2026年版・4-3

第2類:赤りん・硫黄の一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「第2類 可燃性固体」から、第2類:赤りん・硫黄に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問14-3

赤りんの性状として、正しいものはどれか。

  • ①暗赤色の粉末で、水にも二硫化炭素にも溶けない
  • ②黄色の結晶で、二硫化炭素やベンゼンによく溶ける
  • ③白色または淡黄色のろう状の固体で、水中で保存する
  • ④銀白色の金属で、水と反応して水素を発生する
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正解 ①暗赤色の粉末で、水にも二硫化炭素にも溶けない
解説
赤りんは暗赤色の粉末で、比重は約2.1〜2.3です。水にも二硫化炭素にも溶けません。純粋なものは空気中で自然発火しませんが、約260℃で発火し、燃えると五酸化二りんを生じます。黄りんのような毒性はありません。

他の選択肢が不適切な理由
・黄色の結晶で二硫化炭素に溶ける:これは三硫化りんの性状です。
・白色または淡黄色のろう状で水中保存:これは第3類の黄りんの性状です。
・銀白色の金属:これはマグネシウムなどの性状です。

覚え方のポイント
赤りんは「暗赤色・水にも二硫化炭素にも溶けない・無毒・自然発火しない」。黄りんとの違いが繰り返し問われます。
問24-3

赤りんと黄りんの比較として、正しいものはどれか。

  • ①赤りんは自然発火して毒性も強いが、黄りんは自然発火せず毒性もない
  • ②赤りんは自然発火せず毒性もないが、黄りんは自然発火し毒性が強い
  • ③赤りんも黄りんも、空気中で自然発火するので水中で保存する必要がある
  • ④赤りんと黄りんは別の元素からできており、同素体の関係にはない
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正解 ②赤りんは自然発火せず毒性もないが、黄りんは自然発火し毒性が強い
解説
赤りん(第2類)と黄りん(第3類)は、どちらもりん(P)だけでできた同素体です。黄りんは空気中で自然発火し(発火点約50℃)、毒性が強いため水中で保存します。一方、赤りんは純粋なものは自然発火せず、毒性もありません。

他の選択肢が不適切な理由
・赤りんが自然発火し毒性が強い:性質が逆です。
・どちらも水中で保存:水中で保存するのは黄りんだけです。
・別の元素:どちらもりんからなる同素体です。

覚え方のポイント
「黄りん=危険(自然発火・猛毒・第3類・水中保存)」「赤りん=比較的おとなしい(第2類)」。同じ元素でも類が違う代表例です。
問34-3

赤りんの危険性として、正しいものはどれか。

  • ①常温の空気中に放置すると、すぐに自然発火して激しく燃え上がってしまう
  • ②水と接触すると激しく反応して、有毒な硫化水素を発生させるおそれがある
  • ③塩素酸カリウムなどの酸化剤と混合すると、衝撃で爆発するおそれがある
  • ④引火点が非常に低い液体で、常温でも蒸気に引火するおそれが大きいもの
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正解 ③塩素酸カリウムなどの酸化剤と混合すると、衝撃で爆発するおそれがある
解説
赤りんは燃えやすい固体で、塩素酸カリウムなどの酸化剤と混合すると、わずかな衝撃や摩擦で爆発するおそれがあります。また、燃えると有毒な五酸化二りんを生じます。黄りんが混入した赤りんは、自然発火するおそれがあります。

他の選択肢が不適切な理由
・水と反応して硫化水素:これは硫化りんの性質です。赤りんは水に溶けず、水と反応しません。
・すぐに自然発火:純粋な赤りんは自然発火しません。
・引火点が低い液体:赤りんは固体です。

覚え方のポイント
赤りんの危険は「酸化剤との混合で爆発」「燃えると五酸化二りん」「黄りんが混ざると自然発火」の3つです。
問44-3

赤りんの火災の消火方法として、最も適切なものはどれか。

  • ①二酸化炭素だけで窒息消火する
  • ②炭酸水素塩類の粉末で消火する
  • ③ハロゲン化物で抑制消火する
  • ④注水して十分に冷却消火する
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正解 ④注水して十分に冷却消火する
解説
赤りんの火災には、注水による冷却消火が有効です。水と反応しないので、大量の水で冷やして消火できます。泡や乾燥砂なども使えます。

他の選択肢が不適切な理由
・炭酸水素塩類の粉末:赤りんなど「その他の第2類」の火災には適応しません(危険物の規制に関する政令別表第五)。
・ハロゲン化物で抑制消火:赤りんの火災には適応しません(危険物の規制に関する政令別表第五)。
・二酸化炭素だけ:赤りんの火災には適応しないとされ(同別表第五)、冷却も不十分で再燃のおそれがあります。

覚え方のポイント
「赤りんと硫黄は水で消せる第2類」。硫化りん・鉄粉・金属粉・マグネシウムとは違う点を押さえます。
問54-3

硫黄の性状として、正しいものはどれか。

  • ①銀白色の金属で、水と反応して水素を発生する
  • ②暗赤色の粉末で、水にも二硫化炭素にも溶けないもの
  • ③黄色の固体で、水に溶けないが二硫化炭素に溶ける
  • ④無色の液体で、水によく溶けて強い酸性を示す
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正解 ③黄色の固体で、水に溶けないが二硫化炭素に溶ける
解説
硫黄は黄色の固体(塊状や粉状)で、比重は約2です。水には溶けませんが、二硫化炭素に溶けます(斜方硫黄など)。融点が約115℃と低く、電気の不良導体なので、摩擦で静電気が発生しやすい物質です。

他の選択肢が不適切な理由
・暗赤色の粉末:これは赤りんの性状です。
・銀白色の金属:これはマグネシウムなどの性状です。
・無色の液体で強い酸性:硫黄は固体で、水に溶けません。

覚え方のポイント
硫黄は「黄色・水に溶けない・二硫化炭素に溶ける・融点が低い・静電気がたまりやすい」。
問64-3

硫黄が燃焼するときの様子として、正しいものはどれか。

  • ①青い炎を上げて燃え、有毒な二酸化硫黄を発生させる
  • ②強い白い光を放って燃え、酸化マグネシウムを生じる
  • ③赤い炎を上げて燃え、無害な二酸化炭素だけを生じる
  • ④炎も煙も出さずに燃え、水素だけを発生させて燃える
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正解 ①青い炎を上げて燃え、有毒な二酸化硫黄を発生させる
解説
硫黄は燃えると青い炎を上げ、有毒な二酸化硫黄(亜硫酸ガス、SO₂)を発生します。二酸化硫黄は刺激臭のある有毒な気体なので、消火の際は吸い込まないように注意します。

他の選択肢が不適切な理由
・強い白い光で酸化マグネシウム:これはマグネシウムの燃焼の様子です。
・二酸化炭素だけを生じる:硫黄には炭素が含まれていないので、二酸化炭素はできません。
・水素だけを発生:燃焼で水素は発生しません。

覚え方のポイント
「硫黄=青い炎+二酸化硫黄」「マグネシウム=白い光+酸化マグネシウム」。燃え方の見た目と生成物をセットで覚えます。
問74-3

硫黄の火災の消火方法として、正しいものはどれか。

  • ①炭酸水素塩類の粉末が適応し、水は使わずに消火する
  • ②水と反応して有毒なガスが出るので、注水はしない
  • ③二酸化炭素の窒息効果だけで、確実に消火できる
  • ④水と土砂などを使って、流れ出した硫黄を消火する
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正解 ④水と土砂などを使って、流れ出した硫黄を消火する
解説
硫黄は融点が低い(約115℃)ため、火災になると融けて流れ出し、燃え広がるおそれがあります。水と反応しないので、水(噴霧注水など)と土砂などを使って消火します。溶けた硫黄を勢いの強い水で流すと燃えながら広がるおそれがあるため、土砂でせき止めながら冷やします。

他の選択肢が不適切な理由
・水と反応して有毒なガスが出る:硫黄は水と反応しないので、注水による消火ができます。水と反応して有毒な硫化水素を出すのは硫化りんです。
・二酸化炭素だけで確実に消火できる:二酸化炭素は、硫黄など引火性固体以外の第2類の火災には適応しないとされています(危険物の規制に関する政令別表第五)。
・炭酸水素塩類の粉末で水は使わない:炭酸水素塩類の粉末は、硫黄など「その他の第2類」の火災には適応しないとされています(危険物の規制に関する政令別表第五)。硫黄は水と反応しないので、水を避ける必要もありません。

覚え方のポイント
硫黄の消火は「水+土砂」。融けて流れる性質があるので、土砂でせき止めながら冷やす、とイメージします。
問84-3

硫黄の貯蔵・取扱いについて、正しいものはどれか。

  • ①水と激しく反応するので、灯油の中に沈めて貯蔵する
  • ②酸化剤と接触させず、粉じんの飛散や静電気に注意する
  • ③空気中で自然発火するので、水を満たした容器の中で貯蔵する
  • ④塊状の硫黄も、必ず密閉した金属容器に収納して貯蔵する
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正解 ②酸化剤と接触させず、粉じんの飛散や静電気に注意する
解説
硫黄は酸化剤と混ざると爆発のおそれがあるので、接触を避けて貯蔵します。また、電気の不良導体で摩擦により静電気がたまりやすく、粉状の硫黄が空気中に飛散すると粉じん爆発のおそれがあります。塊状の硫黄は、容器に収納しないで貯蔵することも認められています(屋内貯蔵所について、危険物の規制に関する政令第26条第1項第2号ただし書、危険物の規制に関する規則第40条第1項第1号)。

他の選択肢が不適切な理由
・灯油の中に沈める:硫黄は水と反応しないので、灯油中で保存する必要はありません。
・水を満たした容器で:硫黄は自然発火する物質ではありません。
・塊状も必ず密閉容器に:塊状の硫黄は、容器に収納しないで貯蔵することが認められています。

覚え方のポイント
硫黄の貯蔵のポイントは「酸化剤と離す・静電気・粉じん爆発」。塊状なら容器に収納しなくてもよい、という特例も覚えておきます。
問94-3

赤りんが燃焼したときに生じる物質として、正しいものはどれか。

  • ①二酸化硫黄
  • ②五酸化二りん
  • ③硫化水素
  • ④酸化マグネシウム
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正解 ②五酸化二りん
解説
赤りんはりん(P)の単体なので、燃焼すると酸素と結びついて五酸化二りん(十酸化四りん、P₄O₁₀)を生じます。五酸化二りんは白い煙となり、吸い込むと有害です。

他の選択肢が不適切な理由
・二酸化硫黄:硫黄や硫化りんが燃えたときに生じます。赤りんには硫黄が含まれていません。
・硫化水素:硫化りんが水と反応したときに発生します。
・酸化マグネシウム:マグネシウムが燃えたときに生じます。

覚え方のポイント
「りんが燃える→五酸化二りん」。赤りん・黄りん・硫化りんのいずれも、燃えると五酸化二りんを生じます。
問104-3

赤りん・硫黄に共通する性質として、正しいものはどれか。

  • ①いずれも常温の空気中で自然発火するので、水中で保存する
  • ②いずれも水と反応して、可燃性の水素を発生するおそれがある
  • ③いずれも水に溶けず、酸化剤と混合すると爆発のおそれがある
  • ④いずれも不燃性で、他の物質を酸化させる働きを持っている
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正解 ③いずれも水に溶けず、酸化剤と混合すると爆発のおそれがある
解説
赤りんと硫黄は、どちらも水に溶けない第2類の可燃性固体で、酸化剤と混合すると衝撃などで爆発するおそれがあります。どちらも水と反応しないので、火災の際は注水による消火が有効です。指定数量はどちらも100kgです。

他の選択肢が不適切な理由
・水と反応して水素:水と反応して水素を出すのは、鉄粉・金属粉・マグネシウムなどです。
・自然発火して水中で保存:水中で保存するのは黄りんです。赤りん・硫黄は自然発火しません。
・不燃性で酸化させる:これは第1類・第6類の性質です。

覚え方のポイント
「赤りん・硫黄=水に溶けない・水と反応しない・水で消せる・指定数量100kg」。第2類の中で扱いやすいグループです。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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