平安時代に、身分を問わず庶民にも門戸を開いた教育機関とされる「綜芸種智院」を創設した人物はだれか。
- ①最澄
- ②空海
- ③菅原道真
- ④藤原冬嗣
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綜芸種智院は、平安時代初期に空海(弘法大師)が京都に開いた教育機関です。当時の教育機関である大学(大学寮)や、有力貴族が一族の子弟のために設けた私学(大学別曹)は、主に貴族や官人の子弟を対象としていました。これに対して綜芸種智院は、身分を問わず庶民にも門戸を開き、仏教だけでなく儒教などの幅広い学問を総合的に教えることを目指した点で、日本の庶民教育の先駆けとされています。
他の選択肢が不適切な理由
・最澄:天台宗を開いた僧で、比叡山で修行する僧の育成規則である『山家学生式』を定めました。
・菅原道真:平安時代の学者・政治家で、菅原氏は大学寮での学問に深く関わりましたが、綜芸種智院の創設者ではありません。
・藤原冬嗣:藤原氏の子弟のための大学別曹である勧学院を設けた人物です。
【覚え方のポイント】
「空海=綜芸種智院(庶民にも開かれた)」「最澄=『山家学生式』」「藤原冬嗣=勧学院(藤原氏)」。同じ時代の二人の僧、最澄と空海の業績を取り違えないようにしましょう。