2026年版・0-3

ネットワーク・データベース・セキュリティの入口の一問一答

基本情報技術者試験 科目A「最初に覚える土台知識」から、ネットワーク・データベース・セキュリティの入口に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全600問) 最初に覚える土台知識の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。科目Aの本試験と同じく、4択で出題しています。

問10-3

LANの説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①通信事業者の回線を使い、離れた拠点どうしを結ぶネットワーク
  • ②建物の中や同じ敷地内など、限られた範囲で構築するネットワーク
  • ③世界中のネットワークを相互に接続した、地球規模のネットワーク
  • ④インターネット上に仮想的に作る、専用線のようなネットワーク
答えと解説を見る
正解 ②建物の中や同じ敷地内など、限られた範囲で構築するネットワーク
解説
LAN(Local Area Network)は、1つの建物や敷地の中など、限られた範囲に構築するネットワークです。家庭のWi-Fiや社内のネットワークが該当し、利用する組織自身が機器を設置・管理します。

他の選択肢が不適切な理由
・離れた拠点どうしを結ぶ:WAN(Wide Area Network)の説明です。本社と支社のように地理的に離れた場所を、通信事業者の回線を使って結びます。
・世界中のネットワークを相互に接続:インターネットの説明です。
・インターネット上に仮想的に作る専用線のようなネットワーク:VPN(Virtual Private Network)の説明です。

覚え方のポイント
「LAN=ローカル(構内)」「WAN=ワイド(広域・拠点間)」「VPN=バーチャル(仮想の専用線)」と、頭文字の意味で区別しましょう。
問20-3

インターネットで通信するときに、ネットワークにつながった機器を識別するために割り当てられる番号はどれか。

  • ①IPアドレス
  • ②MACアドレス
  • ③URL
  • ④ポート番号
答えと解説を見る
正解 ①IPアドレス
解説
IPアドレスは、インターネットなどのIPネットワーク上で、通信相手の機器を識別するための番号です。手紙を届けるときの「住所」にあたります。IPv4では32ビットの値を8ビットずつ4つに区切り、「192.168.1.10」のように10進数で表記します。

他の選択肢が不適切な理由
・MACアドレス:ネットワークインタフェース(LANの接続口)ごとに製造時に割り当てられる48ビットの番号で、同じLANの中での通信に使います。インターネット全体での識別にはIPアドレスを使います。
・URL:Webページなどの資源の場所を「https://〜」の形で表す文字列です。
・ポート番号:1台の機器の中で、どのアプリケーション(サービス)宛ての通信かを区別する番号です。

覚え方のポイント
「IPアドレス=ネットワーク上の住所」「MACアドレス=機器(接続口)の製造番号」「ポート番号=建物の中の部屋番号(アプリの区別)」とたとえて覚えましょう。
問30-3

「www.example.jp」のようなドメイン名を、通信に必要なIPアドレスに変換する仕組みはどれか。

  • ①DHCP
  • ②SMTP
  • ③NAT
  • ④DNS
答えと解説を見る
正解 ④DNS
解説
DNS(Domain Name System)は、人が覚えやすいドメイン名と、通信に使うIPアドレスとを対応づける仕組みです。Webブラウザにドメイン名を入力すると、まずDNSサーバに問い合わせて相手のIPアドレスを調べ、そのIPアドレス宛てに通信します。インターネットの「電話帳」にあたります。

他の選択肢が不適切な理由
・DHCP:ネットワークに接続した機器に、IPアドレスなどの設定を自動で割り当てるプロトコルです。
・NAT:プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを変換する技術です。ドメイン名は扱いません。
・SMTP:電子メールを送信・転送するためのプロトコルです。

覚え方のポイント
「DNS=名前(Name)からIPアドレスを調べる」「DHCP=IPアドレスを配る」「NAT=IPアドレスを付け替える」。どれもIPアドレスに関係するので、役割の違いで区別しましょう。
問40-3

通信を行う機器どうしが、データの形式や送受信の手順についてあらかじめ決めておく約束事を何というか。

  • ①インタプリタ
  • ②アルゴリズム
  • ③プロトコル
  • ④トポロジー
答えと解説を見る
正解 ③プロトコル
解説
プロトコル(通信規約)は、通信する機器どうしが守る約束事です。データの形式、送る順番、エラーが起きたときの扱いなどを決めておくことで、メーカーや機種が違っても通信できます。HTTP(Webページの転送)、SMTP(メールの送信)、TCP、IPなどは、どれもプロトコルの名前です。

他の選択肢が不適切な理由
・アルゴリズム:問題を解くための、手順を定めた処理の方法です。
・インタプリタ:プログラムを1命令ずつ解釈しながら実行するソフトウェアです。
・トポロジー:ネットワークの機器をどのような形でつなぐか(スター型、バス型、リング型など)という接続形態のことです。

覚え方のポイント
プロトコルはもともと「外交上の儀礼・手順」という意味です。「通信の作法=プロトコル」と覚え、「○○P(Protocol)」で終わる略語の多くがプロトコルの名前だと知っておくと便利です。
問50-3

関係データベースの表(テーブル)において、1件分のデータを表す「行」を何というか。最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ①フィールド
  • ②インデックス
  • ③レコード
  • ④スキーマ
答えと解説を見る
正解 ③レコード
解説
関係データベースでは、データを表(テーブル)の形で管理します。表の1行が1件分のデータで、これをレコード(または行、タプル)といいます。一方、表の列はフィールド(または列、属性)といい、「氏名」「電話番号」のようにデータの項目を表します。例えば社員表なら、社員1人分のデータが1レコードです。

他の選択肢が不適切な理由
・フィールド:表の「列」、つまり項目のことです。
・インデックス:検索を速くするために作る索引です。
・スキーマ:データベースの構造(どんな表や項目があるか)を定義したものです。

覚え方のポイント
「行=レコード(1件分)」「列=フィールド(項目)」。名簿にたとえると、1人分の横1行がレコード、「氏名」の縦1列がフィールドです。
問60-3

関係データベースの主キーの説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①他の表の主キーを参照する列で、表と表の関連づけに使われる
  • ②各行を一意に識別するための列で、重複も空の値も許されない
  • ③検索の速度を上げるために作成する索引で、何個でも作成できる
  • ④主キーに選ばれなかった候補キーで、代替キーとも呼ばれる列
答えと解説を見る
正解 ②各行を一意に識別するための列で、重複も空の値も許されない
解説
主キーは、表の中の行(レコード)を1つに特定するための列(または列の組合せ)です。例えば社員表の「社員番号」のように、同じ値が2つあってはならず(一意性制約)、値が空(NULL)であってもいけません(非NULL制約)。

他の選択肢が不適切な理由
・他の表の主キーを参照する列:外部キーの説明です。外部キーによって、表と表の関連づけと整合性の維持(参照制約)を行います。
・検索の速度を上げる索引:インデックスの説明です。
・主キーに選ばれなかった候補キー:代替キーの説明です。行を一意に特定できる候補キーのうち1つを主キーに選び、残りを代替キーと呼びます。

覚え方のポイント
「主キー=行を特定する(重複なし・空なし)」「外部キー=他の表の主キーを参照してつなぐ」。この2つはデータベースの問題で必ず使う基本です。
問70-3

情報セキュリティの三要素のうち、「許可された利用者が、必要なときに情報やシステムを使える状態にしておくこと」を表すものはどれか。

  • ①可用性
  • ②完全性
  • ③機密性
  • ④真正性
答えと解説を見る
正解 ①可用性
解説
情報セキュリティの三要素(CIA)は、機密性(Confidentiality)、完全性(Integrity)、可用性(Availability)です。このうち可用性は、許可された利用者が必要なときに、情報やシステムを中断なく使える状態を保つことです。サーバの二重化や停電対策、バックアップの取得などは、可用性を高める対策です。

他の選択肢が不適切な理由
・機密性:許可されていない人に情報を見せないことです。アクセス制御や暗号化が対策になります。
・完全性:情報が正確で、改ざんや破損がない状態を保つことです。
・真正性:利用者や情報が「本物である」ことを確実にする性質で、三要素に追加される要素の一つです。

覚え方のポイント
「見せない=機密性」「壊させない・書き換えさせない=完全性」「止めない=可用性」。対策と要素を結びつけて覚えると、応用問題にも対応できます。
問80-3

マルウェアの説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①不正な通信を検知して遮断する、ネットワークを守るための防御用ソフトウェア
  • ②ソフトウェアの脆弱性を修正するために、開発元が配布する更新プログラム
  • ③一定期間は無料で試用でき、継続して使う場合に料金を支払うソフトウェア
  • ④コンピュータに被害を与える目的で作られた、悪意のあるソフトウェアの総称
答えと解説を見る
正解 ④コンピュータに被害を与える目的で作られた、悪意のあるソフトウェアの総称
解説
マルウェア(malware)は、「悪意のある(malicious)」と「ソフトウェア(software)」を組み合わせた言葉で、コンピュータに被害を与える目的で作られた有害なソフトウェアの総称です。コンピュータウイルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェア、ランサムウェアなどが含まれます。

他の選択肢が不適切な理由
・脆弱性を修正する更新プログラム:セキュリティパッチ(修正プログラム)の説明で、マルウェアの被害を防ぐ側のものです。
・一定期間試用でき、継続利用で料金を払う:シェアウェアの説明で、ソフトウェアの配布と課金の形態を表す言葉です。
・不正な通信を検知して遮断するソフトウェア:ファイアウォールやIPSなど、防御側の仕組みの説明です。

覚え方のポイント
「マル(mal)=悪い」。ウイルスはマルウェアの一種であり、マルウェア=ウイルスではない、という包含関係も押さえておきましょう。
問90-3

利用者の本人確認で、「パスワード(知っていること)」と「スマートフォンに届く確認コード(持っているもの)」のように、異なる種類の要素を組み合わせて認証する方式はどれか。

  • ①ワンタイムパスワード
  • ②シングルサインオン
  • ③パスワードリスト攻撃
  • ④多要素認証
答えと解説を見る
正解 ④多要素認証
解説
認証に使う要素は、「知識(パスワードなど知っていること)」「所持(スマートフォンやICカードなど持っているもの)」「生体(指紋や顔など本人の身体的特徴)」の3種類に分けられます。このうち異なる2種類以上を組み合わせて認証する方式が多要素認証です。パスワードが盗まれても、もう1つの要素がなければ不正にログインできないため、安全性が高まります。

他の選択肢が不適切な理由
・シングルサインオン:1回の認証で、複数のシステムを利用できるようにする仕組みです。
・パスワードリスト攻撃:他のサービスから流出したIDとパスワードの組を使って、不正ログインを試みる攻撃です。
・ワンタイムパスワード:1回限り有効なパスワードのことで、多要素認証の「所持」の要素として使われることはありますが、組み合わせる方式そのものの名前ではありません。

覚え方のポイント
「知識・所持・生体」の3種類のうち、違う種類を2つ以上使えば多要素。パスワードを2回聞くのは同じ種類(知識)なので多要素ではありません。
問100-3

第三者に通信内容を盗み見られても内容が分からないように、データを一定の規則で変換することを何というか。

  • ①圧縮
  • ②誤り訂正
  • ③暗号化
  • ④正規化
答えと解説を見る
正解 ③暗号化
解説
暗号化は、元のデータ(平文)を、鍵を使って第三者には意味の分からないデータ(暗号文)に変換することです。正しい鍵を持つ受信者だけが、元のデータに戻す(復号する)ことができます。情報セキュリティの三要素のうち、主に機密性を守るための技術です。

他の選択肢が不適切な理由
・圧縮:データの大きさを小さくする処理です。内容を隠す目的ではありません。
・誤り訂正:通信で生じたビットの誤りを検出して訂正する仕組みで、盗み見の対策ではありません。
・正規化:データベースの設計で、データの重複をなくすように表を分割することです。

覚え方のポイント
「暗号化⇔復号」はセットの言葉です。「暗号化=機密性を守る」「デジタル署名=改ざんの検知となりすましの防止(完全性・真正性)」と、目的の違いまで結びつけて覚えましょう。

基本情報技術者(科目A)の対策問題(全600問)に戻る

非公式の資格試験対策サイトです。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)とは一切関係ありません。

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】