2026年版・8-4

丙種:重油・潤滑油・第4石油類の一問一答

危険物取扱者試験(丙種・乙種)「丙種 危険物の性質・火災予防・消火」から、丙種:重油・潤滑油・第4石油類に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。乙種の本試験は五肢択一式ですが、ここでは4択で出題しています。

問18-4

重油の性状として、正しいものはどれか。

  • ①オレンジ色の液体で、常温でも盛んに蒸気を発生するもの
  • ②無色透明のさらさらした液体で、水によく溶けるもの
  • ③褐色または暗褐色の粘りのある液体で、一般に水より軽い
  • ④暗褐色の液体で、常温でもガソリン並みに引火しやすいもの
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正解 ③褐色または暗褐色の粘りのある液体で、一般に水より軽い
解説
重油は褐色または暗褐色の粘り気のある液体で、比重は0.9〜1.0程度と一般に水より軽く、水に溶けません。引火点は60〜150℃程度、発火点は250〜380℃程度です。第3石油類に当たり、指定数量は2,000Lです。

他の選択肢が不適切な理由
・無色透明で水によく溶ける:重油は色があり、水に溶けません。
・オレンジ色で常温で蒸気を盛んに出す:これは自動車ガソリンの性状です。
・常温でもガソリン並みに引火しやすい:色は重油らしいものの、重油の引火点は60〜150℃程度で、常温では引火しにくい液体です。

覚え方のポイント
重油は「褐色・粘りがある・水よりやや軽い・引火点60℃以上」。ボイラーや船の燃料として使われます。
問28-4

重油の火災の特徴として、正しいものはどれか。

  • ①燃え出すと液温が高くなり、消火が困難になる
  • ②引火点が低いので、常温でも容易に引火する
  • ③燃えても硫黄酸化物などの有害なガスは出ない
  • ④発火点が引火点より低く、火源なしでも燃えやすい
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正解 ①燃え出すと液温が高くなり、消火が困難になる
解説
重油は引火点が60〜150℃程度と高く、常温では引火しにくい液体です。しかし、いったん燃え出すと液温が非常に高くなるため、消火が困難になります。消火には、泡・粉末・二酸化炭素などによる窒息消火を行います。

他の選択肢が不適切な理由
・常温でも容易に引火する:重油の引火点は60〜150℃程度で、常温では引火しにくい液体です。ただし、加熱されたり霧状になったりすると引火の危険が高まります。
・有害なガスは出ない:重油には硫黄分を含むものがあり、燃えると二酸化硫黄などの有害なガスを出します。
・発火点が引火点より低い:重油の発火点は250〜380℃程度で、引火点(60〜150℃程度)より高い温度です。一般に、発火点は引火点より高くなります。

覚え方のポイント
重油は「なかなか火がつかないが、燃え出したら消しにくい」液体です。引火点の高さと、燃焼中の液温の高さをセットで覚えましょう。
問38-4

重油の貯蔵・取扱いについて、正しいものはどれか。

  • ①引火点が高いので、火気の近くに置いても危険はない
  • ②水に溶けやすいので、容器には水を張って保管する
  • ③静電気はたまらないので、接地などの対策はいらない
  • ④霧状になると、引火点以下でも引火することがある
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正解 ④霧状になると、引火点以下でも引火することがある
解説
液体の危険物は、霧状になると空気と接する面積が大きくなり、液温が引火点より低くても引火することがあります。重油は引火点が高く常温では引火しにくい液体ですが、噴霧されたり布にしみ込んだりした状態では危険性が高まります。

他の選択肢が不適切な理由
・火気の近くに置いても危険はない:重油も引火性液体であり、加熱されれば引火します。火気や高温体との接近は避けなければなりません。
・容器には水を張って保管する:重油は水に溶けず、水より軽いので浮きます。水の中で保存するのは、黄りんや二硫化炭素です。
・静電気はたまらない:第4類の危険物は一般に電気を通しにくく、流れたりかき混ぜられたりすると静電気がたまりやすいため、接地などの対策が必要です。

覚え方のポイント
「引火点が高い=安全」ではありません。霧状になること・布にしみ込むこと・加熱されることの3つは、引火点の高い液体の危険性を高める条件として覚えておきましょう。
問48-4

重油の分類について、正しいものはどれか。

  • ①法令により、特殊引火物・第1石油類・第2石油類の3種類に分類されているもの
  • ②日本産業規格で、1種(A重油)・2種(B重油)・3種(C重油)に分かれる
  • ③引火点の違いにより、第3石油類の重油と第4石油類の重油の2種類に分かれる
  • ④日本産業規格で分けられ、A重油が最も粘り気が強く、C重油が最もさらさらしている
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正解 ②日本産業規格で、1種(A重油)・2種(B重油)・3種(C重油)に分かれる
解説
重油は、日本産業規格(JIS)により、動粘度(粘り気)などによって1種(A重油)・2種(B重油)・3種(C重油)に分けられています。3種(C重油)になるほど粘り気が強くなります。消防法ではいずれも第3石油類に当たります。

他の選択肢が不適切な理由
・特殊引火物・第1石油類・第2石油類:重油は第3石油類です。
・第3石油類の重油と第4石油類の重油:重油は、第3石油類の定義の中で名前を挙げられている物品で(消防法別表第一の備考第15号)、第4石油類には当たりません。
・A重油が最も粘り気が強い:逆です。A重油が最もさらさらしており、C重油が最も粘り気の強い重油です。

覚え方のポイント
「A・B・C重油(1種・2種・3種)」。Cに近づくほどどろどろになります。どれも第3石油類で、丙種の範囲に入ります。
問58-4

第4石油類の定義として、正しいものはどれか。

  • ①アセトン・ガソリンその他、1気圧で引火点が21℃未満のものをいう
  • ②灯油・軽油その他、1気圧で引火点が21℃以上70℃未満のもの
  • ③重油・クレオソート油その他、引火点が70℃以上200℃未満のものをいう
  • ④ギヤー油・シリンダー油その他、引火点が200℃以上250℃未満のもの
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正解 ④ギヤー油・シリンダー油その他、引火点が200℃以上250℃未満のもの
解説
第4石油類は、ギヤー油、シリンダー油その他1気圧において引火点が200℃以上250℃未満のものをいいます(消防法別表第一の備考第16号)。指定数量は6,000Lで、丙種危険物取扱者はすべての第4石油類を取り扱えます。

他の選択肢が不適切な理由
・灯油・軽油で21℃以上70℃未満:これは第2石油類の定義です。
・重油・クレオソート油で70℃以上200℃未満:これは第3石油類の定義です。
・アセトン・ガソリンで21℃未満:これは第1石油類の定義です。

覚え方のポイント
第4石油類は「ギヤー油・シリンダー油」「引火点200〜250℃」「指定数量6,000L」の3点セット。
問68-4

第4石油類の性質について、正しいものはどれか。

  • ①常温でも盛んに蒸気を出し、ガソリンと同程度に引火しやすいもの
  • ②常温では蒸気をほとんど出さないが、加熱すると引火の危険がある
  • ③水によく溶けるので、水で薄めれば燃えることはなくなる
  • ④火源があっても、液温が発火点に達するまでは燃えることはない
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正解 ②常温では蒸気をほとんど出さないが、加熱すると引火の危険がある
解説
第4石油類は引火点が200℃以上と高く、常温では可燃性の蒸気をほとんど発生しないので、引火の危険は小さい液体です。しかし、加熱されて液温が引火点以上になると引火の危険があり、いったん燃え出すと液温が高いため消火が困難になります。

他の選択肢が不適切な理由
・ガソリンと同程度に引火しやすい:第4石油類の引火点は200℃以上で、常温では引火しにくい液体です。
・水によく溶ける:第4石油類は水に溶けません。
・発火点に達するまで燃えない:火源があれば、液温が引火点以上になった時点で引火します。発火点は、火源がなくても自ら燃え出す温度です。

覚え方のポイント
第4石油類は「常温では安全寄り、加熱と火災時が危険」。機械の熱で温まった油に注意します。
問78-4

丙種危険物取扱者が取り扱うことができる第3石油類として、正しいものはどれか。

  • ①重油・潤滑油・引火点130℃以上のもの
  • ②第3石油類のすべてのものを取り扱える
  • ③引火点100℃未満のものに限り取り扱える
  • ④第3石油類は一切取り扱うことができない
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正解 ①重油・潤滑油・引火点130℃以上のもの
解説
丙種危険物取扱者が取り扱える第3石油類は、重油、潤滑油、引火点130℃以上のものに限られます(危険物の規制に関する規則第49条)。第3石油類のうち、たとえばクレオソート油(引火点は130℃未満のことが多い)などは、丙種の範囲外になることがあります。

他の選択肢が不適切な理由
・すべてのものを取り扱える:第3石油類のすべてではなく、一部に限られます。
・引火点100℃未満のものに限る:条件は「引火点130℃以上」です(重油と潤滑油は引火点にかかわらず取り扱えます)。
・一切取り扱うことができない:重油などは取り扱えます。

覚え方のポイント
丙種の第3石油類は「重油・潤滑油・130℃以上」。130という数字を確実に覚えます。
問88-4

潤滑油について、正しいものはどれか。

  • ①食用に使う油で、動植物油類として指定数量10,000Lに当たるもの
  • ②自動車の燃料に使う油で、引火点が低く第1石油類に当たるものである
  • ③機械の摩擦を減らす油で、引火点により第3石油類か第4石油類に当たる
  • ④機械の摩擦を減らす油で、引火点にかかわらずすべて第4石油類に当たる
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正解 ③機械の摩擦を減らす油で、引火点により第3石油類か第4石油類に当たる
解説
潤滑油は、機械の摩擦を減らすために使う油で、エンジンオイル・ギヤー油・シリンダー油などがあります。引火点によって、第3石油類(70℃以上200℃未満)か第4石油類(200℃以上250℃未満)に当たります。丙種危険物取扱者は、どちらの潤滑油も取り扱えます。

他の選択肢が不適切な理由
・燃料で第1石油類:潤滑油は燃料ではなく、引火点も高い油です。
・食用で動植物油類:食用の油は動植物油類で、潤滑油とは別の品名です。
・すべて第4石油類:潤滑油は引火点によって品名が決まり、引火点が70℃以上200℃未満のものは第3石油類に当たります(引火点が250℃以上のものは危険物から除かれます)。

覚え方のポイント
「潤滑油は第3石油類か第4石油類、どちらでも丙種で扱える」。ガソリンスタンドのオイル交換でも扱う身近な危険物です。
問98-4

重油と灯油の比較として、正しいものはどれか。

  • ①重油も灯油も第2石油類で、性質はほぼ同じ
  • ②重油のほうが引火点が低く、さらさらしている
  • ③重油のほうが引火点が高く、粘り気も強い
  • ④重油は水に溶けるが、灯油は水に溶けない
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正解 ③重油のほうが引火点が高く、粘り気も強い
解説
重油の引火点は60〜150℃程度で、灯油(40℃以上)より高く、褐色で粘り気の強い液体です。灯油は無色〜淡黄色のさらさらした液体です。

他の選択肢が不適切な理由
・重油のほうが引火点が低くさらさら:逆です。
・どちらも第2石油類:重油は第3石油類、灯油は第2石油類です。
・重油は水に溶ける:重油も灯油も水に溶けません。

覚え方のポイント
石油製品は「軽い(ガソリン)→重い(重油)」の順に、引火点が高く、色が濃く、粘り気が強くなります。
問108-4

第4石油類の指定数量として、正しいものはどれか。

  • ①10,000L
  • ②2,000L
  • ③1,000L
  • ④6,000L
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正解 ④6,000L
解説
第4石油類の指定数量は6,000Lです(危険物の規制に関する政令別表第三)。第4石油類には水溶性・非水溶性の区別はありません。

他の選択肢が不適切な理由
・2,000L:重油など第3石油類(非水溶性)の指定数量です。
・1,000L:灯油・軽油など第2石油類(非水溶性)の指定数量です。
・10,000L:動植物油類の指定数量です。

覚え方のポイント
ドラム缶(200L)なら、第4石油類は30本で指定数量に達します。重油なら10本、ガソリンなら1本です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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