2026年版・0-4

開発・マネジメント・経営の基本用語の一問一答

基本情報技術者試験 科目A「最初に覚える土台知識」から、開発・マネジメント・経営の基本用語に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。科目Aの本試験と同じく、4択で出題しています。

問10-4

システム開発の進め方のうち、要件定義・設計・プログラミング・テストなどの工程を順番に進め、原則として前の工程に戻らないモデルはどれか。

  • ①スパイラルモデル
  • ②ウォーターフォールモデル
  • ③プロトタイピングモデル
  • ④アジャイル開発
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正解 ②ウォーターフォールモデル
解説
ウォーターフォールモデルは、滝の水が上から下へ流れるように、要件定義→設計→プログラミング→テストの各工程を順番に進める開発モデルです。各工程の成果物を確定させてから次へ進むため、計画や進捗を管理しやすい反面、後の工程で要件の変更が見つかると、前の工程に戻ってやり直す手間が大きくなります。

他の選択肢が不適切な理由
・スパイラルモデル:システムを複数の部分に分け、設計・開発・評価の流れを渦巻きのように繰り返しながら完成させるモデルです。
・プロトタイピングモデル:早い段階で試作品(プロトタイプ)を作って利用者に確認してもらい、要求をはっきりさせるモデルです。
・アジャイル開発:短い期間の開発を繰り返し、動くソフトウェアを少しずつ作りながら変化に柔軟に対応する開発手法です。

覚え方のポイント
「ウォーターフォール=滝(上から下へ、戻らない)」。大規模で要件が固まっている開発に向く、という特徴とセットで覚えましょう。
問20-4

システム開発の工程のうち、利用者や発注者の要望を整理し、「システムで何を実現するか」を明確にする工程はどれか。

  • ①要件定義
  • ②詳細設計
  • ③単体テスト
  • ④運用・保守
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正解 ①要件定義
解説
要件定義は、開発の最初の段階で、利用者や発注者の要望を聞き取って整理し、システムに必要な機能や性能(要件)を明確にする工程です。「何を作るか」を決める工程であり、ここで決めた内容がその後の設計・開発・テストの基準になります。要件の漏れや誤りは後の工程ほど修正の手間がかかるため、非常に重要な工程です。

他の選択肢が不適切な理由
・詳細設計:プログラムの内部の処理やデータ構造など、「どのように作るか」を細かく決める工程です。
・単体テスト:プログラムの部品(モジュール)ごとに、正しく動くかを確かめる工程です。
・運用・保守:完成したシステムを稼働させ、不具合の修正や改善を続ける工程です。

覚え方のポイント
「要件定義=何を作るか(What)」「設計=どう作るか(How)」。この区別は開発技術の問題で何度も問われます。
問30-4

ソフトウェアのテストの目的として、最も適切なものはどれか。

  • ①プログラムの不具合を見つけ出して、要件どおりに動くかを確かめる
  • ②プログラムの処理の手順を、図で分かりやすく表現して記録しておく
  • ③利用者の要望を聞き取って整理し、システムに必要な機能を決定する
  • ④完成したシステムを本番の環境に移して、利用者に利用を開始させる
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正解 ①プログラムの不具合を見つけ出して、要件どおりに動くかを確かめる
解説
テストの目的は、プログラムに含まれる不具合(バグ)をできるだけ多く見つけ出し、設計や要件のとおりに正しく動くことを確認することです。「不具合がないことを証明する」のではなく「不具合を見つける」ことが目的である点が重要です。テストには、部品ごとの単体テスト、部品を組み合わせた結合テスト、システム全体を確かめるシステムテスト、発注者が行う受入れテストなどの段階があります。

他の選択肢が不適切な理由
・処理の手順を図で表現して記録する:流れ図(フローチャート)などを使った設計や文書化の作業です。
・要望を聞き取り必要な機能を決定する:要件定義の説明です。
・本番の環境に移して利用を開始させる:導入(移行)の作業です。

覚え方のポイント
「テスト=バグを見つけるために行う」。テストで見つからなかったからといって、バグがゼロとは限りません。
問40-4

業務を継続的に改善するための「PDCAサイクル」の順序として、正しいものはどれか。

  • ①評価→計画→実行→改善
  • ②実行→計画→改善→評価
  • ③計画→評価→実行→改善
  • ④計画→実行→評価→改善
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正解 ④計画→実行→評価→改善
解説
PDCAサイクルは、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の4段階を繰り返し、業務の質を継続的に高めていく考え方です。改善(Act)の結果を次の計画(Plan)に反映させ、螺旋を描くように上のレベルを目指します。品質管理、情報セキュリティ管理(ISMS)、サービスマネジメントなど、多くの管理の仕組みの土台になっています。

他の選択肢が不適切な理由
・実行→計画→…:計画を立てる前に実行しており、順序が誤っています。
・計画→評価→実行→…:実行する前に評価しており、順序が誤っています。
・評価→計画→…:評価から始まる順序はPDCAではありません。

覚え方のポイント
「P(Plan)D(Do)C(Check)A(Act)」の頭文字の順がそのまま手順です。Checkは「評価(測定・点検)」、Actは「処置・改善」と訳されることも覚えておきましょう。
問50-4

プロジェクトの特徴として、最も適切なものはどれか。

  • ①成果物を決めずに、担当者が自由に進める研究のための活動
  • ②終わりを決めずに、同じ作業を毎日くり返し行う定常の業務
  • ③始まりと終わりがあり、独自の成果物を作り出す有期の活動
  • ④目的を達成した後もチームを解散せず、同じ体制で続ける活動
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正解 ③始まりと終わりがあり、独自の成果物を作り出す有期の活動
解説
プロジェクトとは、独自の製品・サービス・所産(成果物)を作り出すために実施する、始まりと終わりのある有期の活動です。「有期性(期限がある)」と「独自性(毎回内容が異なる)」がプロジェクトの2大特徴です。システム開発は典型的なプロジェクトです。

他の選択肢が不適切な理由
・終わりを決めずに同じ作業をくり返す:定常業務(ルーチンワーク)の説明で、プロジェクトと対比される概念です。
・成果物を決めずに自由に進める:プロジェクトには目的と成果物があります。
・目的を達成した後も解散せず同じ体制で続ける:プロジェクトは有期の活動で、目的を達成すると終了し、チームも解散します。

覚え方のポイント
「プロジェクト=有期性+独自性」。この定義が、スコープ・スケジュール・コストを管理するプロジェクトマネジメントの前提になります。
問60-4

ITサービスの提供者と利用者との間で、サービスの内容や品質の目標(稼働率、応答時間など)について合意した文書はどれか。

  • ①NDA
  • ②SLA
  • ③RFP
  • ④WBS
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正解 ②SLA
解説
SLA(Service Level Agreement:サービスレベル合意書)は、ITサービスの提供者と顧客の間で、提供するサービスの範囲と品質の水準を合意して文書にしたものです。例えば「稼働率99.9%以上」「問合せへの回答は受付から4時間以内」のように、測定できる目標値で定めます。サービスマネジメントの中心となる考え方です。

他の選択肢が不適切な理由
・NDA:秘密保持契約(Non-Disclosure Agreement)で、知り得た秘密を外部に漏らさないことを約束する契約です。
・RFP:提案依頼書(Request For Proposal)で、発注者がベンダに提案を依頼するための文書です。
・WBS:作業分解構成図(Work Breakdown Structure)で、プロジェクトの作業を細かく分解して階層構造で表したものです。

覚え方のポイント
末尾に「A(Agreement=合意)」が付くSLAとNDAは合意・契約の文書です。「SLA=サービスの品質の約束」「NDA=秘密を守る約束」と区別しましょう。
問70-4

損益計算書における売上総利益(粗利)の求め方として、正しいものはどれか。

  • ①売上高 − 販売費及び一般管理費
  • ②売上高 − 売上原価
  • ③売上高 + 営業外収益
  • ④売上高 − 法人税等
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正解 ②売上高 − 売上原価
解説
売上総利益(粗利)は、売上高から売上原価(商品の仕入れや製品の製造にかかった費用)を差し引いた利益です。損益計算書では、ここから段階的に費用を差し引いて利益を計算します。
売上総利益 = 売上高 − 売上原価
営業利益 = 売上総利益 − 販売費及び一般管理費
経常利益 = 営業利益 + 営業外収益 − 営業外費用

他の選択肢が不適切な理由
・売上高 − 販売費及び一般管理費:売上原価を引いていないため、どの利益にも当たりません。販売費及び一般管理費は、売上総利益から差し引いて営業利益を求めるときに使います。
・売上高 + 営業外収益:営業外収益は、営業利益に加えて経常利益を求めるときに使います。
・売上高 − 法人税等:法人税等は、税引前当期純利益から差し引いて当期純利益を求めるときに使います。

覚え方のポイント
「売上総利益→営業利益→経常利益→税引前当期純利益→当期純利益」の順に、引くもの・足すものを1つずつ書けるようにしておくと、会計の問題に強くなります。
問80-4

企業の費用のうち、売上高や生産量が増減しても金額が変わらない費用を何というか。

  • ①固定費
  • ②変動費
  • ③売上原価
  • ④限界利益
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正解 ①固定費
解説
費用は、売上高や生産量との関係によって、固定費と変動費に分けられます。固定費は、売上高や生産量に関係なく一定額が発生する費用で、事務所の家賃、正社員の給与、設備の減価償却費などが該当します。一方、変動費は、売上高や生産量に比例して増減する費用で、材料費や仕入原価などが該当します。

他の選択肢が不適切な理由
・変動費:売上高や生産量に比例して増減する費用で、問題文とは逆です。
・売上原価:売れた商品の仕入れや製造にかかった費用のことで、固定費・変動費という分け方とは別の分類です。
・限界利益:売上高から変動費を差し引いた利益で、費用の名前ではありません。

覚え方のポイント
「固定費=売れても売れなくてもかかる」「変動費=売れた分だけかかる」。この区別は、損益分岐点(利益がちょうど0になる売上高)の計算の基礎になります。
問90-4

著作権が発生するための要件として、日本の著作権法の考え方に合うものはどれか。

  • ①著作物に©マークを表示した時点で、初めて発生する
  • ②文化庁に登録を申請し、審査に合格した時点で発生する
  • ③特許庁に出願し、設定の登録をした時点で発生する
  • ④著作物を創作した時点で、手続なしに自動的に発生する
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正解 ④著作物を創作した時点で、手続なしに自動的に発生する
解説
日本の著作権法では、著作権は著作物を創作した時点で自動的に発生し、登録や申請などの手続は一切必要ありません。これを無方式主義といいます。プログラムも著作物として保護されます。なお、文化庁への登録制度はありますが、これは権利の移転などを第三者に主張するためのもので、権利の発生とは関係がありません。

他の選択肢が不適切な理由
・文化庁に登録を申請して審査に合格:著作権の発生に登録や審査は不要です。
・特許庁に出願して設定の登録:特許権や商標権などの産業財産権の説明です。産業財産権は、出願して登録されることで権利が発生します。
・©マークを表示した時点:©表示がなくても著作権は発生します。

覚え方のポイント
「著作権=創作した瞬間に自動発生(無方式主義)」「特許権・商標権=特許庁に出願して登録で発生(方式主義)」。この違いは法務の頻出論点です。
問100-4

コンプライアンスの説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①企業が自社の強みに経営資源を集中させて、競争力を高めること
  • ②企業が株主の利益を最優先にして、経営者を監視すること
  • ③企業が法令や社会規範、社内のルールを守って活動すること
  • ④企業が自社の業務の一部を、外部の専門業者に委託すること
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正解 ③企業が法令や社会規範、社内のルールを守って活動すること
解説
コンプライアンス(法令遵守)は、企業が法令を守ることはもちろん、社会の規範や倫理、社内の規程なども守って公正に活動することです。違反が明らかになると、罰則だけでなく社会的な信用の失墜につながるため、企業にとって重要な経営課題になっています。

他の選択肢が不適切な理由
・株主の利益を最優先にして経営者を監視する:コーポレートガバナンス(企業統治)の考え方に近い説明です。
・強みに経営資源を集中させて競争力を高める:コアコンピタンスを軸にした、経営資源の選択と集中の説明です。
・業務の一部を外部の専門業者に委託する:アウトソーシングの説明です。

覚え方のポイント
「コンプライアンス=ルールを守る」「コーポレートガバナンス=経営を監視する仕組み」。どちらも企業の健全性に関わる言葉なので、目的の違いで区別しましょう。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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