2026年版・5-8

パッケージ型・共同住宅用・水道連結型スプリンクラー設備の一問一答

消防設備士試験(甲種第1類)「構造・機能・工事・整備(機械)」から、パッケージ型・共同住宅用・水道連結型スプリンクラー設備に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全530問) 構造・機能・工事・整備(機械)の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。筆記試験は本試験と同じ四肢択一です。記述式の実技(鑑別・製図)の論点も、ここでは4択に置き換えて出題しています。

問15-8
パッケージ型消火設備(Ⅰ型)を屋内消火栓設備に代えて設置することができる耐火建築物の規模として、正しいものはどれか(地階・無窓階などを除く)。
  • ①地階を除く階数が6以下で、かつ延べ面積が3,000m²以下のもの
  • ②地階を除く階数が4以下で、かつ延べ面積が1,500m²以下のもの
  • ③地階を除く階数が10以下で、かつ延べ面積が5,000m²以下のもの
  • ④階数にかかわらず、延べ面積が10,000m²以下のものに設置できる
答えと解説を見る
正解 ①地階を除く階数が6以下で、かつ延べ面積が3,000m²以下のもの
解説
パッケージ型消火設備の基準(平成16年消防庁告示第12号)第三により、Ⅰ型は、耐火建築物では地階を除く階数が6以下で延べ面積3,000m²以下、耐火建築物以外では階数3以下で延べ面積2,000m²以下のものに設置できます。
Ⅱ型は、耐火建築物では階数4以下で1,500m²以下、耐火建築物以外では階数2以下で1,000m²以下です。
いずれも、地階・無窓階・火災のとき煙が著しく充満するおそれのある場所には設置できません。

他の選択肢が誤りである理由
・「地階を除く階数が4以下で、かつ延べ面積が1,500m²以下のもの」は誤りです。階数4以下・1,500m²以下は、Ⅱ型(耐火建築物)の基準です。
・「地階を除く階数が10以下で、かつ延べ面積が5,000m²以下のもの」は誤りです。階数10以下・5,000m²以下という基準はありません。
・「階数にかかわらず、延べ面積が10,000m²以下のものに設置できる」は誤りです。延べ面積10,000m²以下は、パッケージ型自動消火設備(Ⅰ型)の基準に出てくる数値です。

覚え方のポイント
パッケージ型消火設備(耐火建築物)は「Ⅰ型:6階以下・3,000m²以下」「Ⅱ型:4階以下・1,500m²以下」。
問25-8
パッケージ型消火設備を設置することができない場所として、告示に定められているものはどれか。
  • ①地上1階の事務室
  • ②地上2階の会議室
  • ③無窓階にある店舗
  • ④地上3階の飲食店
答えと解説を見る
正解 ③無窓階にある店舗
解説
パッケージ型消火設備の基準第三により、パッケージ型消火設備は、地階、無窓階又は火災のとき煙が著しく充満するおそれのある場所には設置できません。
煙がこもりやすい場所では、人がホースを持って近づいて消火することが難しいためです。
また、指定可燃物(可燃性液体類を除く)を危険物政令別表第四で定める数量の750倍以上貯蔵し、又は取り扱うものにも設置できません。

他の選択肢が誤りである理由
・「地上1階の事務室」は誤りです。地上1階の事務室は、規模などの条件を満たせば設置できます。
・「地上2階の会議室」は誤りです。地上2階の会議室は、規模などの条件を満たせば設置できます。
・「地上3階の飲食店」は誤りです。地上3階の飲食店は、規模などの条件を満たせば設置できます。

覚え方のポイント
パッケージ型消火設備は「地階・無窓階・煙が充満する場所はNG」。人が近づいて使う設備だからです。
問35-8
パッケージ型消火設備の設置に関する基準として、正しいものはどれか。
  • ①各部分から1のホース接続口までの水平距離は、Ⅰ型25m以下、Ⅱ型20m以下
  • ②各部分から1のホース接続口までの水平距離は、Ⅰ型15m以下、Ⅱ型10m以下
  • ③各部分から1のホース接続口までの水平距離は、Ⅰ型30m以下、Ⅱ型25m以下
  • ④各部分から1のホース接続口までの水平距離は、Ⅰ型20m以下、Ⅱ型15m以下
答えと解説を見る
正解 ④各部分から1のホース接続口までの水平距離は、Ⅰ型20m以下、Ⅱ型15m以下
解説
パッケージ型消火設備の基準第四第一号により、パッケージ型消火設備は、階ごとに、その階の各部分から1のホース接続口までの水平距離が、Ⅰ型は20m以下、Ⅱ型は15m以下となるように設けます。
1台で防護する部分の面積は、Ⅰ型850m²以下、Ⅱ型500m²以下です。
ホースの長さは、Ⅰ型25m以上、Ⅱ型20m以上です(第五第八号)。

他の選択肢が誤りである理由
・「各部分から1のホース接続口までの水平距離は、Ⅰ型25m以下、Ⅱ型20m以下」は誤りです。25m・20mは、ホースの長さ(Ⅰ型25m以上・Ⅱ型20m以上)の数値です。
・「各部分から1のホース接続口までの水平距離は、Ⅰ型15m以下、Ⅱ型10m以下」は誤りです。15m・10mという組合せではありません。
・「各部分から1のホース接続口までの水平距離は、Ⅰ型30m以下、Ⅱ型25m以下」は誤りです。30m・25mという組合せではありません。

覚え方のポイント
パッケージ型は「水平距離Ⅰ型20・Ⅱ型15」「ホースⅠ型25・Ⅱ型20」「防護面積Ⅰ型850・Ⅱ型500」。
問45-8
パッケージ型消火設備の放射性能のうち、温度20℃における放射時間の基準として、正しいものはどれか。
  • ①Ⅰ型1分以上、Ⅱ型30秒以上
  • ②Ⅰ型2分以上、Ⅱ型1分30秒以上
  • ③Ⅰ型5分以上、Ⅱ型3分以上
  • ④Ⅰ型20分以上、Ⅱ型10分以上
答えと解説を見る
正解 ②Ⅰ型2分以上、Ⅱ型1分30秒以上
解説
パッケージ型消火設備の基準第六第二号により、放射時間は、温度20℃において、Ⅰ型は2分以上、Ⅱ型は1分30秒以上です。
また、棒状で放射した場合の放射距離は10m以上、充填された消火薬剤の90%以上を放射できるものとされています。

他の選択肢が誤りである理由
・「Ⅰ型1分以上、Ⅱ型30秒以上」は誤りです。1分・30秒では短すぎます。
・「Ⅰ型5分以上、Ⅱ型3分以上」は誤りです。5分・3分という基準ではありません。
・「Ⅰ型20分以上、Ⅱ型10分以上」は誤りです。20分は、屋内消火栓設備の水源の水量の計算に使う時間です。

覚え方のポイント
パッケージ型の放射時間は「Ⅰ型2分・Ⅱ型1分30秒」。放射距離は棒状で10m以上です。
問55-8
パッケージ型消火設備を設ける場所に関する基準として、正しいものはどれか。
  • ①温度が60℃以下であれば、温度変化が大きい場所でも設けることができる
  • ②直射日光や雨水が当たる場所でも、特に配慮せずに設けることができる
  • ③40℃以下で温度変化が少なく、直射日光や雨水がかかりにくい場所
  • ④設置場所の標識は不要で、赤色の灯火だけを設ければよいものである
答えと解説を見る
正解 ③40℃以下で温度変化が少なく、直射日光や雨水がかかりにくい場所
解説
パッケージ型消火設備の基準第四第三号〜第五号により、パッケージ型消火設備は、40℃以下で温度変化が少ない場所、直射日光及び雨水のかかるおそれの少ない場所に設けます。
また、消火薬剤貯蔵容器の直近の見やすい箇所に、赤色の灯火と、パッケージ型消火設備である旨を表示した標識を設けます。

他の選択肢が誤りである理由
・「温度が60℃以下であれば、温度変化が大きい場所でも設けることができる」は誤りです。温度の上限は40℃で、温度変化が少ない場所に設けます。
・「直射日光や雨水が当たる場所でも、特に配慮せずに設けることができる」は誤りです。直射日光や雨水のかかるおそれの少ない場所に設けます。
・「設置場所の標識は不要で、赤色の灯火だけを設ければよいものである」は誤りです。赤色の灯火と、パッケージ型消火設備である旨の標識の両方が必要です。

覚え方のポイント
設置場所は「40℃以下・温度変化が少ない・直射日光と雨水を避ける」。消火薬剤の劣化を防ぐためです。
問65-8
パッケージ型自動消火設備(Ⅰ型)を設置することができる防火対象物として、告示に定められているものはどれか。
  • ①(5)項・(6)項などで、延べ面積10,000m²以下のもの
  • ②(4)項の百貨店などで、延べ面積10,000m²以下のもの
  • ③(5)項・(6)項などで、延べ面積20,000m²以下のもの
  • ④(15)項の事務所などで、延べ面積10,000m²以下のもの
答えと解説を見る
正解 ①(5)項・(6)項などで、延べ面積10,000m²以下のもの
解説
パッケージ型自動消火設備の基準(平成16年消防庁告示第13号)第三により、Ⅰ型は、スプリンクラー設備が必要な防火対象物のうち、(5)項若しくは(6)項の防火対象物又は(16)項の防火対象物のその用途部分で、延べ面積10,000m²以下のものに設置できます(高天井の部分などを除く)。
Ⅱ型は、令第12条第1項第1号・第9号の防火対象物(社会福祉施設など)で延べ面積275m²未満のものに設置できます。
パッケージ型自動消火設備は、スプリンクラー設備に代えて用いる設備です。

他の選択肢が誤りである理由
・「(4)項の百貨店などで、延べ面積10,000m²以下のもの」は誤りです。(4)項の百貨店などは対象の用途に含まれません。Ⅰ型の対象は(5)項・(6)項((16)項のその用途部分を含む)です。
・「(5)項・(6)項などで、延べ面積20,000m²以下のもの」は誤りです。延べ面積の上限は20,000m²ではなく10,000m²です。
・「(15)項の事務所などで、延べ面積10,000m²以下のもの」は誤りです。(15)項の事務所は対象の用途に含まれません。

覚え方のポイント
パッケージ型自動消火設備は「Ⅰ型:(5)(6)項など・10,000m²以下」「Ⅱ型:社会福祉施設など・275m²未満」。
問75-8
特定施設水道連結型スプリンクラー設備に関する記述として、正しいものはどれか。
  • ①水道の水管に直接連結し、水を貯留する施設を持たないスプリンクラー設備
  • ②基準面積が1,000m²以上の大規模な社会福祉施設に限って設置できる設備
  • ③放水性能を一般の設備と同じ0.1MPa以上・80L/min以上とする設備
  • ④消防車から送水できるよう、非常電源と双口形の送水口を附置する設備
答えと解説を見る
正解 ①水道の水管に直接連結し、水を貯留する施設を持たないスプリンクラー設備
解説
消防法施行令第12条第2項第3号の2により、特定施設水道連結型スプリンクラー設備は、スプリンクラー設備のうち、その水源として、水道の用に供する水管をスプリンクラー設備に連結したものであって、水源の水量を貯留するための施設を有しないものです。
小規模な社会福祉施設や有床診療所など(令第12条第1項第1号・第9号の防火対象物)で、基準面積(防火上有効な措置が講じられた部分以外の部分の床面積の合計)が1,000m²未満のものに限り設置できます。

他の選択肢が誤りである理由
・「基準面積が1,000m²以上の大規模な社会福祉施設に限って設置できる設備」は誤りです。設置できるのは、基準面積が1,000m²以上ではなく、1,000m²未満のものに限られます。
・「放水性能を一般の設備と同じ0.1MPa以上・80L/min以上とする設備」は誤りです。水道の水圧で放水するため、放水性能は一般の設備より小さい値(内装を準不燃材料とした場合は0.02MPa以上・15L/min以上など)とされています。
・「消防車から送水できるよう、非常電源と双口形の送水口を附置する設備」は誤りです。スプリンクラー設備には原則として非常電源と双口形の送水口を附置しますが、特定施設水道連結型スプリンクラー設備は、この規定の対象から除かれています(消防法施行令第12条第2項第7号ただし書)。

覚え方のポイント
水道連結型は「水道直結・水槽なし・基準面積1,000m²未満の福祉施設など」。小規模施設のスプリンクラー義務化に対応した設備です。
問85-8
特定施設水道連結型スプリンクラー設備で、小区画型ヘッドを用い、壁及び天井の室内に面する部分の仕上げを準不燃材料とした場合のヘッドの放水性能として、正しいものはどれか。
  • ①放水圧力0.1MPa以上・放水量50L/min以上
  • ②放水圧力0.05MPa以上・放水量30L/min以上
  • ③放水圧力0.1MPa以上・放水量80L/min以上
  • ④放水圧力0.02MPa以上・放水量15L/min以上
答えと解説を見る
正解 ④放水圧力0.02MPa以上・放水量15L/min以上
解説
消防法施行規則第13条の6第2項第2号により、特定施設水道連結型スプリンクラー設備で小区画型ヘッドを用いる場合は、放水圧力0.02MPa以上・放水量15L/min以上で有効に放水できる性能が必要です。
壁及び天井の仕上げを準不燃材料以外の材料とした場合は、放水圧力0.05MPa以上・放水量30L/min以上とされています。
水道の水圧で放水するため、一般のスプリンクラー設備より小さい値になっています。

他の選択肢が誤りである理由
・「放水圧力0.1MPa以上・放水量50L/min以上」は誤りです。0.1MPa・50L/minは、一般のスプリンクラー設備の小区画型ヘッドの性能です。
・「放水圧力0.05MPa以上・放水量30L/min以上」は誤りです。0.05MPa・30L/minは、内装の仕上げが準不燃材料以外の場合の性能です。
・「放水圧力0.1MPa以上・放水量80L/min以上」は誤りです。0.1MPa・80L/minは、一般のスプリンクラー設備の標準型ヘッドの性能です。

覚え方のポイント
水道連結型は「内装が準不燃:0.02MPa・15L/min」「それ以外:0.05MPa・30L/min」。
問95-8
パッケージ型消火設備に使用することができる消火薬剤として、告示に定められていないものはどれか。
  • ①強化液
  • ②第一種機械泡
  • ③浸潤剤等入り水
  • ④二酸化炭素
答えと解説を見る
正解 ④二酸化炭素
解説
パッケージ型消火設備の基準第七第一号により、使用する消火薬剤は、強化液、第一種機械泡・第二種機械泡、第一種〜第三種の浸潤剤等入り水と定められています。
二酸化炭素は、パッケージ型消火設備の消火薬剤として定められていません。

他の選択肢が正しい理由
・「強化液」は定められた消火薬剤です。アルカリ金属塩類を含む水溶性の消火薬剤です。
・「第一種機械泡」は定められた消火薬剤です。泡で覆って消火します。
・「浸潤剤等入り水」は定められた消火薬剤です。水に浸透性を高める薬剤などを加えたものです。

覚え方のポイント
パッケージ型消火設備の薬剤は「強化液・機械泡・浸潤剤等入り水」。どれも水系の消火薬剤です。
問105-8
共同住宅用スプリンクラー設備で、住戸に設ける音声警報装置の音圧の基準として、告示に定められているものはどれか。
  • ①取り付けた装置から1m離れた位置で60dB以上
  • ②取り付けた装置から1m離れた位置で70dB以上
  • ③取り付けた装置から3m離れた位置で90dB以上
  • ④取り付けた装置から10m離れた位置で70dB以上
答えと解説を見る
正解 ②取り付けた装置から1m離れた位置で70dB以上
解説
共同住宅用スプリンクラー設備の基準(平成18年消防庁告示第17号)第二第三号(六)イにより、住戸・共用室・管理人室に設ける音声警報装置の音圧は、取り付けられた音声警報装置から1m離れた位置で70dB以上でなければなりません。
音声警報は、シグナルとメッセージ(男声)で構成し、10分間以上連続して繰り返すものとされています。
スプリンクラーヘッドが開放すると、その住戸などで音声警報が鳴り、住人に避難を促します。

他の選択肢が誤りである理由
・「取り付けた装置から1m離れた位置で60dB以上」は誤りです。60dBでは小さすぎます。基準は70dB以上です。
・「取り付けた装置から3m離れた位置で90dB以上」は誤りです。3m・90dBという基準ではありません。
・「取り付けた装置から10m離れた位置で70dB以上」は誤りです。測定する位置は、装置から1m離れた位置です。

覚え方のポイント
共同住宅用SPの音声警報は「1mで70dB以上・男声のメッセージ・10分以上繰り返す」。住戸ごとに制御弁と音声警報があるのが特徴です。

消防設備士甲種1類の対策問題(全530問)に戻る

非公式の資格試験対策サイトです。一般財団法人消防試験研究センター及び総務省消防庁とは一切関係ありません。

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】