2026年版・3-11

ネットワーク管理とネットワーク応用の一問一答

基本情報技術者試験 科目A「技術要素」から、ネットワーク管理とネットワーク応用に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。科目Aの本試験と同じく、4択で出題しています。

問13-11

ネットワークに接続されたルータやサーバなどの機器の状態を、管理用の装置から監視・管理するためのプロトコルはどれか。

  • ①SMTP
  • ②HTTP
  • ③NTP
  • ④SNMP
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正解 ④SNMP
解説
SNMP(Simple Network Management Protocol)は、ネットワーク上の機器の稼働状態、通信量、障害の発生などを、管理用の装置(SNMPマネージャ)から監視・管理するためのプロトコルです。管理される機器側(SNMPエージェント)は、管理情報を保持し、問合せに応答したり、異常を通知(トラップ)したりします。

他の選択肢が不適切な理由
・SMTP:電子メールを送信・転送するためのプロトコルです。名前が似ているので注意が必要です。
・NTP:機器の時刻を同期させるためのプロトコルです。
・HTTP:WebサーバとWebブラウザの間で、Webページなどをやり取りするためのプロトコルです。

覚え方のポイント
「SNMP=ネットワーク管理(Network Management)」「SMTP=メール送信(Mail Transfer)」。1文字違いなので、中の単語で区別しましょう。
問23-11

SDN(Software-Defined Networking)の説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①ネットワーク機器の電源の入り切りを、時間帯に合わせて自動で行う
  • ②通信の内容を暗号化して、インターネット上に仮想的な専用線を作る
  • ③機器の制御をソフトウェアで集中して行い、構成を柔軟に変える
  • ④同じ建物内の機器を、無線の電波でケーブルを使わずに接続する
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正解 ③機器の制御をソフトウェアで集中して行い、構成を柔軟に変える
解説
SDNは、ネットワーク機器が持っていた「データを転送する機能」と「経路などを制御する機能」を分離し、制御の機能をソフトウェア(コントローラ)で集中的に管理する考え方です。個々の機器を1台ずつ設定し直さなくても、ソフトウェアからネットワークの構成を柔軟かつ迅速に変更できます。

他の選択肢が不適切な理由
・暗号化して仮想的な専用線を作る:VPNの説明です。
・電源の入り切りを自動で行う:消費電力の管理の機能で、SDNの説明ではありません。
・無線の電波でケーブルを使わずに接続:無線LANの説明です。

覚え方のポイント
「SDN=ネットワークをソフトウェアで定義する(制御の集中化)」。似た考え方に、ネットワーク機器の機能を汎用サーバ上のソフトウェアで実現するNFVがあります。
問33-11

第5世代移動通信システム(5G)の主な特徴の組合せとして、最も適切なものはどれか。

  • ①低速だが、数km以上の範囲を低消費電力で通信
  • ②超高速・大容量、超低遅延、多数同時接続
  • ③数cmの近距離だけで、かざして通信する
  • ④有線のLANケーブルを使って、電力も同時に供給する
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正解 ②超高速・大容量、超低遅延、多数同時接続
解説
5Gは、次の3つの特徴を持つ移動通信システムです。
・超高速・大容量:高精細な動画などを速く送れる
・超低遅延:通信の遅れが非常に小さい(自動運転や遠隔手術などへの応用)
・多数同時接続:狭い範囲で非常に多くの機器を同時に接続できる(IoTへの応用)

他の選択肢が不適切な理由
・低速だが、数km以上を低消費電力で通信:LPWAの特徴です。
・数cmの近距離でかざして通信:NFCの特徴です。
・LANケーブルで電力も供給:PoEの説明です。

覚え方のポイント
「5G=速い・遅れない・たくさんつながる」。この3点がセットで問われます。
問43-11

LPWA(Low Power Wide Area)の特徴として、最も適切なものはどれか。

  • ①通信速度は低いが、少ない電力で数km以上の広い範囲をカバーする
  • ②通信速度は非常に高いが、通信できる範囲は数m程度に限られている
  • ③有線のケーブルを使うため、屋外に設置する機器には利用できない
  • ④大容量の動画を配信するために、専用の衛星回線を使って通信する
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正解 ①通信速度は低いが、少ない電力で数km以上の広い範囲をカバーする
解説
LPWAは、名前のとおり低消費電力(Low Power)で、広い範囲(Wide Area)をカバーできる無線通信の総称です。通信速度は低いものの、電池で長期間動作できるため、河川の水位や農地の状態など、少量のデータを定期的に送るIoT機器のセンサー網に適しています。

他の選択肢が不適切な理由
・非常に高速だが範囲は数m程度:LPWAは、速度よりも省電力と広い範囲を重視した方式です。
・有線のケーブルを使う:LPWAは無線通信です。
・大容量の動画配信のための衛星回線:LPWAは、少量のデータの送信に向いた方式です。

覚え方のポイント
「LPWA=遅いけれど、省電力で遠くまで届く(IoTセンサー向け)」。5G(速い)との対比で覚えましょう。
問53-11

スマートフォンなどの端末をアクセスポイントのように使い、そのモバイル回線を経由して、パソコンなどをインターネットに接続する機能はどれか。

  • ①テザリング
  • ②ローミング
  • ③ハンドオーバー
  • ④キャリアアグリゲーション
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正解 ①テザリング
解説
テザリングは、スマートフォンなどのモバイル回線に接続できる端末を中継役にして、パソコンやタブレットなどの他の機器をインターネットに接続する機能です。無線LAN、Bluetooth、USBケーブルなどで機器と端末をつなぎます。

他の選択肢が不適切な理由
・ローミング:契約している通信事業者のサービス範囲の外(海外など)でも、提携している他の事業者の設備を使って通信できるようにすることです。
・ハンドオーバー:移動中の端末が通信を続けたまま、接続する基地局を切り替えることです。
・キャリアアグリゲーション:複数の周波数帯の電波を束ねて同時に使い、通信を高速化する技術です。

覚え方のポイント
「テザリング=スマホを親機にして他の機器をつなぐ」「ハンドオーバー=移動中に基地局を乗り換える」「ローミング=他社の網を借りる」。
問63-11

自らは無線通信の設備(基地局など)を持たず、他の通信事業者から借りて、独自のブランドで携帯電話などの通信サービスを提供する事業者はどれか。

  • ①MNO
  • ②CDN
  • ③ISP
  • ④MVNO
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正解 ④MVNO
解説
MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)は、自ら無線の基地局などの設備を持たず、設備を持つ事業者(MNO)から回線を借りて、独自のブランドや料金で通信サービスを提供する事業者です。いわゆる格安SIMの事業者の多くがこれに当たります。

他の選択肢が不適切な理由
・MNO:自ら無線通信の設備を保有・運用して、移動通信サービスを提供する事業者です。
・ISP:インターネットへの接続サービスを提供する事業者(インターネットサービスプロバイダ)です。
・CDN:Webのコンテンツを、利用者に近い場所に配置したサーバから効率よく配信する仕組みです。

覚え方のポイント
「MNO=設備を持つ」「MVNO=設備を借りる(Virtual=仮想)」。Vの有無で区別しましょう。
問73-11

動画などのWebコンテンツを、利用者に近い場所に分散して配置したサーバから配信し、配信の高速化とサーバの負荷の分散を図る仕組みはどれか。

  • ①DNS
  • ②VPN
  • ③CDN
  • ④NAS
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正解 ③CDN
解説
CDN(Content Delivery Network)は、Webサイトの画像や動画などのコンテンツを、地理的に分散して配置した多数のサーバ(キャッシュサーバ)に複製しておき、利用者に近いサーバから配信する仕組みです。応答が速くなるとともに、元のサーバにアクセスが集中するのを防げます。

他の選択肢が不適切な理由
・DNS:ドメイン名とIPアドレスを対応づける仕組みです。
・VPN:インターネット上に、暗号化した仮想的な専用線を作る技術です。
・NAS:LANに接続して使うファイル共有用の記憶装置です。

覚え方のポイント
「CDN=コンテンツを近くの倉庫から配送する仕組み」。大規模な動画配信サービスなどで広く使われています。
問83-11

インターネットの技術(Webブラウザや電子メールなど)を使って構築した、企業の内部だけで利用するネットワークはどれか。

  • ①エクストラネット
  • ②イントラネット
  • ③インターネット
  • ④ピアツーピア
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正解 ②イントラネット
解説
イントラネットは、TCP/IPやWeb、電子メールなどのインターネットの技術を使って構築した、企業などの組織の内部だけで利用するネットワークです。社内の掲示板や申請システムなどを、使い慣れたWebブラウザで利用できます。

他の選択肢が不適切な理由
・エクストラネット:複数の企業のイントラネットどうしを相互に接続し、取引先などとの間で情報をやり取りするネットワークです。
・インターネット:世界中のネットワークを相互に接続した、誰でも利用できるネットワークです。
・ピアツーピア:サーバを介さずに、端末どうしが対等な立場で直接通信する方式です。

覚え方のポイント
「イントラ=内部」「エクストラ=外部(取引先)とつなぐ」「インター=相互に(世界中)」。接頭語の意味で覚えましょう。
問93-11

Webサーバが、利用者のWebブラウザに保存させる小さなデータで、ログインの状態や買い物かごの中身などを管理するために使われるものはどれか。

  • ①CSS
  • ②Cookie
  • ③CGI
  • ④キャッシュ
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正解 ②Cookie
解説
Cookieは、Webサーバが利用者のWebブラウザに保存させる小さなテキストデータです。次に同じサイトにアクセスしたとき、ブラウザがCookieをサーバに送ることで、サーバは「どの利用者か」「ログイン中か」「買い物かごに何が入っているか」などを識別できます。HTTPは本来、前のアクセスの状態を覚えていないため、この仕組みが使われます。

他の選択肢が不適切な理由
・キャッシュ:一度表示したWebページのデータなどを、次に速く表示するために保存しておく仕組みです。
・CGI:Webサーバ上でプログラムを動かし、その結果をWebページとして返すための仕組みです。
・CSS:Webページの文字の色や配置などの見た目を指定する言語です。

覚え方のポイント
「Cookie=サーバがブラウザに預ける目印(状態の管理)」。Cookieが盗まれると、なりすましの原因になる(セッションハイジャック)ため、セキュリティの問題でもよく出ます。
問103-11

移動しながら携帯電話で通信しているとき、通信を切らずに接続する基地局を切り替える仕組みはどれか。

  • ①ハンドオーバー
  • ②ローミング
  • ③テザリング
  • ④ビームフォーミング
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正解 ①ハンドオーバー
解説
ハンドオーバーは、携帯電話などの端末が移動して、通信している基地局の電波が届く範囲(セル)を出るとき、通信を途切れさせずに、隣の基地局に接続を切り替える仕組みです。これにより、電車や自動車で移動しながらでも、通話やデータ通信を続けられます。

他の選択肢が不適切な理由
・ローミング:契約している事業者のサービス範囲外で、提携している他の事業者の設備を使って通信できるようにすることです。
・テザリング:スマートフォンを中継役にして、他の機器をインターネットに接続する機能です。
・ビームフォーミング:電波を特定の方向に集中させて送る技術で、通信の品質を高めるために使われます。

覚え方のポイント
「ハンドオーバー=手渡し(基地局から基地局へ通信をリレーする)」と、言葉の意味から覚えましょう。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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