2026年版・7-4

第6類:ハロゲン間化合物と総合問題の一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「第6類 酸化性液体」から、第6類:ハロゲン間化合物と総合問題に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問17-4

三ふっ化臭素の性状として、正しいものはどれか。

  • ①無色の液体で、水とは穏やかに反応して、酸素だけを発生させるもの
  • ②無色の液体で、水とは反応せず、水で薄めると安全に取り扱えるものである
  • ③無色の液体で、空気中で発煙し、水と激しく反応してふっ化水素を生じる
  • ④白色の固体で、それ自体がよく燃え、比較的低い温度で着火するもの
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正解 ③無色の液体で、空気中で発煙し、水と激しく反応してふっ化水素を生じる
解説
三ふっ化臭素(BrF₃)は無色(淡黄色を帯びることもあります)の液体で、比重は約2.8、融点は約9℃のため、低温では固体になります。空気中で発煙し、水と激しく反応して、有毒で腐食性の強いふっ化水素を生じます。可燃物と接触すると発火させるおそれがあり、多くの金属とも反応します。

他の選択肢が不適切な理由
・水とは反応せず水で薄めると安全:水と激しく反応するので、水で薄めてはいけません。
・水と穏やかに反応して酸素だけ:水と激しく反応し、有毒なふっ化水素を生じます。
・それ自体がよく燃える:第6類は不燃性です。

覚え方のポイント
ハロゲン間化合物は「第6類の中で水と反応する例外」。水と反応してふっ化水素を出すので、注水は厳禁です。
問27-4

ハロゲン間化合物の火災の消火方法として、適切なものはどれか。

  • ①りん酸塩類の粉末や乾燥砂で消火する
  • ②大量の水を注いで冷却しながら消火する
  • ③泡消火剤で覆って窒息と冷却で消火する
  • ④強化液を棒状に放射して冷却消火する
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正解 ①りん酸塩類の粉末や乾燥砂で消火する
解説
ハロゲン間化合物は水と激しく反応して有毒なふっ化水素を生じるため、水・泡・強化液などの水系の消火剤は使えません。りん酸塩類の粉末消火剤や乾燥砂などで消火します。
なお、危険物の規制に関する政令別表第五(消火設備の適応)では第6類はひとまとめに扱われ、水系の消火設備も「適応」とされていますが、ハロゲン間化合物は物質の性質上、水系の消火剤を避けます。

他の選択肢が不適切な理由
・大量の水:水と激しく反応して、有毒なふっ化水素を生じます。
・泡消火剤:泡は水を含むので使えません。
・強化液:強化液も水溶液なので使えません。

覚え方のポイント
第6類で水が使えないのは「ハロゲン間化合物」だけ。過塩素酸・過酸化水素・硝酸は大量の水で消火できます。
問37-4

ハロゲン間化合物に当たるものはどれか。

  • ①発煙硝酸
  • ②過塩素酸カリウム
  • ③過酸化水素
  • ④五ふっ化よう素
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正解 ④五ふっ化よう素
解説
ハロゲン間化合物は、2種類のハロゲン元素(ふっ素・塩素・臭素・よう素など)どうしが結合した化合物で、三ふっ化臭素・五ふっ化臭素・五ふっ化よう素などがあります。第6類の「その他のもので政令で定めるもの」に当たります。

他の選択肢が不適切な理由
・過塩素酸カリウム:第1類の過塩素酸塩類で、ハロゲン間化合物ではありません。
・過酸化水素:第6類の品名「過酸化水素」です。
・発煙硝酸:第6類の品名「硝酸」に含まれます。

覚え方のポイント
ハロゲン間化合物は「ふっ化○○(臭素・よう素)」。名前にハロゲンが2つ入っているのが目印です。
問47-4

ハロゲン間化合物の貯蔵について、正しいものはどれか。

  • ①水を満たした容器に入れ、空気と触れないようにして貯蔵するもの
  • ②水や可燃物と接触しないようにし、ガラス製の容器は避けて密栓する
  • ③ふっ化水素を防ぐため、ガラス製の容器に入れて密栓する
  • ④灯油の中に沈めて、水と空気の両方を遮断して貯蔵しなければならない
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正解 ②水や可燃物と接触しないようにし、ガラス製の容器は避けて密栓する
解説
ハロゲン間化合物は、水と激しく反応して有毒なふっ化水素を生じ、ふっ化水素はガラスを侵します。このため、水や可燃物と接触しないようにし、ガラス製の容器は避けて、容器を密栓して貯蔵します。

他の選択肢が不適切な理由
・水を満たした容器:水と激しく反応するので危険です。
・ガラス製の容器:水分と反応して生じるふっ化水素がガラスを侵すため、ガラス製の容器は避けます。
・灯油の中に沈める:灯油は可燃物で、強い酸化剤と接触させるのは危険です。

覚え方のポイント
ハロゲン間化合物は「水・可燃物・ガラスを避ける」。ふっ化水素がガラスを溶かすという性質が、容器の選び方につながります。
問57-4

五ふっ化臭素について、正しいものはどれか。

  • ①無色の液体で、水とは反応しないので、注水で消火できる
  • ②無色の液体で、三ふっ化臭素より反応性が低く安定である
  • ③銀白色の金属で、空気中で燃えると強い白い光を放って燃焼するもの
  • ④無色の液体で、水と激しく反応してふっ化水素を生じ、反応性が高い
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正解 ④無色の液体で、水と激しく反応してふっ化水素を生じ、反応性が高い
解説
五ふっ化臭素(BrF₅)は無色の液体で、三ふっ化臭素より反応性が高く、水と激しく反応して有毒なふっ化水素を生じます。可燃物と接触すると発火させるおそれがあり、多くの金属や非金属とも反応します。

他の選択肢が不適切な理由
・三ふっ化臭素より反応性が低い:五ふっ化臭素は三ふっ化臭素より反応性が高い物質です。
・銀白色の金属:これはマグネシウムの性状です。
・水と反応しないので注水で消火:水と激しく反応してふっ化水素を生じるので、注水は避けます。

覚え方のポイント
ハロゲン間化合物はどれも「無色の液体・水でふっ化水素・可燃物を発火させる」。性質はほぼ共通です。
問67-4

次の第6類の危険物のうち、容器を密栓せず、通気のための穴の開いた栓をして貯蔵するものはどれか。

  • ①過塩素酸
  • ②過酸化水素
  • ③硝酸
  • ④三ふっ化臭素
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正解 ②過酸化水素
解説
過酸化水素は、少しずつ分解して酸素を発生するため、容器を密栓すると内圧が上がって破損するおそれがあります。このため、通気のための穴の開いた栓をして貯蔵します。

他の選択肢が不適切な理由
・過塩素酸:容器を密栓して冷暗所に貯蔵し、定期的に点検します。
・硝酸:褐色のびんを密栓して冷暗所に貯蔵します。
・三ふっ化臭素:水と反応するので、容器を密栓して水分との接触を避けます。

覚え方のポイント
第6類で「密栓しない」のは過酸化水素だけ。第5類のメチルエチルケトンパーオキサイドとセットで覚えます。
問77-4

第6類の危険物と、その保存の特徴の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①硝酸 ― 褐色のびんに入れて冷暗所に保存
  • ②過酸化水素 ― 完全に密栓して保存
  • ③三ふっ化臭素 ― 水を満たした容器で保存
  • ④過塩素酸 ― 穴の開いた栓をして保存
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正解 ①硝酸 ― 褐色のびんに入れて冷暗所に保存
解説
硝酸は光によって分解するため、褐色のびんに入れて冷暗所に保存します。

他の選択肢が不適切な理由
・過酸化水素 ― 完全に密栓:過酸化水素は分解して酸素を出すため、通気のための穴の開いた栓を用います。
・三ふっ化臭素 ― 水を満たした容器:水と激しく反応するので、水は厳禁です。
・過塩素酸 ― 穴の開いた栓:穴の開いた栓を使うのは過酸化水素です。過塩素酸は密栓して冷暗所に保管し、定期的に点検します。

覚え方のポイント
第6類の保存は「硝酸=褐色びん」「過酸化水素=穴あき栓」「ハロゲン間化合物=水とガラスを避ける」「過塩素酸=定期点検で変色品は廃棄」。
問87-4

第6類の危険物について、正しいものはどれか。

  • ①過塩素酸・過酸化水素・硝酸・ハロゲン間化合物は、いずれも水と反応して水素を出す
  • ②過塩素酸・過酸化水素・硝酸・ハロゲン間化合物は、いずれも可燃性の固体である
  • ③過塩素酸・過酸化水素・硝酸・ハロゲン間化合物は、いずれも不燃性の液体である
  • ④過塩素酸・過酸化水素・硝酸・ハロゲン間化合物は、いずれも比重が1より小さい
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正解 ③過塩素酸・過酸化水素・硝酸・ハロゲン間化合物は、いずれも不燃性の液体である
解説
第6類の品名である過塩素酸・過酸化水素・硝酸・ハロゲン間化合物は、いずれも不燃性の液体(酸化性液体)で、比重は1より大きくなっています。

他の選択肢が不適切な理由
・可燃性の固体:これは第2類の性質です。
・水と反応して水素を出す:第6類で水と反応して水素を出すものはありません(ハロゲン間化合物が水と反応して出すのは、ふっ化水素です)。
・比重が1より小さい:いずれも比重は1より大きい液体です。

覚え方のポイント
第6類は「4品名・すべて不燃性の液体・すべて比重1超・指定数量はすべて300kg」。
問97-4

第6類の危険物の火災に適応しない消火剤として、正しいものはどれか。

  • ①泡消火剤
  • ②りん酸塩類の粉末消火剤
  • ③二酸化炭素消火剤
  • ④乾燥砂
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正解 ③二酸化炭素消火剤
解説
危険物の規制に関する政令別表第五では、第6類の火災に対し、不活性ガス(二酸化炭素など)・ハロゲン化物・炭酸水素塩類の粉末の消火設備は適応しないとされています。第6類が酸素を供給するため、窒息効果が期待できないことなどによります。

他の選択肢が不適切な理由
・りん酸塩類の粉末消火剤:第6類の火災に適応します。
・泡消火剤:第6類の火災に適応します(ハロゲン間化合物を除く)。
・乾燥砂:第6類の火災に適応します。

覚え方のポイント
第6類の火災は「二酸化炭素・ハロゲン化物・炭酸水素塩類の粉末がダメ」。第1類(アルカリ金属の過酸化物を除く)と同じ傾向です。
問107-4

第6類の危険物を取り扱う作業場で、硝酸がこぼれて木製の床にしみ込んだ。このときの危険として、正しいものはどれか。

  • ①硝酸は不燃性なので、しみ込んでも火災の危険はない
  • ②木材と中和して塩ができ、燃えにくくなる
  • ③乾けば硝酸は蒸発して、床は元の状態に戻る
  • ④木材が酸化されて発熱し、発火するおそれがある
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正解 ④木材が酸化されて発熱し、発火するおそれがある
解説
硝酸は強い酸化剤なので、木材などの可燃物にしみ込むと、木材を酸化させて発熱し、発火するおそれがあります。こぼれたときは、乾燥砂をかけたり中和剤で中和したりして処理し、可燃物と接触させないようにします。

他の選択肢が不適切な理由
・不燃性なので火災の危険はない:硝酸そのものは燃えませんが、強い酸化剤なので、しみ込んだ木材を発火させるおそれがあります。
・中和して燃えにくくなる:木材は塩基ではないので中和は起こらず、酸化剤がしみ込んだ木材はかえって燃えやすくなります。
・乾けば元に戻る:硝酸は木材を酸化させて変質させるので、乾いても元の状態には戻りません。

覚え方のポイント
「酸化剤+可燃物=発火のおそれ」。第1類・第6類の事故対応は、可燃物との接触を断つことが最優先です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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