は誤りです。3.9m³は2.6m³を1.5倍した値で、計算の根拠がありません。

覚え方のポイント
水源は「最多階の個数(上限2)×2.6m³」。個数がいくつあっても、計算に使うのは最大2個です。

ひっかけ注意
問題文の個数(3個・5個など)をそのまま掛けてしまう誤りが最も多いひっかけです。
問52-2
2号消火栓を設置する防火対象物で、屋内消火栓の設置個数が最も多い階の設置個数が1個である。水源に必要な水量として、正しいものはどれか。
  • ①1.6m³以上
  • ②2.4m³以上
  • ③1.2m³以上
  • ④2.6m³以上
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正解 ③1.2m³以上
解説
2号消火栓の水源の水量は、設置個数が最も多い階の設置個数(2を超えるときは2)に1.2m³を乗じて得た量以上です(令第11条第3項第2号イ(4))。
この例では最も多い階が1個なので、1×1.2m³=1.2m³以上です。
1.2m³は、放水量60L/minで20分間放水できる量(60×20=1,200L)に当たります。

他の選択肢が誤りである理由
・「1.6m³以上」は誤りです。1.6m³は広範囲型2号消火栓1個分の水量です。
・「2.4m³以上」は誤りです。2.4m³は2号消火栓2個分の水量です。この例では最も多い階が1個です。
・「2.6m³以上」は誤りです。2.6m³は1号消火栓1個分の水量です。

覚え方のポイント
1個あたりの水源は「1号2.6・広範囲型2号1.6・2号1.2(m³)」。どれも「放水量×20分」で求められます。
問62-2
1号消火栓を用いる屋内消火栓設備で、設置個数が最も多い階の設置個数が4個の場合、ポンプの吐出量として必要な量はどれか。
  • ①300L/min以上
  • ②260L/min以上
  • ③600L/min以上
  • ④520L/min以上
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正解 ①300L/min以上
解説
消防法施行規則第12条第1項第7号ハ(イ)により、1号消火栓のポンプの吐出量は、設置個数が最も多い階の設置個数(2を超えるときは2)に150L/minを乗じて得た量以上です。
最も多い階が4個でも2個として計算し、2×150L/min=300L/min以上となります。
ノズルの放水量(130L/min)より多い150L/minで計算するのは、配管やポンプの余裕を見込むためです。

他の選択肢が誤りである理由
・「260L/min以上」は誤りです。260L/minは、放水量130L/minを2倍した値です。ポンプの吐出量は150L/minで計算します。
・「600L/min以上」は誤りです。600L/minは4個分で計算した値です。個数は最大2で計算します。
・「520L/min以上」は誤りです。520L/minは130L/minを4倍した値で、使う数値も個数も誤っています。

覚え方のポイント
ポンプの吐出量は「1号150・広範囲型2号90・2号70(L/min)×個数(最大2)」。ノズルの放水量(130・80・60)より20〜10多い数値です。
問72-2
屋内消火栓(1号消火栓)の開閉弁の位置として、正しいものはどれか。
  • ①床面からの高さが2.0m以下の位置又は壁面に設ける
  • ②床面からの高さが1.8m以下の位置又は天井に設ける
  • ③床面からの高さが1.0m以上1.5m以下の位置に設ける
  • ④床面からの高さが1.5m以下の位置又は天井に設ける
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正解 ④床面からの高さが1.5m以下の位置又は天井に設ける
解説
消防法施行規則第12条第1項第1号により、屋内消火栓の開閉弁は、床面からの高さが1.5m以下の位置、又は天井に設けます。
天井に設ける場合は、開閉弁を自動式のものとしなければなりません(同号ただし書)。

他の選択肢が誤りである理由
・「床面からの高さが2.0m以下の位置又は壁面に設ける」は誤りです。2.0m以下では高すぎます。基準は1.5m以下(又は天井)です。
・「床面からの高さが1.8m以下の位置又は天井に設ける」は誤りです。天井に設けることはできますが、1.8m以下では高すぎます。基準は1.5m以下です。
・「床面からの高さが1.0m以上1.5m以下の位置に設ける」は誤りです。下限の高さ(1.0m以上)は定められていません。また、天井に設けることもできます。

覚え方のポイント
開閉弁は「1.5m以下(天井なら自動式)」。手が届いて、すぐに開けられる高さです。
問82-2
易操作性1号消火栓に関する記述として、正しいものはどれか。
  • ①2号消火栓の一種で、水平距離15m以下・放水量60L/minのもの
  • ②1号消火栓の性能を持ち、一人でもホースの延長と放水の操作ができるもの
  • ③1号消火栓より放水量を減らし、高齢者だけが使えるようにした消火栓のこと
  • ④ポンプを使わず、高架水槽の落差だけで放水することを条件にした消火栓
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正解 ②1号消火栓の性能を持ち、一人でもホースの延長と放水の操作ができるもの
解説
易操作性1号消火栓は、1号消火栓(水平距離25m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量130L/min以上)の性能を持ちながら、一人でも操作できるようにしたものです。
消防法施行規則第12条第1項第7号ヘただし書により、開閉弁の開放やホースの延長操作などと連動してポンプが起動する方式とし、ノズルには容易に開閉できる装置を設け、ホースは延長・格納が容易にできるよう収納します。
従来の1号消火栓は2人以上で操作する(1人がホースを延ばし、もう1人が開閉弁を開く)ことが前提でしたが、易操作性1号消火栓は一人で操作できます。

他の選択肢が誤りである理由
・「2号消火栓の一種で、水平距離15m以下・放水量60L/minのもの」は誤りです。水平距離15m・放水量60L/minは2号消火栓の性能です。易操作性1号消火栓は1号消火栓の性能を持ちます。
・「1号消火栓より放水量を減らし、高齢者だけが使えるようにした消火栓のこと」は誤りです。放水量は1号消火栓と同じ130L/min以上で、使う人を限定したものでもありません。
・「ポンプを使わず、高架水槽の落差だけで放水することを条件にした消火栓」は誤りです。加圧送水装置の方式を限定したものではありません。ポンプ方式でも設置できます。

覚え方のポイント
易操作性1号=「1号の性能(25m・0.17MPa・130L/min)」+「2号の操作性(一人で使える)」。工場や倉庫など1号が必要な建物でも使えるのが利点です。
問92-2
消防法施行令第11条第3項第1号により、1号消火栓でなければならない(2号消火栓・広範囲型2号消火栓を選べない)防火対象物の組合せとして、正しいものはどれか。
  • ①病院・旅館・共同住宅・老人ホーム
  • ②工場・倉庫・指定可燃物の貯蔵施設
  • ③劇場・飲食店・百貨店・映画館
  • ④事務所・学校・図書館・地下街の店舗
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正解 ②工場・倉庫・指定可燃物の貯蔵施設
解説
消防法施行令第11条第3項第1号により、(12)項イの工場・作業場、(14)項の倉庫、指定可燃物を750倍以上貯蔵し又は取り扱う建築物などは、1号消火栓の基準によらなければなりません。
これらは火災荷重(燃える物の量)が大きく、放水量の大きい1号消火栓が必要とされるためです。
それ以外の防火対象物では、1号消火栓、2号消火栓、広範囲型2号消火栓のいずれかを選ぶことができます。

他の選択肢が誤りである理由
・「病院・旅館・共同住宅・老人ホーム」は誤りです。病院・旅館・共同住宅などは、2号消火栓などを選ぶこともできます。
・「劇場・飲食店・百貨店・映画館」は誤りです。劇場・飲食店・百貨店も、2号消火栓などを選ぶことができます。
・「事務所・学校・図書館・地下街の店舗」は誤りです。事務所・学校・図書館も、2号消火栓などを選ぶことができます。

覚え方のポイント
「工場・倉庫・指定可燃物」は燃える物が多いので1号限定。病院や旅館などで2号消火栓が多く使われるのは、一人で操作できるからです。
問102-2
屋内消火栓設備の加圧送水装置に関する基準のうち、ノズルの先端における放水圧力について講じなければならない措置として、正しいものはどれか。
  • ①放水圧力が1.0MPaを超えないための措置
  • ②放水圧力が0.5MPaを超えないための措置
  • ③放水圧力を0.17MPa以上に常時保つ措置
  • ④放水圧力が0.7MPaを超えないための措置
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正解 ④放水圧力が0.7MPaを超えないための措置
解説
消防法施行規則第12条第1項第7号ホにより、加圧送水装置には、屋内消火栓設備のノズルの先端における放水圧力が0.7MPaを超えないための措置を講じなければなりません。
圧力が高すぎると、ホースの反動が大きくなって人が操作できなくなるためです。
具体的には、減圧弁やオリフィスを設ける、高層部と低層部で配管系統を分けるといった方法がとられます。

他の選択肢が誤りである理由
・「放水圧力が1.0MPaを超えないための措置」は誤りです。上限は1.0MPaではなく0.7MPaです。
・「放水圧力が0.5MPaを超えないための措置」は誤りです。上限は0.5MPaではなく0.7MPaです。
・「放水圧力を0.17MPa以上に常時保つ措置」は誤りです。0.17MPaは1号消火栓の放水圧力の下限で、常に加圧しておく措置を定めた規定ではありません。

覚え方のポイント
放水圧力は「下限0.17(1号)〜上限0.7MPa」。上限を超えないための措置(減圧弁など)が必要です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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