2026年版・4-4

知的財産適用管理・開発環境管理・構成管理の一問一答

基本情報技術者試験 科目A「開発技術」から、知的財産適用管理・開発環境管理・構成管理に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。科目Aの本試験と同じく、4択で出題しています。

問14-4

ソフトウェアの構成管理の説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①成果物の版や変更の履歴を管理し、どの版で構成されているかを把握する
  • ②プロジェクトの要員の構成を管理し、各メンバーの役割と責任を明確にする
  • ③ハードウェアの設置場所と配線を管理して、機器の盗難を防止する
  • ④開発の費用の構成を管理して、予算を超えないように調整していく
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正解 ①成果物の版や変更の履歴を管理し、どの版で構成されているかを把握する
解説
構成管理は、ソフトウェアを構成するプログラムや設計書などの成果物(構成品目)について、版(バージョン)や変更の履歴を管理し、ある時点のシステムがどの版の組合せで構成されているかを正確に把握できるようにする活動です。変更の管理、構成状況の記録、ベースライン(基準となる版)の設定などを行います。

他の選択肢が不適切な理由
・要員の構成と役割を管理:プロジェクトの資源(人的資源)の管理の説明です。
・機器の設置場所と配線を管理し、盗難を防止:ファシリティや資産の管理の説明です。
・費用の構成を管理:コストの管理の説明です。

覚え方のポイント
「構成管理=何の、どの版でできているかを管理する」。いつでも特定の版を再現できることが目的です。
問24-4

構成管理において、ある時点で確定させて以降の変更を正式な手続で管理する対象とした、成果物の基準となる状態を何というか。

  • ①マイルストーン
  • ②ワークパッケージ
  • ③クリティカルパス
  • ④ベースライン
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正解 ④ベースライン
解説
ベースラインは、レビューなどを経て承認され、ある時点で確定させた成果物の基準となる状態(版)です。ベースラインを設定した後は、その成果物を変更するには、変更管理の正式な手続(変更の申請、影響の評価、承認など)が必要になります。これにより、無秩序な変更を防ぎます。

他の選択肢が不適切な理由
・マイルストーン:プロジェクトの中の重要な節目となる時点(工程の完了など)です。
・クリティカルパス:プロジェクトの作業の経路のうち、最も時間がかかり、全体の期間を決める経路です。
・ワークパッケージ:WBSの最下位の階層の作業の単位です。

覚え方のポイント
「ベースライン=変更の基準線(ここから先は正式な手続でしか変えない)」。構成管理と変更管理の出発点になります。
問34-4

システムの開発を請負契約で外部の会社に委託した。契約で著作権の帰属について何も定めていない場合、開発されたプログラムの著作権は、原則として誰に帰属するか。

  • ①委託者と受託者の両者の共有
  • ②費用を支払った委託者(発注者)
  • ③開発を行った受託者(開発会社)
  • ④プログラムを最初に利用した者
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正解 ③開発を行った受託者(開発会社)
解説
著作権は、著作物を創作した者(著作者)に発生します。請負契約で開発を委託した場合、プログラムを実際に創作したのは受託者(開発会社)なので、契約で特に定めていなければ、著作権は原則として受託者に帰属します。発注者が費用を支払っていても、それだけで著作権が発注者に移るわけではありません。そのため、実務では、著作権の帰属や利用の条件を契約で明確に定めておくことが重要です。

他の選択肢が不適切な理由
・費用を支払った委託者:費用の支払いによって著作権が自動的に移るわけではありません。契約で譲渡を定める必要があります。
・委託者と受託者の共有:契約で定めていない限り、共有にはなりません。
・最初に利用した者:利用したことで著作権が生じることはありません。

覚え方のポイント
「請負=作った会社のもの(契約で定めなければ)」「社員が職務で作ったもの=一定の条件を満たせば会社のもの(職務著作)」。請負と職務著作の違いがよく問われます。
問44-4

ソフトウェアの開発会社が倒産したり、保守を続けられなくなったりした場合に備えて、ソースコードを第三者の機関に預けておき、一定の条件を満たしたときに利用者へ開示する仕組みはどれか。

  • ①ボリュームライセンス
  • ②ソフトウェアエスクロー
  • ③アクティベーション
  • ④ソフトウェアライセンス
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正解 ②ソフトウェアエスクロー
解説
ソフトウェアエスクローは、ソフトウェアの開発会社が、ソースコードなどを中立的な第三者機関(エスクロー事業者)に預けておき、開発会社の倒産などあらかじめ決めた条件が発生したときに、利用者に開示する仕組みです。利用者は、開発会社がいなくなってもソフトウェアの保守を続けられ、開発会社は、平常時にはソースコードを利用者に渡さずに済みます。

他の選択肢が不適切な理由
・ソフトウェアライセンス:ソフトウェアの利用を許諾する契約や、その許諾の条件のことです。
・アクティベーション:ソフトウェアを使えるようにするため、正規の利用者であることをインターネット経由などで認証する手続です。
・ボリュームライセンス:企業などが、同じソフトウェアを多数のコンピュータで使う場合に、まとめて利用権を購入する契約の形態です。

覚え方のポイント
「エスクロー=第三者に預ける(条件が来たら開示)」。利用者と開発会社の双方を守る仕組みです。
問54-4

ソフトウェアの不正なコピーや利用を防ぐため、インストールした後に、インターネット経由などでライセンス情報を認証し、ソフトウェアを利用可能な状態にする手続はどれか。

  • ①デフラグ
  • ②アクティベーション
  • ③アンインストール
  • ④アップデート
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正解 ②アクティベーション
解説
アクティベーションは、ソフトウェアをインストールした後、プロダクトキーなどのライセンス情報と、インストールした機器の情報をメーカーのサーバに送って認証を受け、ソフトウェアを利用可能な状態にする手続です。1つのライセンスが許可された台数を超えて使われることを防ぐ、ソフトウェアの技術的な保護の手段の一つです。

他の選択肢が不適切な理由
・アップデート:ソフトウェアを新しい版に更新して、不具合の修正や機能の追加を行うことです。
・アンインストール:インストールしたソフトウェアを削除することです。
・デフラグ:ディスク上で断片化したファイルを整理して、読み書きを速くすることです。

覚え方のポイント
「アクティベーション=有効化(正規の利用者かを認証する)」。コピーガードやDRMと並ぶ、ソフトウェアの技術的な保護の手段です。
問64-4

デジタルの音楽や映像などのコンテンツについて、許可された範囲を超える複製や再生ができないように、利用を技術的に制限する仕組みの総称はどれか。

  • ①DRM
  • ②DLP
  • ③DMZ
  • ④DNS
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正解 ①DRM
解説
DRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)は、音楽・映像・電子書籍などのデジタルコンテンツについて、暗号化などの技術を使って、許可された範囲を超える複製や再生、閲覧を制限し、著作権者の権利を守る仕組みの総称です。

他の選択肢が不適切な理由
・DLP:機密情報が外部に持ち出されることを監視・防止する仕組みです。
・DMZ:インターネットと社内ネットワークの間に設ける、公開サーバを置くためのネットワーク領域です。
・DNS:ドメイン名とIPアドレスを対応づける仕組みです。

覚え方のポイント
「DRM=Digital Rights(デジタルの権利)を守る管理」。頭文字の似た略語が多いので、R(Rights=権利)で覚えましょう。
問74-4

開発者が作成・変更したソースコードを、頻繁に共有のリポジトリに統合し、そのたびに自動でビルドとテストを行う手法はどれか。

  • ①ウォークスルー
  • ②ホワイトボックステスト
  • ③リバースエンジニアリング
  • ④継続的インテグレーション
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正解 ④継続的インテグレーション
解説
継続的インテグレーション(CI:Continuous Integration)は、開発者がソースコードの変更を小さな単位で頻繁に共有のリポジトリに統合し、そのたびにビルドとテストを自動で実行する手法です。統合による問題を早い段階で見つけられるため、後でまとめて統合するときに大量の不具合が見つかる、という事態を防げます。

他の選択肢が不適切な理由
・ウォークスルー:作成者が主体となって、関係者と一緒に成果物を順にたどって誤りを見つけるレビューです。
・リバースエンジニアリング:既存のソフトウェアを解析して、仕様や設計を取り出すことです。
・ホワイトボックステスト:プログラムの内部構造に着目して行うテストです。

覚え方のポイント
「CI=こまめに統合して、毎回自動でテスト」。さらに、いつでも本番環境に出せる状態を保つことを、継続的デリバリー(CD)といいます。
問84-4

ソフトウェア開発において、開発環境と本番環境を分離して管理する主な目的として、最も適切なものはどれか。

  • ①開発と本番で同じ機器を共用して、ハードウェアの費用を削減する
  • ②開発者が本番のデータを自由に書き換えて、試験を効率化できるようにする
  • ③開発中の変更や試験の操作が、稼働中の業務に影響を与えないようにする
  • ④開発が終わった後は、本番環境だけを残して開発環境を不要にする
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正解 ③開発中の変更や試験の操作が、稼働中の業務に影響を与えないようにする
解説
開発環境と本番環境を分離するのは、開発中のプログラムの変更や試験のための操作によって、利用者が実際に使っている本番のシステムやデータに障害や不整合を起こさないようにするためです。また、開発者が本番のデータに不必要に触れないようにすることで、情報漏えいや不正のリスクも下げられます。

他の選択肢が不適切な理由
・本番のデータを自由に書き換えられるようにする:分離の目的とは正反対で、本番のデータを守るために分離します。
・同じ機器を共用して費用を削減:分離すると、むしろ環境を別に用意する費用がかかります。
・開発環境を不要にする:運用開始後も、保守や改修のために開発環境(とテスト環境)は必要です。

覚え方のポイント
「開発環境で作り、テスト環境で確かめ、本番環境に出す」。環境を分けることで、本番の業務を守ります。
問94-4

ソースコードなどの成果物について、いつ・誰が・どこを変更したかという履歴を記録し、必要に応じて過去の版に戻せるようにするツールの機能はどれか。

  • ①プロファイリング
  • ②デバッグ
  • ③バージョン管理
  • ④コンパイル
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正解 ③バージョン管理
解説
バージョン管理は、ソースコードなどのファイルについて、変更の内容、変更した日時と人、変更の理由などの履歴を記録し、過去の任意の版を取り出したり、元に戻したりできるようにする機能です。複数の開発者が同じファイルを同時に変更したときの内容の統合(マージ)も支援します。Gitなどのツールが広く使われており、構成管理を支える重要な仕組みです。

他の選択肢が不適切な理由
・デバッグ:プログラムの誤りを見つけて修正する作業です。
・プロファイリング:プログラムの実行時に、どの処理にどれだけ時間がかかっているかなどを測定することです。
・コンパイル:ソースコードを、コンピュータが実行できる形式に翻訳することです。

覚え方のポイント
「バージョン管理=変更の履歴を残し、いつでも戻せる」。構成管理の中心となる道具です。
問104-4

企業が多数のパソコンで同じソフトウェアを使うため、利用する台数分の利用権をまとめて購入する契約の形態はどれか。

  • ①フリーウェア
  • ②ボリュームライセンス
  • ③サブスクリプション
  • ④シュリンクラップ契約
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正解 ②ボリュームライセンス
解説
ボリュームライセンスは、企業や学校などが、同じソフトウェアを多数のコンピュータで利用するときに、必要な数の利用権をまとめて購入する契約の形態です。1本ずつパッケージを購入するより費用が安くなり、ライセンスの管理もしやすくなります。

他の選択肢が不適切な理由
・シュリンクラップ契約:ソフトウェアのパッケージの包装(シュリンクラップ)を開封したことで、使用許諾の条件に同意したとみなす契約の方式です。
・サブスクリプション:一定の期間ごとに料金を支払って、ソフトウェアやサービスを利用する形態です。
・フリーウェア:無償で利用できるソフトウェアのことで、契約の形態の名前ではありません。

覚え方のポイント
「ボリューム=量(まとめて購入)」。ライセンスの管理では、保有しているライセンス数と、実際の利用台数を突き合わせて、違反がないかを確認することが大切です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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