2026年版・8-3

丙種:灯油・軽油の一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「丙種 危険物の性質・火災予防・消火」から、丙種:灯油・軽油に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問18-3

灯油の性状として、正しいものはどれか。

  • ①オレンジ色の液体で、引火点は-40℃以下である
  • ②無色または淡黄色の液体で、引火点は40℃以上である
  • ③黒褐色の粘りのある液体で、引火点は200℃以上である
  • ④無色の液体で水によく溶け、引火点は約13℃のものである
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正解 ②無色または淡黄色の液体で、引火点は40℃以上である
解説
灯油は無色または淡黄色の液体で、特有の臭いがあります。引火点は40℃以上、発火点は約220℃、比重は約0.8で水に溶けません。第2石油類に当たり、指定数量は1,000Lです。

他の選択肢が不適切な理由
・オレンジ色で引火点-40℃以下:これは自動車ガソリンの性状です。
・黒褐色で粘りがあり引火点200℃以上:灯油の性状ではありません(重油や第4石油類に近いものです)。
・水によく溶けて引火点約13℃:これはエタノールなどに近い値で、灯油は水に溶けません。

覚え方のポイント
灯油は「無色〜淡黄色・引火点40℃以上・発火点約220℃」。常温では引火しにくいが、油断は禁物です。
問28-3

灯油の危険性について、正しいものはどれか。

  • ①よう素価が大きく、しみ込んだ布は自然発火しやすい
  • ②引火点が40℃以上なので、霧状になっても常温では引火しない
  • ③水と激しく反応して、可燃性の水素を発生するおそれがある
  • ④霧状になったり布にしみ込んだりすると、引火しやすくなる
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正解 ④霧状になったり布にしみ込んだりすると、引火しやすくなる
解説
灯油は引火点が40℃以上で、常温では通常引火しませんが、霧状になったり、布などにしみ込んだりすると、空気と接する面積が大きくなり、引火点より低い温度でも引火しやすくなります。また、ガソリンが混ざると引火点が下がり、非常に危険になります。

他の選択肢が不適切な理由
・霧状でも常温では引火しない:霧状になると空気と接する面積が大きくなり、液温が引火点より低くても引火することがあります。
・水と反応して水素:灯油は水と反応しません。
・よう素価が大きく自然発火しやすい:これはアマニ油などの乾性油(動植物油類)の性質です。灯油は石油製品で、酸化熱による自然発火はしにくい液体です。

覚え方のポイント
灯油の落とし穴は「霧状・布にしみる・ガソリンの混入」。この3つで一気に危険になります。
問38-3

灯油にガソリンが混入した場合の危険性として、正しいものはどれか。

  • ①引火しやすくなり、ストーブで異常燃焼を起こすおそれがある
  • ②ガソリンは灯油に溶けず分離して、上層に浮いて集まる
  • ③水と反応しやすくなり、可燃性のガスを多く発生させる
  • ④粘り気が強くなり、ストーブの芯に灯油が吸い上げられにくくなる
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正解 ①引火しやすくなり、ストーブで異常燃焼を起こすおそれがある
解説
灯油にガソリンが混入すると、引火しやすいガソリンの蒸気が発生し、混合物の引火点が下がります。このため、ストーブなどで使うと異常燃焼を起こしたり、給油のときに引火したりして、火災の原因になります。

他の選択肢が不適切な理由
・溶けずに分離して上層に浮く:ガソリンと灯油はどちらも炭化水素の混合物で、互いによく混ざり合います。見た目で分からないまま、混合物全体が引火しやすくなるのが危険な点です。
・水と反応しやすくなる:灯油もガソリンも水とは反応しません。
・粘り気が強くなる:ガソリンは灯油よりさらさらした液体で、混ざって粘り気が強くなることはありません。問題は引火しやすくなることです。

覚え方のポイント
ガソリンと灯油の取り違えは、家庭用ストーブの火災の原因として実際に起きています。ガソリンのオレンジ色の着色は、これを防ぐためでもあります。
問48-3

軽油の性状として、正しいものはどれか。

  • ①無色の液体で水によく溶け、引火点は約13℃のものである
  • ②オレンジ色の液体で、引火点は-40℃以下である
  • ③淡黄色または淡褐色の液体で、引火点は45℃以上である
  • ④淡黄色または淡褐色の液体で、引火点は21℃未満である
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正解 ③淡黄色または淡褐色の液体で、引火点は45℃以上である
解説
軽油は淡黄色または淡褐色の液体で、引火点は45℃以上、発火点は約220℃、比重は約0.85で水に溶けません。ディーゼル機関の燃料として使われ、第2石油類(指定数量1,000L)に当たります。

他の選択肢が不適切な理由
・オレンジ色で引火点-40℃以下:これは自動車ガソリンの性状です。
・水によく溶けて引火点約13℃:軽油は水に溶けません。
・引火点21℃未満:色は合っていますが、引火点21℃未満は第1石油類の範囲です。軽油は第2石油類で、引火点は45℃以上です。

覚え方のポイント
「灯油=引火点40℃以上、軽油=45℃以上」。数値が近いので取り違えに注意します。
問58-3

灯油と軽油について、正しいものはどれか。

  • ①どちらも第2石油類で、水に溶けず水より軽い
  • ②どちらも第1石油類で、水によく溶けて水より重い
  • ③灯油は第3石油類、軽油は第4石油類に当たる
  • ④どちらも第2石油類で、水に溶けず水より重い
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正解 ①どちらも第2石油類で、水に溶けず水より軽い
解説
灯油も軽油も第2石油類(引火点21℃以上70℃未満)の非水溶性液体で、指定数量は1,000Lです。水に溶けず、比重は1より小さい(灯油約0.8、軽油約0.85)ため、水に浮きます。

他の選択肢が不適切な理由
・第1石油類で水に溶けて重い:どちらも第2石油類で、水に溶けず水より軽い液体です。
・灯油は第3石油類、軽油は第4石油類:どちらも第2石油類です。
・水より重い:品名は合っていますが、どちらも比重が1より小さく、水より軽い液体です。

覚え方のポイント
灯油と軽油は「性質がよく似た兄弟」。違いは色(灯油は無色〜淡黄色、軽油は淡黄色〜淡褐色)と引火点(40℃以上と45℃以上)です。
問68-3

灯油・軽油の発火点として、正しいものはどれか。

  • ①約90℃
  • ②約300℃
  • ③約220℃
  • ④-40℃以下
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正解 ③約220℃
解説
灯油と軽油の発火点は、いずれも約220℃です。ガソリンの発火点(約300℃)より低いので、高温の物体に触れると、ガソリンより低い温度で発火するおそれがあります。

他の選択肢が不適切な理由
・約300℃:これはガソリンの発火点です。
・約90℃:これは特殊引火物の二硫化炭素の発火点です。
・-40℃以下:これはガソリンの引火点です。

覚え方のポイント
「引火点はガソリンが低い、発火点は灯油・軽油が低い」。逆転関係が頻出です。
問78-3

灯油を取り扱う場合の注意として、誤っているものはどれか。

  • ①静電気が発生しやすいので、容器の接地や流速の抑制に十分注意する
  • ②常温では引火しにくいので、火気の近くで詰め替えても差し支えない
  • ③ガソリンと取り違えないよう、容器や表示をはっきり区別する
  • ④こぼれた灯油をしみ込ませた布は、放置せずに適切に処理する
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正解 ②常温では引火しにくいので、火気の近くで詰め替えても差し支えない
解説
灯油は引火点が40℃以上ですが、夏場や加熱された場所では液温が引火点を超えることがあり、霧状や布にしみた状態では引火しやすくなります。火気の近くで詰め替えるのは危険です。

他の選択肢について
※この問題は「誤っているもの」を選ぶ問題です。以下は正しい注意です。
・静電気に注意:灯油も電気の不良導体で、静電気が発生しやすい液体です。
・ガソリンと取り違えない:混入すると引火しやすくなり危険です。
・しみ込ませた布を放置しない:引火しやすい状態なので、適切に処理します。

覚え方のポイント
「灯油は常温では引火しにくい」は正しくても、「火気の近くでも安全」は誤り。条件次第で危険になります。
問88-3

灯油が常温(20℃)では引火しにくい理由として、正しいものはどれか。

  • ①蒸気が空気より軽く、すぐに上空へ拡散するから
  • ②燃焼範囲を持たず、蒸気が燃えることはないから
  • ③水分を含むため、常温では蒸気が発生しないから
  • ④常温では、引火に必要な濃度の蒸気が出ないから
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正解 ④常温では、引火に必要な濃度の蒸気が出ないから
解説
引火点は、火を近づけたときに燃え出すのに十分な濃度の蒸気を液面の上に出す、最低の液温です。灯油の引火点は40℃以上なので、常温(20℃)では燃焼範囲の下限値に達する濃度の蒸気が出ず、火を近づけても引火しにくいのです。

他の選択肢が不適切な理由
・蒸気が空気より軽い:灯油の蒸気は空気の約4.5倍の重さで、低い所にたまりやすい性質があります。
・燃焼範囲を持たない:灯油の蒸気にも燃焼範囲があり、その範囲の濃度になれば燃えます。
・水分を含むため蒸気が発生しない:灯油は常温でも少しずつ蒸発しています。引火しにくいのは、蒸気の濃度が燃焼範囲の下限値に届かないからです。

覚え方のポイント
「液温が引火点より低い=引火に必要な濃度の蒸気が出ない」と覚えましょう。加熱されて液温が引火点以上になったり、霧状になったりすると、灯油でも引火の危険が高まります。
問98-3

軽油の用途として、正しいものはどれか。

  • ①食用の植物油
  • ②ガソリン機関の燃料
  • ③機械の歯車用の潤滑油
  • ④ディーゼル機関の燃料
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正解 ④ディーゼル機関の燃料
解説
軽油は主にディーゼル機関(ディーゼルエンジン)の燃料として、トラックやバス、建設機械などに使われます。ガソリンスタンドでは「軽油」または「ディーゼル」として販売されています。

他の選択肢が不適切な理由
・ガソリン機関の燃料:ガソリン機関の燃料はガソリンです。
・機械の歯車用の潤滑油:これはギヤー油(第4石油類)などの用途です。
・食用の植物油:これは動植物油類の用途です。

覚え方のポイント
燃料の使い分けは「ガソリン=ガソリン機関」「軽油=ディーゼル機関」「灯油=ストーブなど」「重油=ボイラーや船舶」。
問108-3

灯油の品名と指定数量の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①第2石油類 ― 1,000L
  • ②第1石油類 ― 200L
  • ③第3石油類 ― 2,000L
  • ④第4石油類 ― 6,000L
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正解 ①第2石油類 ― 1,000L
解説
灯油は第2石油類の非水溶性液体で、指定数量は1,000Lです(危険物の規制に関する政令別表第三)。軽油も同じです。

他の選択肢が不適切な理由
・第1石油類 ― 200L:ガソリンの品名と指定数量です。
・第3石油類 ― 2,000L:重油の品名と指定数量です。
・第4石油類 ― 6,000L:ギヤー油やシリンダー油の品名と指定数量です。

覚え方のポイント
灯油18Lのポリ容器なら、56缶で指定数量(1,000L)を超えます。身近な量で感覚をつかんでおきます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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