2026年版・1-12

法令:貯蔵所とタンク施設の基準の一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「危険物に関する法令」から、法令:貯蔵所とタンク施設の基準に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問11-12

屋内貯蔵所の貯蔵倉庫の屋根と天井の基準として、正しいものはどれか。

  • ①屋根を不燃材料で造り、天井を設けないこと
  • ②屋根を耐火構造とし、天井を必ず設けること
  • ③屋根を難燃材料で造り、天井を二重にすること
  • ④屋根を設けず、上部を開放した構造とすること
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正解 ①屋根を不燃材料で造り、天井を設けないこと
解説
屋内貯蔵所の貯蔵倉庫は、屋根を不燃材料で造るとともに、金属板その他の軽量な不燃材料でふき、かつ、天井を設けないこととされています(危険物の規制に関する政令第10条第1項第7号)。天井を設けると、その上の空間に可燃性の蒸気がたまるおそれがあるためです(第5類の危険物のみの貯蔵倉庫では、温度を適温に保つため、難燃性の材料または不燃材料の天井を設けることができます)。

他の選択肢が不適切な理由
・屋根を耐火構造にして天井を必ず設ける:屋根は軽量な不燃材料でふき、天井は設けません。
・難燃材料で天井を二重にする:屋根は不燃材料で造り、天井は設けません。
・屋根を設けない:屋内貯蔵所は建物の中に貯蔵する施設であり、屋根は必要です。

覚え方のポイント
「貯蔵倉庫は天井なし」。屋内タンク貯蔵所のタンク専用室も、屋根を不燃材料で造り、天井を設けません(同令第12条第1項第13号)。
問21-12

屋内貯蔵所の貯蔵倉庫の床について、正しいものはどれか。

  • ①床は地盤面より0.5m以上低く設けること
  • ②床は地盤面より下に設けてもよいこと
  • ③床は地盤面以上の高さに設けること
  • ④床は必ず2階以上に設けること
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正解 ③床は地盤面以上の高さに設けること
解説
屋内貯蔵所の貯蔵倉庫は、軒高6m未満の平家建てとし、かつ、その床を地盤面以上に設けなければなりません(危険物の規制に関する政令第10条第1項第4号)。床が地盤面より低いと、重い可燃性の蒸気がたまりやすく、雨水なども流れ込みやすくなるためです。

他の選択肢が不適切な理由
・地盤面より0.5m以上低くする:床は地盤面以上に設けます。
・地盤面より下でもよい:地盤面より下に設けることは認められていません。
・2階以上に設ける:貯蔵倉庫は原則として平家建てです。

覚え方のポイント
屋内貯蔵所は「平家・軒高6m未満・床は地盤面以上・床面積1,000㎡以下」。数字と一緒に覚えます。
問31-12

屋内タンク貯蔵所の屋内貯蔵タンクについて、正しいものはどれか。

  • ①タンク専用室の窓ガラスには、強化ガラスを用いる
  • ②タンク相互間やタンクと壁との間は、0.5m以上あける
  • ③タンク相互間やタンクと壁との間は、0.1m以上あける
  • ④タンク専用室には屋根を設けず、上部を開放する
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正解 ②タンク相互間やタンクと壁との間は、0.5m以上あける
解説
屋内貯蔵タンクは、平家建の建築物に設けられたタンク専用室に設置し、タンクとタンク専用室の壁との間、および同じ専用室に2つ以上設置する場合のタンク相互の間に、0.5m以上の間隔を保たなければなりません(危険物の規制に関する政令第12条第1項第1号・第2号)。なお、引火点40℃以上の第4類の危険物のみを貯蔵する場合は、平家建以外の建築物にタンク専用室を設けることもできます(同条第2項)。

他の選択肢が不適切な理由
・強化ガラスを用いる:窓や出入口にガラスを用いる場合は、網入りガラスとします(同条第1項第15号)。
・0.1m以上あける:0.1mは、地下貯蔵タンクとタンク室の内側との間隔です。
・屋根を設けず上部を開放する:タンク専用室は屋根を不燃材料で造り、天井を設けません(同項第13号)。屋根そのものは必要です。

覚え方のポイント
タンクとの間隔は「屋内タンク0.5m」「地下タンクとタンク室0.1m」。似た数字なので施設と対にして覚えます。
問41-12

屋内貯蔵タンクの容量の基準として、正しいものはどれか。

  • ①指定数量の40倍以下(第4石油類・動植物油類以外の第4類は20,000L以下)
  • ②指定数量の50倍以下(第4石油類・動植物油類以外の第4類は30,000L以下)
  • ③指定数量の20倍以下(第4石油類・動植物油類以外の第4類は10,000L以下)
  • ④指定数量の100倍以下(第4石油類・動植物油類以外の第4類は40,000L以下)
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正解 ①指定数量の40倍以下(第4石油類・動植物油類以外の第4類は20,000L以下)
解説
屋内貯蔵タンクの容量は、指定数量の40倍以下でなければなりません。ただし、第4石油類および動植物油類以外の第4類の危険物は、40倍の量が20,000Lを超えるときは20,000L以下とされています(危険物の規制に関する政令第12条第1項第4号)。

他の選択肢が不適切な理由
・50倍以下・30,000L以下:法令の数値ではありません。
・20倍以下・10,000L以下:法令の数値ではありません。
・100倍以下・40,000L以下:法令の数値ではありません。

覚え方のポイント
屋内タンクは「40倍・2万L」。たとえば灯油(指定数量1,000L)の40倍は40,000Lですが、2万Lを超えるので、上限は20,000Lになります。
問51-12

屋内タンク貯蔵所のタンク専用室の出入口のしきいの高さの基準として、正しいものはどれか。

  • ①床面から0.1m以上
  • ②床面から1.0m以上
  • ③床面から0.5m以上
  • ④床面から0.2m以上
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正解 ④床面から0.2m以上
解説
タンク専用室の出入口のしきいの高さは、床面から0.2m以上としなければなりません(危険物の規制に関する政令第12条第1項第17号)。タンクから危険物が漏れても、しきいで食い止めて専用室の外へ流れ出ないようにするためです。

他の選択肢が不適切な理由
・0.1m以上:基準より低い値です。0.1mは、地下貯蔵タンクとタンク室の内側との間隔の値です。
・0.5m以上:基準の値ではありません。0.5mは、防油堤の高さや屋内貯蔵タンクの間隔の値です。
・1.0m以上:基準の値ではありません。

覚え方のポイント
高さの数字は「屋外設備の囲い0.15m」「しきい0.2m」「防油堤0.5m」。低い順に並べて覚えます。
問61-12

地下タンク貯蔵所の地下貯蔵タンクの位置の基準として、正しいものはどれか。

  • ①タンクの頂部は、地盤面から0.3m以上下にある
  • ②タンクの頂部は、地盤面から0.6m以上下にある
  • ③タンクの頂部は、地盤面から1.0m以上下にある
  • ④タンクの頂部は、地盤面と同じ高さにそろえる
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正解 ②タンクの頂部は、地盤面から0.6m以上下にある
解説
地下貯蔵タンクの頂部は、0.6m以上地盤面から下になければなりません(危険物の規制に関する政令第13条第1項第3号)。地上の車両の重さや衝撃などからタンクを守るためです。

他の選択肢が不適切な理由
・0.3m以上:基準より浅い値です。
・1.0m以上:基準の値ではありません。1mは、2つ以上の地下貯蔵タンクを隣接して設ける場合の相互の間隔(原則)の値です。
・地盤面と同じ高さ:頂部は地盤面から0.6m以上下にします。

覚え方のポイント
地下タンクは「頂部0.6m以上下」「タンク室との間0.1m以上(周囲に乾燥砂)」「タンク相互1m以上(容量の総和が指定数量の100倍以下なら0.5m以上)」。
問71-12

地下タンク貯蔵所の地下貯蔵タンクとタンク室について、正しいものはどれか。

  • ①タンクとタンク室の内側を密着させ、すき間を完全になくす
  • ②タンク室の内側と0.5m以上の間隔をとり、すき間は空洞にする
  • ③タンク室の内側と0.1m以上の間隔をとり、すき間に水を満たしておく
  • ④タンク室の内側と0.1m以上の間隔をとり、周囲に乾燥砂をつめる
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正解 ④タンク室の内側と0.1m以上の間隔をとり、周囲に乾燥砂をつめる
解説
地下貯蔵タンクは地盤面下に設けたタンク室に設置し、タンクとタンク室の内側との間は0.1m以上の間隔を保つとともに、タンクの周囲に乾燥砂をつめなければなりません(危険物の規制に関する政令第13条第1項第1号・第2号)。

他の選択肢が不適切な理由
・密着させる:0.1m以上の間隔が必要です。
・すき間に水を満たす:すき間には乾燥砂をつめます。水はタンクの腐食の原因にもなります。
・0.5m以上で空洞:間隔は0.1m以上で、周囲には乾燥砂をつめます。

覚え方のポイント
地下タンクの周りは「0.1mあけて乾燥砂」。乾燥砂は消火にも使う燃えない砂です。
問81-12

地下貯蔵タンクを2つ以上隣接して設置する場合の相互の間隔として、正しいものはどれか。ただし、タンクの容量の総和は指定数量の100倍を超えるものとする。

  • ①0.3m以上
  • ②0.5m以上
  • ③1m以上
  • ④2m以上
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正解 ③1m以上
解説
地下貯蔵タンクを2つ以上隣接して設置する場合は、その相互間に1m以上の間隔を保たなければなりません。ただし、それらのタンクの容量の総和が指定数量の100倍以下であるときは、0.5m以上でよいとされています(危険物の規制に関する政令第13条第1項第4号)。この問題は総和が100倍を超える場合なので、1m以上です。

他の選択肢が不適切な理由
・0.5m以上:容量の総和が指定数量の100倍以下のときの間隔です。
・0.3m以上:法令の値ではありません。
・2m以上:法令の値ではありません。

覚え方のポイント
「地下タンク同士は1m、小さければ(100倍以下なら)0.5m」。条件の付いた数字は、条件とセットで覚えます。
問91-12

簡易タンク貯蔵所の基準として、正しいものはどれか。

  • ①簡易貯蔵タンクの容量は1,000L以下とし、1つの貯蔵所に5基まで設けられる
  • ②簡易貯蔵タンクの容量は600L以下とし、1つの貯蔵所に3基まで設けられる
  • ③簡易貯蔵タンクの容量は600L以下とし、同じ品質の危険物なら何基でも設けられる
  • ④簡易貯蔵タンクの容量は300L以下とし、1つの貯蔵所に2基まで設けられる
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正解 ②簡易貯蔵タンクの容量は600L以下とし、1つの貯蔵所に3基まで設けられる
解説
簡易貯蔵タンクの容量は600L以下で(危険物の規制に関する政令第14条第1項第5号)、1つの簡易タンク貯蔵所に設置できる数は3以内、かつ、同一品質の危険物の簡易貯蔵タンクを2以上設置してはいけません(同項第2号)。

他の選択肢が不適切な理由
・1,000L以下で5基まで:容量も基数も法令の値と違います。
・同じ品質なら何基でも:同一品質の危険物のタンクは2以上設置できません。
・300L以下で2基まで:容量も基数も法令の値と違います。

覚え方のポイント
簡易タンクは「600L・3基まで・同じ品質は1基だけ」。屋外に設ける場合は、周囲に1m以上の空地も必要です(同項第4号)。
問101-12

液体の危険物の屋外貯蔵タンクの周囲に設ける防油堤について、正しいものはどれか。ただし、引火点を有する液体の危険物のタンクとする。

  • ①容量はタンク容量の100%以上、高さは0.3m以上
  • ②容量はタンク容量の150%以上、高さは0.2m以上
  • ③容量はタンク容量の120%以上、高さは1.0m以上
  • ④容量はタンク容量の110%以上、高さは0.5m以上
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正解 ④容量はタンク容量の110%以上、高さは0.5m以上
解説
1つの屋外貯蔵タンクの周囲に設ける防油堤の容量はタンク容量の110%以上(2つ以上のタンクの周囲に設ける場合は、最大のタンクの容量の110%以上)とし、高さは0.5m以上としなければなりません(危険物の規制に関する規則第22条第2項第1号・第2号)。タンクから危険物が漏れても、防油堤の外へ流れ出ないようにするためです。

他の選択肢が不適切な理由
・100%・0.3m:容量・高さとも法令の値より小さい値です。
・120%・1.0m:法令の値ではありません。
・150%・0.2m:法令の値ではありません。

覚え方のポイント
防油堤は「110%・0.5m」。複数のタンクを囲むときは「合計」ではなく「最大のタンク」の110%、という点がひっかけになります。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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