圧縮機より低い位置にある蒸発器から、吸込み蒸気の配管を立ち上げて圧縮機へ戻す。このとき、立ち上がり管の下部に小さなトラップを設ける目的として、最も適切なものはどれか。
- ①たまった油をガスで押し上げ、圧縮機へ戻す
- ②吸込み蒸気の過熱度を大きくして、圧縮機を保護する
- ③冷媒液をためておき、運転の再開時に確実に液を送る
- ④配管の熱膨張を吸収して、配管の割れを防ぐ
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吸込み管を立ち上げるときは、立ち上がりの下部に小さなトラップを設けると、そこにたまった油が液膜となって管をふさぎ、ガスの流れで押し上げられて圧縮機へ戻ります。立ち上がり管は、最小の負荷でも油を運べる流速を保てる太さにします。
他の選択肢が不適切な理由
・過熱度を大きくする:トラップは油を戻すためのもので、過熱度を調整するものではありません。
・冷媒液をためる:圧縮機が液を吸い込む原因になるので、吸込み管に液をためてはいけません。
・熱膨張の吸収:熱膨張の吸収は、ベンドやループの役目です。
覚え方のポイント
「立ち上がり管の下に小さなトラップ」は油戻しのため。横走り管に不必要なトラップを作るのとは、目的が違います。