乙種第6類の「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」では10問が出題されます。第6類は酸化性液体で、それ自体は燃えませんが、強い酸化力で可燃物の燃焼を激しくします。腐食性があり、皮膚を侵すものが多いのも特徴です。
この分野では、第6類に共通する性質と消火の方法、過塩素酸と過酸化水素、硝酸と発煙硝酸、三ふっ化臭素などのハロゲン間化合物を扱います。品名が4つと少ないため、物質ごとの性質を深く問う問題が中心になります。
第6類の物質は、木くず・紙・布・有機物などの可燃物と接触すると、発火させるおそれがあります。運搬容器には「可燃物接触注意」を表示します。流出したときは、中和剤で処理したり大量の水で薄めたりします。
硝酸は光や熱で分解して有毒な二酸化窒素を出し、黄褐色に変色します。そのため褐色のびんに入れて冷暗所に保存します。濃硝酸は鉄やアルミニウムを不動態にするという性質もよく問われます。
第6類の火災では、燃えている物に応じて水や泡などで消火するのが一般的ですが、ハロゲン間化合物は水と激しく反応して有毒なふっ化水素を出すため、注水は避け、粉末消火剤や乾燥砂などを使います。
第6類は品名が少ない分、比重・色・保存方法などの細かな性質が問われます。物質ごとに特徴を1つずつ言えるようにしておきましょう。
第1類の過塩素酸塩類・硝酸塩類との名前の違いにも注意してください。
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