01「社会的養護」は本試験でどう出るか
社会的養護は配点50点の科目で、教育原理と同じ回の試験で両方とも6割以上を取ることが必要です。
保護者のない子どもや、保護者に育てられることが適当でない子どもを、公的な責任で養育し保護するしくみが社会的養護です。理念と原理、制度と歴史、施設養護と家庭養護、自立支援、権利擁護が出題されます。
施設の種類と目的、里親の種類、家庭養護と家庭的養護の違いなど、よく似た言葉を正確に区別することが求められます。
02収録している8テーマ(全80問)
このカテゴリーには、次の8テーマを10問ずつ収録しています。
社会的養護の理念と基本原理
子どもの最善の利益や、社会全体で子どもを育むという理念と、社会的養護の原理を学びます。
社会的養護の制度・法体系と歴史
社会的養護を支える法律と制度の成り立ち、歴史的な歩みを整理します。
施設養護の種類と役割
乳児院、児童養護施設、児童心理治療施設、児童自立支援施設などの役割を確認します。
家庭養護(里親・養子縁組・ファミリーホーム)
里親の種類、特別養子縁組、ファミリーホームなど家庭と同様の環境での養育を学びます。
支援の実際と自立支援
日常生活の支援、家族との関係調整、施設を出たあとの自立支援を扱います。
権利擁護と被措置児童等虐待の防止
子どもの意見表明や権利擁護のしくみ、施設内での虐待を防ぐ制度を確認します。
運営指針・ガイドラインの要点
乳児院・児童養護施設などの運営指針や、里親及びファミリーホーム養育指針、一時保護などのガイドラインの要点を学びます。
社会的養育の現状と施設の職員
国の調査から見える社会的養護の子どもの状況と、施設に置かれる専門職の役割を整理します。
03似た言葉を並べて区別する
この科目は、家庭養護と家庭的養護、施設の種類など、よく似た言葉の区別が得点を左右します。言葉を一つずつ覚えるより、並べて違いを比べながら覚えるのが近道です。
事例の問題では、子どもの気持ちや意見を大切にし、家族との関係や将来の自立まで見通した対応が適切とされることが多くあります。
制度は改正が続いている分野です。本サイトの解説は2026年4月1日現在で施行されている法令に基づいています。
04初学者がつまずきやすい用語
家庭養護
里親やファミリーホームのように、養育者の家庭で子どもを育てる形のことです。施設で家庭に近い環境をつくる家庭的養護と区別されます。
措置
行政が法律にもとづいて、子どもを施設への入所や里親への委託などに決定することです。日常語の「対応」より重い意味を持ちます。
自立支援
施設や里親のもとを離れたあとも、子どもが社会で生活していけるように支えることです。
05実際に問題を解いて確かめる
このカテゴリーの80問は、すべてに詳しい解説を付けています。正解の理由だけでなく、他の選択肢がなぜ誤りなのかも一つずつ説明しているので、1問解くごとに複数の論点を確かめられます。
会員登録をしなくても、スマートフォンのブラウザからそのまま解き始められます。間違えた問題は記録され、後からまとめて復習できます。
保育士試験の筆記試験は9科目で、各科目とも満点の6割以上で合格です。教育原理と社会的養護は、同じ回の試験で両方とも6割以上を取る必要があります。本試験は5つの選択肢から組み合わせや正しいものを選ぶ選択式(正しいものを2つ・3つ選ぶ問題を含む)ですが、本サイトは全問を四肢択一で収録しています。実技試験は対象外です。最新の試験日程・申込方法・受験料は、必ず全国保育士養成協議会の公式サイトでご確認ください。
06社会的養護の一問一答(解説つき)
この分野の出題範囲を、テーマごとの一問一答にまとめました。答えと解説はその場で読めます。