乙種第1類の「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」では10問が出題されます。第1類は酸化性固体で、それ自体は燃えませんが、加熱・衝撃・摩擦などで分解して酸素を出し、周りの可燃物の燃焼を激しくします。
この分野では、第1類に共通する性質と消火の方法、塩素酸塩類・過塩素酸塩類、無機過酸化物、亜塩素酸塩類・臭素酸塩類・硝酸塩類、よう素酸塩類・過マンガン酸塩類・重クロム酸塩類、その他政令で定めるもの(三酸化クロムなど)を扱います。
第1類の物質はそれ自体は不燃性ですが、分子の中に酸素を含み、分解すると酸素を出します。可燃物や有機物と混ざった状態で加熱・衝撃を受けると、激しく燃焼したり爆発したりするおそれがあります。
第1類の火災では、大量の水で冷却して分解を止めるのが基本です。ただし、過酸化カリウムや過酸化ナトリウムなどのアルカリ金属の過酸化物は、水と反応して酸素を出し発熱するため注水はできず、乾燥砂などで消火します。
塩素酸ナトリウムや硝酸ナトリウムなどは潮解性があり、湿気を吸って溶けると、しみ込んだ紙や木が乾いたあとに燃えやすくなります。容器を密栓して湿気を避けることが大切です。
物質名が長く似ているものが多いため、「どの品名のグループか」「水と反応するか」「潮解性があるか」の3点で整理すると覚えやすくなります。
解説の【覚え方のポイント】で、物質ごとの特徴を比べながら確かめてください。
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乙種の本試験は五肢択一式、丙種は四肢択一式ですが、本サイトでは乙種の範囲の問題も含めて、全ての問題を四肢択一に統一しています。本試験で問われる論点は4つの選択肢に組み替えて収録しているため、選択肢の数だけが乙種の本試験と異なります。掲載内容は2026年9月現在で施行されている法令に基づいています。
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