2026年版・5-7

第3類:物質の比較と総合問題の一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「第3類 自然発火性・禁水性物質」から、第3類:物質の比較と総合問題に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問15-7

次の第3類の危険物のうち、火災の際に注水による消火ができるものはどれか。

  • ①ジエチル亜鉛
  • ②ナトリウム
  • ③炭化カルシウム
  • ④黄りん
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正解 ④黄りん
解説
黄りんは水と反応しないので、火災の際は噴霧注水(霧状の水)などで消火できます。第3類の中で、注水による消火ができるのは黄りんだけです。

他の選択肢が不適切な理由
・ナトリウム:水と激しく反応して水素を発生するので、注水は厳禁です。
・炭化カルシウム:水と反応してアセチレンを発生するので、注水は厳禁です。
・ジエチル亜鉛:水と激しく反応してエタンを発生するので、注水は厳禁です。

覚え方のポイント
「第3類で水OKは黄りんだけ」。保存も消火も水が使える、ただ一つの例外です。
問25-7

次の第3類の危険物のうち、比重が1より小さいものはどれか。

  • ①黄りん
  • ②カルシウム
  • ③カリウム
  • ④りん化カルシウム
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正解 ③カリウム
解説
カリウムの比重は約0.86で、水より軽い金属です。ナトリウム(約0.97)、リチウム(約0.53)も水より軽い金属です。

他の選択肢が不適切な理由
・カルシウム:比重は約1.55で、水より重い金属です。
・黄りん:比重は約1.82です。
・りん化カルシウム:比重は約2.5です。

覚え方のポイント
「水より軽い第3類=アルカリ金属(リチウム・ナトリウム・カリウム)」。カリウムとナトリウムは灯油などの保護液に沈めて保存します(リチウムは比重約0.53で、灯油よりも軽い点に注意します)。
問35-7

第3類の危険物と保存方法の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①黄りん ― 灯油中
  • ②ナトリウム ― 灯油中
  • ③カリウム ― 水中
  • ④ジエチル亜鉛 ― 水中
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正解 ②ナトリウム ― 灯油中
解説
ナトリウムは、空気中の酸素や湿気と反応するのを防ぐため、灯油などの保護液の中に保存します。

他の選択肢が不適切な理由
・黄りん ― 灯油中:黄りんは水中に保存します。
・カリウム ― 水中:カリウムは水と激しく反応するので、灯油中に保存します。
・ジエチル亜鉛 ― 水中:ジエチル亜鉛は水と激しく反応するので、不活性ガスを封入して保存します。

覚え方のポイント
第3類の保存方法は「K・Na=灯油中、黄りん=水中、アルキル系・ジエチル亜鉛=不活性ガス封入、その他の禁水性物品=密封(必要に応じ不活性ガス)」。
問45-7

第3類の危険物とその炎色反応の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①カリウム ― 紫色
  • ②ナトリウム ― 赤色
  • ③リチウム ― 黄色
  • ④バリウム ― 橙赤色
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正解 ①カリウム ― 紫色
解説
カリウムの炎色反応は紫色です。炎色反応は、金属元素を含む物質を炎の中に入れたときに、元素ごとに特有の色の光が出る現象です。

他の選択肢が不適切な理由
・ナトリウム ― 赤色:ナトリウムの炎色反応は黄色です。
・リチウム ― 黄色:リチウムの炎色反応は赤色(深赤色)です。
・バリウム ― 橙赤色:バリウムの炎色反応は黄緑色です。橙赤色はカルシウムです。

覚え方のポイント
炎色反応は「Li=赤、Na=黄、K=紫、Ca=橙赤、Ba=黄緑」。花火の色の元になっています。
問55-7

水と反応して発生するガスが有毒であるため、特に注意が必要なものはどれか。

  • ①炭化カルシウム
  • ②りん化カルシウム
  • ③水素化ナトリウム
  • ④カルシウム
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正解 ②りん化カルシウム
解説
りん化カルシウムは、水と反応して有毒で可燃性のりん化水素(ホスフィン)を発生します。可燃性に加えて毒性があるため、特に注意が必要です。

他の選択肢が不適切な理由
・炭化カルシウム:水と反応して可燃性のアセチレンを発生します。アセチレンは燃えやすい気体ですが、りん化水素のような強い毒性はありません。
・水素化ナトリウム:水と反応して可燃性の水素を発生します。
・カルシウム:水と反応して可燃性の水素を発生します。

覚え方のポイント
第3類で水から有毒ガスが出るのは「りん化カルシウム(りん化水素)」と「トリクロロシラン(塩化水素)」。
問65-7

第3類の危険物のうち、自然発火性がなく、禁水性だけを持つものはどれか。

  • ①ジエチル亜鉛
  • ②黄りん
  • ③アルキルアルミニウム
  • ④炭化カルシウム
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正解 ④炭化カルシウム
解説
炭化カルシウムは、それ自体は燃えず、空気中で自然発火しませんが、水と反応して可燃性のアセチレンを発生する禁水性の物質です。

他の選択肢が不適切な理由
・黄りん:自然発火性だけを持ち、禁水性はありません。
・アルキルアルミニウム:自然発火性と禁水性の両方を持ちます。
・ジエチル亜鉛:自然発火性と禁水性の両方を持ちます。

覚え方のポイント
第3類の性質は「両方=多数」「自然発火性だけ=黄りん」「禁水性だけ=リチウム・炭化カルシウムなど」。
問75-7

第3類の危険物と、運搬の際に混載することができる類として正しいものはどれか(指定数量の10分の1を超える場合)。

  • ①第2類
  • ②第1類
  • ③第4類
  • ④第6類
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正解 ③第4類
解説
第3類の危険物と混載できるのは、第4類の危険物だけです(危険物の規制に関する規則別表第四)。混載できる組合せは、第1類と第6類、第2類と第4類、第2類と第5類、第3類と第4類、第4類と第5類です。

他の選択肢が不適切な理由
・第1類:第3類とは混載できません。
・第2類:第3類とは混載できません。
・第6類:第3類とは混載できません。

覚え方のポイント
「3と4」。第3類の相手は第4類だけです。ナトリウムなどを灯油(第4類)の中に保存していることと結びつけると覚えやすくなります。
問85-7

第3類の危険物について、誤っているものはどれか。

  • ①すべての物質が常温で固体であり、液体のものはない
  • ②多くの物質は、自然発火性と禁水性の両方を持っている
  • ③禁水性物品の火災には、注水や泡による消火はできない
  • ④保護液中に保存する物品は、保護液から露出させない
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正解 ①すべての物質が常温で固体であり、液体のものはない
解説
第3類には固体と液体の両方があります。アルキルアルミニウム、ノルマルブチルリチウム、ジエチル亜鉛、トリクロロシランなどは常温で液体です。

他の選択肢について
※この問題は「誤っているもの」を選ぶ問題です。以下は正しい記述です。
・多くは両方の性質を持つ:黄りん(自然発火性だけ)やリチウム・炭化カルシウム(禁水性だけ)などを除き、多くは両方を持ちます。
・禁水性物品に注水や泡は不可:水と反応するため使えません。
・保護液から露出させない:危険物の規制に関する政令第24条第14号の基準です。

覚え方のポイント
「名前に固体・液体が付かない第3類と第5類は、固体と液体の両方がある」。
問95-7

水と反応して発生するガスの組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①炭化アルミニウム ― メタン
  • ②炭化カルシウム ― メタン
  • ③りん化カルシウム ― アセチレン
  • ④水素化ナトリウム ― りん化水素
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正解 ①炭化アルミニウム ― メタン
解説
炭化アルミニウムは、水と反応してメタンを発生します。

他の選択肢が不適切な理由
・炭化カルシウム ― メタン:炭化カルシウムが発生するのはアセチレンです。
・りん化カルシウム ― アセチレン:りん化カルシウムが発生するのはりん化水素です。
・水素化ナトリウム ― りん化水素:水素化ナトリウムが発生するのは水素です。

覚え方のポイント
水と反応して出るガスは「水素化物・金属→水素」「炭化カルシウム→アセチレン」「炭化アルミニウム→メタン」「りん化カルシウム→りん化水素」「エチル基→エタン」「トリクロロシラン→塩化水素」。
問105-7

ナトリウムを保存している倉庫に、雨漏りで水が入り込んだ場合の危険として、正しいものはどれか。

  • ①ナトリウムが水に溶けるだけで、反応による熱はほとんど出ない
  • ②ナトリウムが水と反応して水素と熱を発生し、発火するおそれがある
  • ③ナトリウムが水と反応して酸素を出し、周囲の物を燃えやすくさせる
  • ④ナトリウムが水と反応して、有毒で可燃性のりん化水素を発生する
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正解 ②ナトリウムが水と反応して水素と熱を発生し、発火するおそれがある
解説
ナトリウムは水と反応して水素と熱を発生し、その熱で水素やナトリウム自体が発火するおそれがあります。保護液の灯油から露出したナトリウムに水がかかると、非常に危険です。禁水性物品を貯蔵する建物では、雨水の浸入を防ぐ構造とすることが求められます。

他の選択肢が不適切な理由
・溶けるだけで熱はほとんど出ない:ナトリウムは水と反応して多量の熱を出し、強いアルカリの水酸化ナトリウムを生じます。
・酸素を出す:ナトリウムが水と反応して出すのは水素です。
・りん化水素を出す:りん化水素を出すのはりん化カルシウムで、ナトリウムが出すのは水素です。

覚え方のポイント
禁水性物品にとって、雨漏りや結露も重大な危険です。「水が少しでも触れれば水素と熱」と覚えます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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