01「社会福祉」は本試験でどう出るか
社会福祉は配点100点の科目で、社会福祉の理念、日本と海外の歴史、法律と実施体制、社会保障制度、生活保護、相談援助(ソーシャルワーク)、利用者の権利擁護、地域福祉などが出題されます。
保育士にとっては、子育て家庭を取り巻く福祉のしくみを広く知るための科目です。子ども家庭福祉と重なる内容もあるため、あわせて学ぶと効率的です。
相談援助の原則や技法、歴史上の出来事と年代の対応など、正確な暗記が必要な論点が多い科目です。
02収録している11テーマ(全110問)
このカテゴリーには、次の11テーマを10問ずつ収録しています。
社会福祉の理念と概念
ノーマライゼーションやソーシャル・インクルージョンなど、社会福祉の基本となる考え方を学びます。
社会福祉の歴史(日本・海外)
イギリスの救貧法から日本の福祉六法まで、主な出来事の流れを整理します。
社会福祉の法体系
社会福祉法をはじめとする福祉の法律の体系と、それぞれの目的を確認します。
実施体制・財政と民間の担い手
国と自治体の役割、福祉事務所、社会福祉法人や社会福祉協議会などの担い手を学びます。
社会保障制度のしくみ
年金・医療・介護などの社会保険と、社会保障全体のしくみを扱います。
公的扶助と生活困窮者への支援
生活保護の原理・原則と、生活困窮者自立支援制度を学びます。
相談援助(ソーシャルワーク)の理論と原則
バイステックの原則など、相談援助の基本となる理論と原則を確認します。
相談援助の方法と技術
援助の過程や、記録・面接の技法、エコマップなどの道具を学びます。
利用者の保護と権利擁護
成年後見制度、苦情解決、第三者評価など、利用者を守るしくみを整理します。
地域福祉の推進と現代の課題
地域での支え合いの考え方と、孤立や貧困など現代の課題への取り組みを扱います。
高齢者・障害者・女性を支える制度
老人福祉法・介護保険・障害者総合支援法や障害者手帳、困難な問題を抱える女性への支援など、対象ごとの制度を学びます。
03歴史は「流れ」、援助は「原則の意味」で覚える
歴史の問題は、出来事を年代順に並べて流れとして覚えると、並べ替えや組み合わせの問題に強くなります。
相談援助の原則は、名前だけでなく、その原則が利用者のどんな思いを大切にしているのかと結びつけて覚えましょう。事例問題で適切な対応を選ぶときの手がかりになります。
法律や制度は、対象と実施機関の組み合わせを表にして整理すると、似た制度の取り違えを防げます。
04初学者がつまずきやすい用語
ノーマライゼーション
障害のある人もない人も、地域で当たり前の生活を送れる社会をめざす考え方です。
福祉事務所
社会福祉法にもとづいて自治体が設置する、福祉に関する事務を行う機関です。生活保護の相談窓口にもなっています。
受容
相談援助の原則の一つで、利用者をあるがままに受け止めることです。行動をすべて認めるという意味ではありません。
05実際に問題を解いて確かめる
このカテゴリーの110問は、全てに詳しい解説を付けています。正解の理由だけでなく、他の選択肢がなぜ誤りなのかも一つずつ説明しているので、1問解くごとに複数の論点を確かめられます。
会員登録をしなくても、スマートフォンのブラウザからそのまま解き始められます。間違えた問題は記録され、後からまとめて復習できます。
保育士試験の筆記試験は9科目で、各科目とも満点の6割以上で合格です。教育原理と社会的養護は、同じ回の試験で両方とも6割以上を取る必要があります。本試験は5つの選択肢から組み合わせや正しいものを選ぶ選択式(正しいものを2つ・3つ選ぶ問題を含む)ですが、本サイトは全問を四肢択一で収録しています。実技試験は対象外です。最新の試験日程・申込方法・受験料は、必ず全国保育士養成協議会の公式サイトでご確認ください。
06社会福祉の一問一答(解説つき)
この分野の出題範囲を、テーマごとの一問一答にまとめました。答えと解説はその場で読めます。