2026年版・8-2

運転:運転と保守管理の一問一答

第三種冷凍機械責任者試験「据付け・試験・運転・保守管理」から、運転:運転と保守管理に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は正誤の組合せを選ぶ択一式が中心ですが、ここでは4択で出題しています。

問18-2

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の運転状態について正しいものはどれか。
イ.冷媒の量がかなり足りないと、吸込み蒸気の過熱度が増え、吐出しガスの温度が高くなる。
ロ.冷媒充塡量が大きく不足していると、液配管のサイトグラスに気泡が見られる。
ハ.冷媒の量がかなり足りないと、吐出しガスの圧力も温度も高くなる。
ニ.装置内に空気などの不凝縮ガスがたまると、吐出しガスの圧力も温度も高くなる。

  • ①ニ
  • ②イ、ロ、ニ
  • ③ロ、ニ
  • ④イ、ロ、ハ、ニ
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正解 ②イ、ロ、ニ
解説
冷媒不足と不凝縮ガスで、運転状態がどう変わるかを比べる問題です。

各記述の正誤
・イ(正しい):蒸発器の出口で蒸気が大きく過熱されるためです。
・ロ(正しい):液配管が冷媒液で満たされないためです。
・ハ(誤り):冷媒不足では、吐出しガス温度は上がりますが、凝縮する冷媒が少なくなるので吐出しガスの圧力(凝縮圧力)は下がる傾向です。
・ニ(正しい):不凝縮ガスの分圧の分だけ凝縮圧力が上がるためです。

覚え方のポイント
「冷媒不足=温度↑・圧力↓」「不凝縮ガス=温度↑・圧力↑」。圧力の動きが逆になる点がポイントです。
問28-2

冷凍装置内に不凝縮ガスが存在するときの運転状態として、正しいものはどれか。

  • ①凝縮圧力が下がり、吐出しガスの圧力と温度がともに低下する
  • ②凝縮圧力は変わらず、吐出しガスの温度だけが大きく上昇する
  • ③冷凍能力が増加し、冷凍装置の成績係数も大きく向上する
  • ④凝縮圧力が上がり、吐出しガスの圧力と温度がともに上昇する
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正解 ④凝縮圧力が上がり、吐出しガスの圧力と温度がともに上昇する
解説
不凝縮ガス(空気など)は凝縮器の中で凝縮しないため、その分圧の分だけ凝縮圧力が上がり、伝熱も妨げられます。その結果、圧縮機の吐出しガスの圧力と温度がともに上昇し、動力が増えて成績係数が下がります。

他の選択肢が不適切な理由
・凝縮圧力が下がる:不凝縮ガスがあると凝縮圧力は上がります。
・吐出しガス温度だけが上がる:これは冷媒不足などの特徴で、不凝縮ガスがあると凝縮圧力も上がります。
・能力と成績係数が向上:どちらも低下します。

覚え方のポイント
「不凝縮ガス=凝縮圧力↑・吐出しガス温度↑」。停止中に凝縮器内の圧力が、冷媒温度に対する飽和圧力より高ければ、不凝縮ガスの混入を疑います。
問38-2

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の休止と停止について正しいものはどれか。
イ.長く運転を止めるときは、安全弁の元弁も含めて各部の止め弁をすべて閉め、グランド部も締めておく。
ロ.長期間休止する前にポンプダウンを行い、冷媒を受液器などに回収する。
ハ.長期休止中は、低圧側の圧力を大気圧より少し高く保ち、空気や水分の侵入を防ぐ。
ニ.冬期に凍結のおそれがある場合は、水冷凝縮器などの冷却水を抜いておく。

  • ①イ、ハ
  • ②ロ、ハ
  • ③イ、ハ、ニ
  • ④ロ、ハ、ニ
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正解 ④ロ、ハ、ニ
解説
冷凍装置を長期間休止させるときの処置を確認する問題です。

各記述の正誤
・イ(誤り):安全弁の元弁は、休止中でも閉じてはいけません。
・ロ(正しい):休止中の冷媒の管理のためです。
・ハ(正しい):真空にしておくと、漏れがあったときに空気や水分が侵入します。
・ニ(正しい):凍結による冷却管の破損を防ぎます。

覚え方のポイント
「安全弁の元弁を閉じる」という記述は、どの場面で出てきても誤りと判断できます(修理等で特に必要な場合を除く)。
問48-2

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の運転管理について正しいものはどれか。
イ.運転を始めたら、液配管のサイトグラスをのぞいて、泡が出ていないかを確かめる。
ロ.圧縮機が湿り蒸気を吸い込んでいると、吐出しガス温度が下がり、吸込み側に霜が付くことがある。
ハ.水冷凝縮器で、冷却水の入口と出口の温度差が5K、凝縮温度が出口水温より4K高かったため、正常な状態と判断した。
ニ.クランクケースの油に冷媒が溶け込むこと自体を、オイルフォーミングという。

  • ①イ、ロ、ハ
  • ②ハ
  • ③ロ、ハ
  • ④イ、ロ、ハ、ニ
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正解 ①イ、ロ、ハ
解説
運転中の点検と、異常の判断のしかたを確認する問題です。

各記述の正誤
・イ(正しい):正常な運転中の液配管は冷媒液で満たされ、泡はほとんど見えません。
・ロ(正しい):液戻りの兆候です。
・ハ(正しい):一般的な目安の範囲内です。
・ニ(誤り):オイルフォーミングは、油に溶け込んだ冷媒が急に蒸発して油が泡立つ現象です。冷媒の混入そのものを指す言葉ではありません。

覚え方のポイント
運転管理は「サイトグラス・吐出しガス温度・冷却水の温度差・油の状態」を見て判断します。
問58-2

水冷のシェルアンドチューブ凝縮器で、冷却水の入口と出口の温度差が5K、凝縮温度が冷却水の出口温度より4K高い状態で運転されていた。この運転状態の判断として、最も適切なものはどれか。

  • ①凝縮温度が高すぎるので、不凝縮ガスが確実にある
  • ②冷却水の温度差が大きすぎるので、冷却水が不足している
  • ③どちらも一般的な目安の範囲内なので、正常と判断できる
  • ④凝縮温度が低すぎるので、冷媒が大きく不足している
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正解 ③どちらも一般的な目安の範囲内なので、正常と判断できる
解説
水冷のシェルアンドチューブ凝縮器では、冷却水の出入口温度差は一般に4〜6K程度、凝縮温度は冷却水の出口温度より3〜5K程度高いのが一般的な目安です。この運転状態(温度差5K、出口水温+4K)は、いずれも目安の範囲内なので、正常と判断できます。

他の選択肢が不適切な理由
・不凝縮ガスが確実にある:凝縮温度と出口水温の差は目安の範囲内です。
・冷却水が不足:温度差5Kは目安の範囲内です。
・冷媒が大きく不足:凝縮温度の状態からは、そのように判断できません。

覚え方のポイント
目安から大きく外れたときに、水あか・不凝縮ガス・冷却水量などの異常を疑います。数値の目安を覚えておくと、運転の良否を判断できます。
問68-2

冷凍装置の運転を停止するときに注意すべきこととして、適切なものはどれか。

  • ①液配管の前後の弁を必ず同時に閉じ、冷媒液を閉じ込めておく
  • ②液配管の前後の弁を同時に閉じないようにし、液封を防ぐ
  • ③安全弁の元弁をすべて閉じてから、圧縮機を停止する
  • ④凝縮器の冷却水を先に止めてから、圧縮機を停止する
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正解 ②液配管の前後の弁を同時に閉じないようにし、液封を防ぐ
解説
運転を停止するとき、液配管の前後の弁を同時に閉じると、冷媒液が配管の中に閉じ込められ(液封)、周囲の温度で温められて異常に高い圧力になり、配管や弁を破壊するおそれがあります。弁を閉じる順序に注意し、液封を起こさないようにします。また、冷却水は圧縮機を止めてから止めます。

他の選択肢が不適切な理由
・同時に閉じて閉じ込める:液封を起こす危険な操作です。
・安全弁の元弁を閉じる:安全弁の元弁は常に開いておかなければなりません。
・冷却水を先に止める:凝縮圧力が異常に上がる原因になります。

覚え方のポイント
「停止時は液封に注意、冷却水は最後に止める」。始動時は逆に、冷却水を先に流してから圧縮機を始動します。
問78-2

フルオロカーボン冷凍装置の冷媒系統に水分が侵入したときに起こりやすい障害として、正しいものはどれか。

  • ①膨張弁部での氷結や、酸の発生による腐食・冷凍機油の劣化
  • ②冷媒の蒸発潜熱が大きくなって、冷凍能力が大きく増加する
  • ③冷凍機油の粘度が上がって、圧縮機の潤滑がよくなる
  • ④水分はすべて冷媒に溶けるので、障害は起こらない
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正解 ①膨張弁部での氷結や、酸の発生による腐食・冷凍機油の劣化
解説
フルオロカーボンは水をほとんど溶かさないため、侵入した水分は低温になる膨張弁部で氷結して冷媒の流れを妨げます。また、水分は冷媒や冷凍機油と反応して酸を生じ、金属の腐食や冷凍機油の劣化の原因になります。そのため、据付け時の真空引き(乾燥)を十分に行い、ドライヤを設けます。

他の選択肢が不適切な理由
・冷凍能力が増加:水分は障害の原因で、能力を上げるものではありません。
・潤滑がよくなる:水分は冷凍機油を劣化させます。
・すべて溶けて障害なし:フルオロカーボンは水をほとんど溶かしません。

覚え方のポイント
水分の対策は「入れない(真空引き・乾燥)」「取る(ドライヤ)」「見つける(モイスチャーインジケータ)」の3つです。
問88-2

冷凍装置の運転中に、蒸発器(空気冷却器)に霜が多く付いたときの処置として、適切なものはどれか。

  • ①霜が厚く育つまで待ってから、まとめて一度に除霜を行う
  • ②膨張弁を大きく開いて蒸発圧力を上げ、運転を続けて溶かす
  • ③適切な方法で除霜を行い、霜が厚くならないうちに取り除く
  • ④送風機の回転数を上げて風量を増やし、霜を吹き飛ばしておく
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正解 ③適切な方法で除霜を行い、霜が厚くならないうちに取り除く
解説
霜が多く付くと、熱通過率と風量が低下し、蒸発圧力が下がって冷凍能力が低下します。そのため、ホットガス除霜・散水除霜・電気ヒーター除霜などの適切な方法で、霜が厚くならないうちに定期的に除霜を行います。

他の選択肢が不適切な理由
・厚く育ってからまとめて:霜が厚いほど熱通過率と風量が大きく下がり、除霜にも時間がかかります。厚くなる前に取ります。
・膨張弁を大きく開く:液戻りの原因になるうえ、霜を確実に融かす方法ではありません。
・風量を増やして吹き飛ばす:霜は風では落ちず、霜が増えると風量はかえって下がります。

覚え方のポイント
運転中の点検では、蒸発器の着霜の状態も確認します。「霜は早めに取る」が原則です。
問98-2

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の保守管理について正しいものはどれか。
イ.冷媒の量がかなり足りないと、吸込み蒸気の過熱度が大きくなる。
ロ.冷媒の量がかなり足りないと、吐出しガスの圧力と温度がどちらも上がる。
ハ.装置内に不凝縮ガスがあると、吐出しガスの圧力と温度がどちらも上がる。
ニ.クランクケースの油に冷媒が溶け込むこと自体を、オイルフォーミングという。

  • ①イ、ロ
  • ②イ、ハ
  • ③ロ、ニ
  • ④ハ、ニ
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正解 ②イ、ハ
解説
保守管理の問題です。

各記述の正誤
・イ(正しい):冷媒が不足すると、蒸発器の出口で蒸気が大きく過熱されます。
・ロ(誤り):冷媒不足では吐出しガス温度は上がりますが、凝縮する冷媒が少なくなるため、吐出しガスの圧力(凝縮圧力)は下がる傾向です。「圧力と温度がともに上昇」は誤りです。
・ハ(正しい):不凝縮ガスがあると、凝縮圧力が上がり、吐出しガスの圧力と温度がともに上昇します。
・ニ(誤り):オイルフォーミングは、油に溶け込んだ冷媒が急に蒸発して油が泡立つ現象です。冷媒が油に混入すること自体を指す言葉ではありません。

覚え方のポイント
「冷媒不足と不凝縮ガス」はどちらも吐出しガス温度を上げますが、圧力の動きが逆(不足は下がる、不凝縮ガスは上がる)です。
問108-2

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の長期休止について正しいものはどれか。
イ.長期間休止する前に、ポンプダウンを行って冷媒を受液器などに回収する。
ロ.休止中は、低圧側の圧力を大気圧より少し高く保つ。
ハ.長期間休止するときは、安全弁の元弁を閉じておく。
ニ.冬期に凍結するおそれがある場合は、水冷凝縮器などの冷却水を抜いておく。

  • ①イ、ハ
  • ②ロ、ハ
  • ③ロ、ハ、ニ
  • ④イ、ロ、ニ
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正解 ④イ、ロ、ニ
解説
長期休止のときの処置を確認する問題です。

各記述の正誤
・イ(正しい):冷媒を受液器などに回収しておきます。
・ロ(正しい):空気や水分が侵入しないよう、大気圧より少し高く保ちます。
・ハ(誤り):安全弁の元弁は、休止中でも閉じてはいけません。周囲温度の上昇などで圧力が上がることがあるためです。
・ニ(正しい):凍結による破損を防ぎます。

覚え方のポイント
「安全弁の元弁を閉じる」という記述は、どの場面で出てきても誤りと判断できます(修理等で特に必要な場合を除く)。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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