2026年版・1-13

法令:容器による貯蔵の技術上の基準の一問一答

第三種冷凍機械責任者試験「法令(高圧ガス保安法・冷凍保安規則)」から、法令:容器による貯蔵の技術上の基準に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は正誤の組合せを選ぶ択一式が中心ですが、ここでは4択で出題しています。

問11-13

冷凍設備の冷媒の補充用として、液化フルオロカーボンを容器により貯蔵する。高圧ガス保安法第15条第1項ただし書と一般高圧ガス保安規則により、貯蔵の技術上の基準に従わなくてよいのは、貯蔵する液化ガスの質量が何kg以下のときか。

  • ①15kg以下
  • ②1.5kg以下
  • ③0.15kg以下
  • ④10kg以下
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正解 ②1.5kg以下
解説
法第15条第1項ただし書は、経済産業省令で定める容積以下の高圧ガスの貯蔵には、貯蔵の技術上の基準を適用しないとしています。一般高圧ガス保安規則第19条は、その容積を0.15立方メートルとし、液化ガスの場合は質量10キログラムを容積1立方メートルとみなすと定めています。

計算の手順
0.15m³ × 10kg/m³ = 1.5kg

他の選択肢が不適切な理由
・15kg以下:正しい値(1.5kg)をさらに10倍した値で、換算(質量10kgを容積1m³とみなす)を二重に掛けています。
・0.15kg以下:容積の数値0.15(m³)を、そのまま質量の数値として使っています。
・10kg以下:容積1m³とみなす質量(10kg)と取り違えた値です。

覚え方のポイント
「0.15m³=液化ガスなら1.5kg」。これを超えると、補充用の容器1本でも貯蔵の基準に従って貯蔵します。
問21-13

次のイ、ロ、ハの記述のうち、冷媒の補充用の充塡容器等による高圧ガス(質量1.5kgを超えるもの)の貯蔵について、一般高圧ガス保安規則上正しいものはどれか。
イ.液化アンモニアの充塡容器等による貯蔵は、通風の良い場所でしなければならない。
ロ.特定不活性ガスであるR32の充塡容器等による貯蔵も、通風の良い場所でしなければならない。
ハ.不活性ガスである液化フルオロカーボンの充塡容器等も、常に温度40度以下に保たなければならない。

  • ①イ、ハ
  • ②イ
  • ③ロ
  • ④イ、ロ
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正解 ①イ、ハ
解説
冷媒の補充用の容器による貯蔵は、一般高圧ガス保安規則第18条第2号の基準に従います。ガスの種類によって、かかる基準が違う点を確認する問題です。

各記述の正誤
・イ(正しい):第18条第2号イにより、可燃性ガス又は毒性ガスの充塡容器等による貯蔵は、通風の良い場所でします。アンモニアは可燃性ガスかつ毒性ガスです。
・ロ(誤り):第18条第2号イの対象は可燃性ガスと毒性ガスで、特定不活性ガスは含まれていません。
・ハ(正しい):第18条第2号ロで第6条第2項第8号の基準が適用され、同号ホにより充塡容器等は常に温度40度以下に保ちます。ガスの種類による例外はありません。

覚え方のポイント
「通風の良い場所=可燃性ガス・毒性ガス」「40度以下=すべての充塡容器等」。
問31-13

次のイ、ロ、ハの記述のうち、容器置場及び充塡容器等の基準(冷媒の補充用の容器による貯蔵にも適用されるもの)について、一般高圧ガス保安規則上正しいものはどれか。
イ.充塡容器等は、充塡容器と残ガス容器にそれぞれ区分して容器置場に置く。
ロ.液化アンモニアの充塡容器等と酸素の充塡容器等は、それぞれ区分して容器置場に置く。
ハ.容器置場には、計量器など作業に必要な物のほか、予備の冷凍機油の缶なども置いてよい。

  • ①ロ
  • ②ハ
  • ③イ、ロ
  • ④イ、ロ、ハ
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正解 ③イ、ロ
解説
容器置場の決まり(一般高圧ガス保安規則第6条第2項第8号)を確認する問題です。容器による貯蔵にも、第18条第2号ロでこの基準が適用されます。

各記述の正誤
・イ(正しい):第6条第2項第8号イのとおりです。中身の多い容器と少ない容器を分けて管理します。
・ロ(正しい):同号ロは、可燃性ガス、毒性ガス、特定不活性ガス及び酸素の充塡容器等を、それぞれ区分して置くこととしています。
・ハ(誤り):同号ハは、容器置場には計量器等作業に必要な物以外の物を置かないこととしています。

覚え方のポイント
容器置場は「充塡容器と残ガス容器を区分」「ガスの種類ごとに区分」「作業に必要な物以外は置かない」の3点で整理しましょう。
問41-13

充塡容器等を容器置場に置くとき、転落、転倒等による衝撃及びバルブの損傷を防止する措置を講じなくてもよい容器として、一般高圧ガス保安規則上正しいものはどれか。

  • ①内容積が25リットル以下のもの
  • ②内容積が1デシリットル以下のもの
  • ③内容積が5リットル以下のもの
  • ④内容積が50リットル以下のもの
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正解 ③内容積が5リットル以下のもの
解説
一般高圧ガス保安規則第6条第2項第8号トは、充塡容器等(内容積が5リットル以下のものを除く。)には、転落、転倒等による衝撃及びバルブの損傷を防止する措置を講じ、かつ、粗暴な取扱いをしないことと定めています。

他の選択肢が不適切な理由
・25リットル以下:25リットルは、車両に積載して移動するときの警戒標などの例外に出てくる数値です。
・1デシリットル以下:1デシリットルは、法第3条第2項で容器に関する規定の適用が除かれる容器の大きさです。
・50リットル以下:50リットルは、車両に積載する容器の内容積の合計として例外に出てくる数値です。

覚え方のポイント
「転落・転倒の防止は5リットルを超える容器」。25リットル・50リットル(車両の例外)、1デシリットル(容器の規定の適用除外)と区別して覚えましょう。
問51-13

冷媒の補充用の充塡容器等を、車両に積載したまま貯蔵することについて、一般高圧ガス保安規則上正しいものはどれか。

  • ①車両の見やすい箇所に警戒標を掲げれば、貯蔵してよい
  • ②容器の温度を常に40度以下に保てば、してよい
  • ③特定不活性以外の不活性ガスの容器なら、してよい
  • ④貯蔵所の許可・届出による場合などを除き、できない
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正解 ④貯蔵所の許可・届出による場合などを除き、できない
解説
一般高圧ガス保安規則第18条第2号ホは、貯蔵は、船、車両若しくは鉄道車両に固定し、又は積載した容器によりしないこととしています。ただし、第一種貯蔵所の許可(法第16条第1項)や第二種貯蔵所の届出(法第17条の2第1項)を行ったところに従って貯蔵するときなどは、この限りでないとしています。

他の選択肢が不適切な理由
・警戒標を掲げればよい:警戒標は移動のときの基準です。車両に積載した容器による貯蔵そのものが、原則として禁止されています。
・40度以下なら可:40度以下に保つのは容器による貯蔵に共通の基準で、これを守っても車両に積載したままの貯蔵が認められるわけではありません。
・特定不活性以外の不活性ガスなら可:除かれているのは消火の用に供する不活性ガスなどで、冷媒の補充用の容器は、不活性ガスでも除かれていません。

覚え方のポイント
「車に積んだまま置いておく」は、原則として貯蔵の方法として認められません。
問61-13

一般高圧ガス保安規則でいう「充塡容器」の説明として、正しいものはどれか。

  • ①充塡後の質量の減少が、充塡時の質量の2分の1未満の容器
  • ②充塡後の質量の減少が、充塡時の質量の10分の1未満の容器
  • ③充塡後の質量の減少が、充塡時の質量の2分の1以上の容器
  • ④内容積の90%以上まで高圧ガスを充塡してある容器
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正解 ①充塡後の質量の減少が、充塡時の質量の2分の1未満の容器
解説
一般高圧ガス保安規則第2条第1項第10号は、「充塡容器」を、現に高圧ガス(高圧ガスが充塡された後に当該ガスの質量が充塡時における質量の2分の1以上減少していないものに限る。)を充塡してある容器と定めています。同項第11号は、現に高圧ガスを充塡してある容器であって充塡容器以外のものを「残ガス容器」としています。

他の選択肢が不適切な理由
・10分の1未満:基準は2分の1です。
・2分の1以上減ったもの:これは「残ガス容器」に当たります。
・内容積の90%以上:充塡容器かどうかは、充塡した量ではなく、充塡時からの質量の減り方で決まります。

覚え方のポイント
「半分以上残っていれば充塡容器、それより減ったら残ガス容器」。両方を合わせて「充塡容器等」と呼びます。
問71-13

第一種貯蔵所・第二種貯蔵所以外の場所で、特定不活性ガス(R32など)の充塡容器等により高圧ガスを貯蔵する場合に、一般高圧ガス保安規則上、適合することを要しないとされている基準はどれか。

  • ①充塡容器等を常に温度40度以下に保つこと
  • ②容器置場の周囲2m以内での火気の使用の禁止
  • ③充塡容器と残ガス容器を区分して容器置場に置くこと
  • ④充塡容器等の転落・転倒を防止すること
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正解 ②容器置場の周囲2m以内での火気の使用の禁止
解説
一般高圧ガス保安規則第18条第2号ロは、容器による貯蔵に第6条第2項第8号の基準を適用したうえで、「第一種貯蔵所及び第二種貯蔵所以外の場所で充塡容器等により特定不活性ガスを貯蔵する場合には、同号ロ及びニの基準に適合することを要しない」としています。同号ロはガスの種類ごとの区分、同号ニは周囲2m以内の火気の禁止です。

他の選択肢が不適切な理由
・40度以下に保つ:この基準は特定不活性ガスにも適用されます。
・充塡容器と残ガス容器の区分:この基準(第6条第2項第8号イ)も適用されます。
・転落・転倒の防止:この基準(同号ト)も適用されます。

覚え方のポイント
特定不活性ガスを貯蔵所以外で容器により貯蔵するときは「ガスの種類ごとの区分」と「2m以内の火気の禁止」の2つが不要。40度以下や転落防止は必要です。
問81-13

次のイ、ロ、ハの記述のうち、高圧ガスの貯蔵について正しいものはどれか。
イ.高圧ガスの貯蔵は、第一種貯蔵所以外の場所であれば、技術上の基準に従う必要はない。
ロ.冷凍保安規則の貯蔵の技術上の基準(第20条)は、冷凍設備に転落、転倒等による衝撃を防止する措置を講じ、かつ、粗暴な取扱いをしないことである。
ハ.液化ガスの貯蔵では、質量10kgを容積1m³とみなして、貯蔵の技術上の基準が適用されるかどうかを判断する。

  • ①イ
  • ②ロ
  • ③イ、ロ
  • ④ロ、ハ
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正解 ④ロ、ハ
解説
貯蔵の規制の全体像を確認する問題です。

各記述の正誤
・イ(誤り):法第15条第1項は、高圧ガスの貯蔵は技術上の基準に従ってしなければならないとし、除外は第一種製造者が許可を受けたところに従って貯蔵する場合や、容積0.15m³以下の場合などに限っています。
・ロ(正しい):冷凍保安規則第20条は、貯蔵の技術上の基準を第27条第2号の基準(冷凍設備には転落、転倒等による衝撃を防止する措置を講じ、かつ、粗暴な取扱いをしないこと)としています。
・ハ(正しい):一般高圧ガス保安規則第19条第2項のとおりです。

覚え方のポイント
「貯蔵は原則として技術上の基準に従う(0.15m³以下などは除く)」。冷凍設備そのものの貯蔵は冷凍保安規則、補充用の容器の貯蔵は一般高圧ガス保安規則の基準です。
問91-13

冷媒の補充用の充塡容器等(超低温容器・低温容器を除く。)を容器置場に置いて貯蔵するとき、保たなければならない容器の温度として、一般高圧ガス保安規則上正しいものはどれか。

  • ①常に40度以下
  • ②常に35度以下
  • ③常に45度以下
  • ④常に50度以下
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正解 ①常に40度以下
解説
一般高圧ガス保安規則第6条第2項第8号ホは、充塡容器等(圧縮水素運送自動車用容器を除く。)は常に温度40度以下(超低温容器・低温容器は常用の温度のうち最高のもの)に保つことと定めています。容器による貯蔵には、第18条第2号ロでこの基準が適用されます。移動のときも同じく40度以下です(第50条第1項第2号)。

他の選択肢が不適切な理由
・35度以下:35度は、高圧ガスの定義で圧力を判断するときの基準の温度です。
・45度以下:定められた値ではありません。
・50度以下:定められた値ではありません。

覚え方のポイント
「容器は40度以下」。高圧ガスの定義の「35度」と混同しないようにしましょう。
問101-13

次のイ、ロ、ハの記述のうち、冷媒の補充用の充塡容器等による貯蔵について、一般高圧ガス保安規則上正しいものはどれか。
イ.液化アンモニアの容器置場には、携帯電燈以外の燈火を携えて立ち入ってはならない。
ロ.転落、転倒等による衝撃及びバルブの損傷を防止する措置は、内容積が25リットルを超える充塡容器等に限り講じればよい。
ハ.残ガス容器も、充塡容器と同じく、常に温度40度以下に保たなければならない。

  • ①イ
  • ②イ、ハ
  • ③ロ
  • ④イ、ロ
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正解 ②イ、ハ
解説
容器置場と充塡容器等の基準の細かな点を確認する問題です。

各記述の正誤
・イ(正しい):第6条第2項第8号チは、可燃性ガスの容器置場には携帯電燈以外の燈火を携えて立ち入らないこととしています。アンモニアは可燃性ガスです。
・ロ(誤り):同号トにより、この措置が不要なのは内容積が5リットル以下の容器だけです。
・ハ(正しい):同号ホの「充塡容器等」は、充塡容器と残ガス容器を合わせた言い方なので、残ガス容器も40度以下に保ちます。

覚え方のポイント
「充塡容器等=充塡容器+残ガス容器」。中身が減った容器にも同じ基準がかかります。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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