2026年版・4-1

オームの法則と合成抵抗の一問一答

消防設備士試験(甲種第1類)「基礎的知識(電気)」から、オームの法則と合成抵抗に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。筆記試験は本試験と同じ四肢択一です。記述式の実技(鑑別・製図)の論点も、ここでは4択に置き換えて出題しています。

問14-1
20Ωの抵抗に100Vの電圧を加えたとき、流れる電流として正しいものはどれか。
  • ①2,000A
  • ②5A
  • ③0.2A
  • ④120A
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正解 ②5A
解説
オームの法則は V=I×R(電圧=電流×抵抗)です。
電流は I=V÷R=100V÷20Ω=5A となります。

他の選択肢が誤りである理由
・「2,000A」は誤りです。2,000Aは、電圧と抵抗を掛けた値です。
・「0.2A」は誤りです。0.2Aは、抵抗を電圧で割った値です(20÷100)。
・「120A」は誤りです。120Aは、電圧と抵抗を足した値です。

覚え方のポイント
オームの法則は「V=IR」。I=V/R、R=V/I と、求めるものに合わせて変形します。
問24-1
10Ω、20Ω、30Ωの3つの抵抗を直列に接続したときの合成抵抗として、正しいものはどれか。
  • ①約5.5Ω
  • ②20Ω
  • ③6,000Ω
  • ④60Ω
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正解 ④60Ω
解説
直列接続の合成抵抗は、それぞれの抵抗の和です。
R=10+20+30=60Ω となります。
直列につなぐほど、合成抵抗は大きくなります。

他の選択肢が誤りである理由
・「約5.5Ω」は誤りです。約5.5Ωは、並列接続の合成抵抗(1/(1/10+1/20+1/30)≒5.45Ω)です。
・「20Ω」は誤りです。20Ωは、3つの抵抗の平均値で、合成抵抗ではありません。
・「6,000Ω」は誤りです。6,000Ωは、3つの抵抗を掛けた値です。

覚え方のポイント
「直列は足し算」「並列は逆数の足し算」。直列の合成抵抗は、どの抵抗よりも大きくなります。
問34-1
6Ωと3Ωの抵抗を並列に接続したときの合成抵抗として、正しいものはどれか。
  • ①2Ω
  • ②4.5Ω
  • ③9Ω
  • ④18Ω
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正解 ①2Ω
解説
並列接続の合成抵抗は、それぞれの抵抗の逆数の和の逆数です。
2つの抵抗の並列は「積÷和」で求めることもでき、R=(6×3)÷(6+3)=18÷9=2Ω となります。
並列の合成抵抗は、最も小さい抵抗(3Ω)よりもさらに小さくなります。

他の選択肢が誤りである理由
・「4.5Ω」は誤りです。4.5Ωは、2つの抵抗の平均値です。
・「9Ω」は誤りです。9Ωは、2つの抵抗を直列に接続したときの合成抵抗です。
・「18Ω」は誤りです。18Ωは、2つの抵抗を掛けた値で、和で割っていません。

覚え方のポイント
2つの抵抗の並列は「和分の積(積÷和)」。並列の合成抵抗は、いちばん小さい抵抗より必ず小さくなります。
問44-1
図の回路で、電源から流れ出る電流として正しいものはどれか。
R1 4ΩR2 6ΩR3 3Ω12V
  • ①1A
  • ②4A
  • ③2A
  • ④0.92A
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正解 ③2A
解説
まず、並列部分(R2 6Ω と R3 3Ω)の合成抵抗を求めます。(6×3)÷(6+3)=2Ω です。
これに R1(4Ω)が直列につながっているので、回路全体の合成抵抗は 4+2=6Ω です。
電源から流れ出る電流は、I=12V÷6Ω=2A となります。

他の選択肢が誤りである理由
・「1A」は誤りです。1Aは、合成抵抗を12Ωとして計算した値です。
・「4A」は誤りです。4Aは、合成抵抗を3Ωとして計算した値で、R1(4Ω)を足していません。
・「0.92A」は誤りです。0.92Aは、3つの抵抗をすべて直列(13Ω)として計算した値です。

覚え方のポイント
直並列回路は「並列部分を先に1つにまとめる → 直列で足す → オームの法則」の順に解きます。
問54-1
同じ材質の電線で、長さを2倍にし、断面積も2倍にしたとき、電線の抵抗はどうなるか。
  • ①4倍になる
  • ②2倍になる
  • ③変わらない
  • ④2分の1になる
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正解 ③変わらない
解説
電線の抵抗は R=ρ×L÷A(ρ:抵抗率、L:長さ、A:断面積)で、長さに比例し、断面積に反比例します。
長さを2倍にすると抵抗は2倍、断面積を2倍にすると抵抗は2分の1になるので、2×(1/2)=1倍、つまり変わりません。

他の選択肢が誤りである理由
・「4倍になる」は誤りです。長さの影響と断面積の影響を、どちらも抵抗が増える方向に考えた誤りです。
・「2倍になる」は誤りです。長さの影響だけを考え、断面積の影響を考えていない値です。
・「2分の1になる」は誤りです。断面積の影響だけを考え、長さの影響を考えていない値です。

覚え方のポイント
電線の抵抗は「長いほど大きく、太いほど小さい」。直径が2倍なら断面積は4倍なので、抵抗は4分の1になります。
問64-1
30Ωの抵抗を3個並列に接続したときの合成抵抗として、正しいものはどれか。
  • ①10Ω
  • ②90Ω
  • ③15Ω
  • ④30Ω
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正解 ①10Ω
解説
同じ大きさの抵抗Rをn個並列に接続すると、合成抵抗は R÷n になります。
30Ω÷3=10Ω となります。
逆数の和で計算しても、1/30+1/30+1/30=3/30=1/10 なので、10Ω です。

他の選択肢が誤りである理由
・「90Ω」は誤りです。90Ωは、3個を直列に接続したときの合成抵抗です。
・「15Ω」は誤りです。15Ωは、2個を並列に接続したときの合成抵抗です。
・「30Ω」は誤りです。30Ωは、抵抗1個分の値です。並列にすると合成抵抗は小さくなります。

覚え方のポイント
同じ抵抗をn個並列にすると「R÷n」、直列にすると「R×n」。
問74-1
キルヒホッフの第1法則(電流の法則)の内容として、正しいものはどれか。
  • ①閉じた回路の起電力の和は、電圧降下の和に等しくなる
  • ②導体に流れる電流は、加えた電圧に反比例して変わる
  • ③電流が流れると、抵抗に比例した熱が発生することになる
  • ④接続点に流れ込む電流の和は、流れ出る電流の和に等しい
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正解 ④接続点に流れ込む電流の和は、流れ出る電流の和に等しい
解説
キルヒホッフの第1法則(電流則)は、回路の任意の接続点(分岐点)について、流れ込む電流の和と流れ出る電流の和が等しいという法則です。
電流は接続点でなくなったり、増えたりしないことを表しています。

他の選択肢が誤りである理由
・「閉じた回路の起電力の和は、電圧降下の和に等しくなる」は誤りです。閉じた回路の起電力の和が電圧降下の和に等しい、というのはキルヒホッフの第2法則(電圧則)です。
・「導体に流れる電流は、加えた電圧に反比例して変わる」は誤りです。オームの法則では、電流は電圧に比例し、抵抗に反比例します。
・「電流が流れると、抵抗に比例した熱が発生することになる」は誤りです。電流による発熱はジュールの法則で、発熱量は I²Rt で表されます。

覚え方のポイント
キルヒホッフは「第1=電流(接続点で出入りが等しい)」「第2=電圧(一周すると起電力と電圧降下が等しい)」。
問84-1
10Ωと30Ωの抵抗を直列に接続し、両端に100Vの電圧を加えた。30Ωの抵抗の両端の電圧として正しいものはどれか。
  • ①25V
  • ②75V
  • ③33V
  • ④100V
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正解 ②75V
解説
直列回路では、それぞれの抵抗の電圧は抵抗の大きさに比例して分かれます(分圧)。
合成抵抗は40Ω、電流は100V÷40Ω=2.5A なので、30Ωの抵抗の電圧は 2.5A×30Ω=75V です。
分圧の式 100V×30÷(10+30)=75V でも求められます。

他の選択肢が誤りである理由
・「25V」は誤りです。25Vは、10Ωの抵抗の両端の電圧です。
・「33V」は誤りです。33Vは、100Vを3等分したような値で、抵抗の比を正しく使っていません。
・「100V」は誤りです。100Vは電源の電圧で、直列に接続した場合は2つの抵抗に分かれます。

覚え方のポイント
直列回路の電圧は「抵抗の大きい方に多く分かれる」。並列回路の電流は「抵抗の小さい方に多く流れる」。
問94-1
20Ωと30Ωの抵抗を並列に接続し、全体に10Aの電流が流れている。20Ωの抵抗に流れる電流として正しいものはどれか。
  • ①6A
  • ②4A
  • ③5A
  • ④10A
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正解 ①6A
解説
並列回路では、それぞれの抵抗に流れる電流は、抵抗の大きさに反比例して分かれます(分流)。
20Ωに流れる電流は、10A×30÷(20+30)=6A です。
確認すると、合成抵抗は12Ω、両端の電圧は10A×12Ω=120V、20Ωには120÷20=6A、30Ωには120÷30=4Aで、合計10Aになります。

他の選択肢が誤りである理由
・「4A」は誤りです。4Aは、30Ωの抵抗に流れる電流です。
・「5A」は誤りです。5Aは、電流を半分ずつに分けた値で、抵抗の違いを考えていません。
・「10A」は誤りです。10Aは全体の電流で、並列の場合は2つの抵抗に分かれて流れます。

覚え方のポイント
分流は「反対側の抵抗を使う」。20Ωに流れる電流=全電流×相手の抵抗(30)÷抵抗の和(50)。
問104-1
一般的な金属導体の電気抵抗と温度の関係として、正しいものはどれか。
  • ①温度が上がると、抵抗は小さくなる
  • ②温度が変わっても、抵抗は変わらない
  • ③温度が下がると、抵抗は大きくなる
  • ④温度が上がると、抵抗は大きくなる
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正解 ④温度が上がると、抵抗は大きくなる
解説
銅やアルミニウムなどの一般的な金属は、温度が上がると、原子の振動が激しくなって電子の流れを妨げるため、電気抵抗が大きくなります(正の温度係数)。
一方、半導体や電解液などは、温度が上がると抵抗が小さくなるものがあります。

他の選択肢が誤りである理由
・「温度が上がると、抵抗は小さくなる」は誤りです。温度が上がると抵抗が小さくなるのは、半導体などの性質です。
・「温度が変わっても、抵抗は変わらない」は誤りです。金属の抵抗は温度によって変わります。
・「温度が下がると、抵抗は大きくなる」は誤りです。金属は温度が下がると抵抗が小さくなります。

覚え方のポイント
金属は「熱くなると抵抗が増える」。電線の許容電流が周囲温度で変わるのは、このためです。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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