アゾビスイソブチロニトリルの性状として、正しいものはどれか。
- ①白色の固体で、加熱すると分解して窒素と有毒なガスを発生する
- ②黄色の液体で、水と激しく反応して可燃性の水素を発生させる
- ③銀白色の金属で、空気中で燃えると強い白い光を放つものである
- ④黒紫色の結晶で、水に溶けて濃い紫色の水溶液になるものである
答えと解説を見る
アゾビスイソブチロニトリルは白色の固体で、水に溶けにくく、アルコールなどには溶けます。融点付近(約100℃)まで加熱すると分解し、窒素と有毒なシアン系のガスを発生します。重合開始剤や発泡剤として使われ、温度が上がらないよう冷暗所に貯蔵します。第5類の「アゾ化合物」に当たります。
他の選択肢が不適切な理由
・黄色の液体で水素を発生:アゾビスイソブチロニトリルは白色の固体で、水と反応して水素を出すことはありません。
・銀白色の金属:これはマグネシウムの性状です。
・黒紫色の結晶:これは過マンガン酸カリウムの性状です。
覚え方のポイント
「アゾ(-N=N-)」を持つ化合物は、分解すると窒素(N₂)を出します。アゾビスイソブチロニトリルは発泡剤の代表です。