2026年版・4-5

電磁気(磁界・電磁誘導・コンデンサ・静電気)の一問一答

消防設備士試験(甲種第1類)「基礎的知識(電気)」から、電磁気(磁界・電磁誘導・コンデンサ・静電気)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全530問) 基礎的知識(電気)の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。筆記試験は本試験と同じ四肢択一です。記述式の実技(鑑別・製図)の論点も、ここでは4択に置き換えて出題しています。

問14-5
フレミングの左手の法則で、左手の親指・人差し指・中指を互いに直角に開いたとき、中指が示すものとして正しいものはどれか。
  • ①磁界の向き
  • ②電流の向き
  • ③導体に働く力の向き
  • ④誘導起電力の向き
答えと解説を見る
正解 ②電流の向き
解説
フレミングの左手の法則は、磁界の中に置いた導体に電流を流したときに導体に働く力(電磁力)の向きを示す法則です。
中指が電流、人差し指が磁界、親指が力の向きを表します(「電・磁・力」の順に中指・人差し指・親指)。
電動機(モーター)が回る原理です。

他の選択肢が誤りである理由
・「磁界の向き」は誤りです。磁界の向きは、人差し指が示します。
・「導体に働く力の向き」は誤りです。導体に働く力の向きは、親指が示します。
・「誘導起電力の向き」は誤りです。誘導起電力の向きは、発電機の原理であるフレミングの右手の法則で使うもので、左手の法則では扱いません。

覚え方のポイント
左手は電動機(モーター)、右手は発電機。左手は中指から「電・磁・力」。
問24-5
磁界の中で導体を動かしたときに導体に生じる誘導起電力の向きを知るために用いる法則で、発電機の原理を表すものとして正しいものはどれか。
  • ①フレミングの左手の法則
  • ②フレミングの右手の法則
  • ③アンペアの右ねじの法則
  • ④キルヒホッフの法則
答えと解説を見る
正解 ②フレミングの右手の法則
解説
フレミングの右手の法則は、磁界の中で導体を動かしたときに生じる誘導起電力(誘導電流)の向きを示します。
右手の親指が導体の運動の向き、人差し指が磁界の向き、中指が起電力の向きを表します。
発電機は、この原理で電気をつくります。

他の選択肢が誤りである理由
・「フレミングの左手の法則」は誤りです。フレミングの左手の法則は、電流が流れる導体に働く力の向きを示すもので、電動機の原理です。
・「アンペアの右ねじの法則」は誤りです。アンペアの右ねじの法則は、電流のまわりにできる磁界の向きを示す法則です。
・「キルヒホッフの法則」は誤りです。キルヒホッフの法則は、回路の分岐点の電流や、閉じた回路の電圧の関係を表す法則です。

覚え方のポイント
「右手は発電機・左手は電動機」。動かして電気が生まれるのが右手です。
問34-5
まっすぐな電線に電流を流したとき、電線のまわりにできる磁界の向きについて正しいものはどれか。ただし、右ねじは電流の向きに進めるものとする。
  • ①電線を取り巻く円の向きで、右ねじの回る向き
  • ②電線を取り巻く円の向きで、右ねじと逆に回る向き
  • ③電線に沿った向きで、電流と同じ向き
  • ④電線に沿った向きで、電流と逆の向き
答えと解説を見る
正解 ①電線を取り巻く円の向きで、右ねじの回る向き
解説
アンペアの右ねじの法則により、電流の向きに右ねじを進めると、ねじの回る向きが磁界の向きになります。
磁界は、電線を中心とする同心円状にでき、電線から離れるほど弱くなります。

他の選択肢が誤りである理由
・「電線を取り巻く円の向きで、右ねじと逆に回る向き」は誤りです。電流の向きに右ねじを進めたとき、磁界はねじの回る向きと同じ向きにできます。逆向きではありません。
・「電線に沿った向きで、電流と同じ向き」は誤りです。磁界は電線に沿ってではなく、電線のまわりを円を描くようにできます。ねじの進む向きは電流の向きを表します。
・「電線に沿った向きで、電流と逆の向き」は誤りです。電線に沿った向きではありません。電流を逆にすると、円の回る向きが逆になります。

覚え方のポイント
右ねじ:進む向き=電流、回る向き=磁界。
問44-5
巻数100回のコイルを貫く磁束が、0.1秒間に0.02Wb変化した。このときコイルに生じる誘導起電力の大きさとして正しいものはどれか。
  • ①0.2V
  • ②2V
  • ③20V
  • ④200V
答えと解説を見る
正解 ③20V
解説
ファラデーの電磁誘導の法則により、誘導起電力 e=N×ΔΦ÷Δt(N:巻数、ΔΦ:磁束の変化、Δt:時間)です。
e=100×0.02÷0.1=20V となります。
磁束の変化が速いほど、また巻数が多いほど、大きな起電力が生じます。

他の選択肢が誤りである理由
・「0.2V」は誤りです。0.2Vは、巻数100を掛けずに計算した値です(0.02÷0.1)。
・「2V」は誤りです。2Vは、時間0.1秒で割らずに計算した値です(100×0.02)。
・「200V」は誤りです。200Vは、時間を0.01秒と取り違えて計算した値です(100×0.02÷0.01)。

覚え方のポイント
誘導起電力=巻数×(磁束の変化÷時間)。「速く・たくさん変わる」ほど大きい。
問54-5
コイルを貫く磁束が変化したとき、コイルに流れる誘導電流の向きについて正しいものはどれか。
  • ①磁束の変化を妨げる向きに流れる
  • ②磁束の変化を強める向きに流れる
  • ③磁束が増えても減っても同じ向きに流れる
  • ④磁束の大きさに応じて決まる向きに流れる
答えと解説を見る
正解 ①磁束の変化を妨げる向きに流れる
解説
レンツの法則により、誘導電流は、それによってできる磁束が元の磁束の変化を妨げる向きに流れます。
磁石を近づけて磁束が増えるときは、それを打ち消す向きの磁束をつくるように電流が流れます。

他の選択肢が誤りである理由
・「磁束の変化を強める向きに流れる」は誤りです。変化を強める向きに流れると、エネルギーが勝手に増えることになり、成り立ちません。
・「磁束が増えても減っても同じ向きに流れる」は誤りです。誘導電流の向きは、磁束が増えるときと減るときで逆になります。
・「磁束の大きさに応じて決まる向きに流れる」は誤りです。向きを決めるのは磁束の大きさではなく、磁束が増えるか減るか(変化の向き)です。

覚え方のポイント
レンツの法則=「変化をいやがる向き」。増えれば減らす向き、減れば増やす向きに流れます。
問64-5
静電容量3μFのコンデンサと6μFのコンデンサを並列に接続したときの合成静電容量として正しいものはどれか。
  • ①2μF
  • ②4.5μF
  • ③9μF
  • ④18μF
答えと解説を見る
正解 ③9μF
解説
コンデンサを並列に接続したときの合成静電容量は、各静電容量の和です。
C=3+6=9μF となります。
コンデンサの合成は、抵抗の合成と並列・直列の計算が逆になる点に注意します。

他の選択肢が誤りである理由
・「2μF」は誤りです。2μFは、直列に接続したときの値(3×6÷(3+6))です。
・「4.5μF」は誤りです。4.5μFは、2つの値の平均です。
・「18μF」は誤りです。18μFは、2つの値の積です。

覚え方のポイント
コンデンサ:並列は「足し算」、直列は「積÷和」。抵抗とは逆です。
問74-5
静電容量3μFのコンデンサと6μFのコンデンサを直列に接続したときの合成静電容量として正しいものはどれか。
  • ①9μF
  • ②2μF
  • ③4.5μF
  • ④0.5μF
答えと解説を見る
正解 ②2μF
解説
コンデンサを直列に接続したときの合成静電容量は、1/C=1/C1+1/C2 で求めます。
2つの場合は C=C1×C2÷(C1+C2)=3×6÷9=2μF です。
直列にすると、合成静電容量は小さいほうの値(3μF)よりさらに小さくなります。

他の選択肢が誤りである理由
・「9μF」は誤りです。9μFは、並列に接続したときの値(3+6)です。
・「4.5μF」は誤りです。4.5μFは、2つの値の平均です。
・「0.5μF」は誤りです。0.5μFは、1/3+1/6=0.5 で計算を止め、逆数にしていない値です。

覚え方のポイント
直列のコンデンサは「積÷和」。最後に逆数を取り忘れないこと。
問84-5
静電容量10μFのコンデンサに100Vの電圧を加えたとき、コンデンサに蓄えられる電荷の量として正しいものはどれか。
  • ①1×10⁻³C
  • ②1×10⁻⁵C
  • ③1×10⁻⁷C
  • ④1×10³C
答えと解説を見る
正解 ①1×10⁻³C
解説
コンデンサに蓄えられる電荷 Q=C×V(C:静電容量[F]、V:電圧[V])です。
10μF=10×10⁻⁶F=1×10⁻⁵F なので、Q=1×10⁻⁵×100=1×10⁻³C(1mC)となります。

他の選択肢が誤りである理由
・「1×10⁻⁵C」は誤りです。1×10⁻⁵Cは、静電容量の値(F)をそのまま答えた値で、電圧を掛けていません。
・「1×10⁻⁷C」は誤りです。1×10⁻⁷Cは、静電容量を電圧で割った値です(1×10⁻⁵÷100)。
・「1×10³C」は誤りです。1×10³Cは、μ(10⁻⁶)を付けずに10×100として計算した値です。

覚え方のポイント
Q=CV。μF(マイクロファラド)は10⁻⁶Fに直してから掛けます。
問94-5
2つの点電荷の間に働く静電気力について、電荷の量を変えずに電荷間の距離を2倍にしたときの力の大きさとして正しいものはどれか。
  • ①2倍になる
  • ②1/2になる
  • ③変わらない
  • ④1/4になる
答えと解説を見る
正解 ④1/4になる
解説
クーロンの法則により、2つの点電荷の間に働く力は、電荷の量の積に比例し、距離の2乗に反比例します。
距離を2倍にすると、力は 1/2²=1/4 になります。

他の選択肢が誤りである理由
・「2倍になる」は誤りです。2倍になるのは、力が距離に比例すると考えた場合で、誤りです。
・「1/2になる」は誤りです。1/2になるのは、力が距離に反比例すると考えた場合です。2乗に反比例します。
・「変わらない」は誤りです。力は距離によって変わります。距離が大きいほど弱くなります。

覚え方のポイント
クーロンの法則:F∝(q1×q2)/r²。距離2倍で1/4、3倍で1/9。
問104-5
平行に張った2本の電線に、同じ向きの電流を流したときに電線の間に働く力について正しいものはどれか。
  • ①互いに反発する力が働く
  • ②電線に沿って押し出す力が働く
  • ③電線の間に力は働かない
  • ④互いに引き合う力が働く
答えと解説を見る
正解 ④互いに引き合う力が働く
解説
平行な2本の電線に電流を流すと、それぞれの電流がつくる磁界と、もう一方の電流との間に電磁力が働きます。
電流が同じ向きのときは互いに引き合い、逆向きのときは互いに反発します。
力の大きさは、2つの電流の積に比例し、電線の間の距離に反比例します。

他の選択肢が誤りである理由
・「互いに反発する力が働く」は誤りです。反発する力が働くのは、2本の電流が逆向きのときです。
・「電線に沿って押し出す力が働く」は誤りです。平行な電線の間に働く電磁力は、電線と直角の向き(引き合うか反発するか)で、電線に沿った向きではありません。
・「電線の間に力は働かない」は誤りです。電流が流れていれば、磁界を通じて互いに力が働きます。

覚え方のポイント
平行電流:同じ向きは「引き合う」、逆向きは「反発する」。磁石(同極は反発)と逆なので注意。

消防設備士甲種1類の対策問題(全530問)に戻る

非公式の資格試験対策サイトです。一般財団法人消防試験研究センター及び総務省消防庁とは一切関係ありません。

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】