こども家庭庁「児童養護施設入所児童等調査」(令和5年2月1日現在)における、委託(入所)時の養護問題発生理由のうち最も割合が高いものに関する次のA〜Dの記述について、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせはどれか。
A 児童養護施設では「母の放任・怠だ」が最も高い。
B 乳児院では「母の精神疾患等」が最も高い。
C 児童自立支援施設では「父の虐待・酷使」が最も高い。
D ファミリーホームでは「養育拒否」が最も高い。
- ①A○ B○ C○ D×
- ②A○ B○ C× D○
- ③A× B○ C× D○
- ④A○ B× C○ D○
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正解は「A○ B○ C× D○」です。「児童養護施設入所児童等調査」は、里親・ファミリーホームに委託されている児童や、児童養護施設・乳児院などに措置されている児童などの実態を明らかにするための調査で、令和5年2月1日現在の結果が令和6年2月に公表されています。養護問題発生理由(主な理由)で最も割合が高いものは次のとおりです。
・A:○。児童養護施設は「母の放任・怠だ」が16.4%で最も高くなっています。
・B:○。乳児院は「母の精神疾患等」が24.6%で最も高くなっています。里親も「母の精神疾患等」が14.8%で最も高くなっています。
・C:×。児童自立支援施設は「児童の問題による監護困難」が64.3%で最も高くなっています。児童心理治療施設も同じ理由が34.7%で最も高くなっています。子ども自身の行動上の問題などへの専門的な支援を目的とする施設であることが、数字にも表れています。
・D:○。ファミリーホームは「養育拒否」が13.5%で最も高くなっています。なお、自立援助ホームでは「父の虐待・酷使」が17.8%で最も高くなっています。
他の選択肢が不適切な理由
・A○ B○ C○ D×:自立援助ホームの結果(父の虐待・酷使)を児童自立支援施設と取り違え、ファミリーホームも誤りとした組み合わせです。
・A× B○ C× D○:児童養護施設の最多理由(A)を誤りとした組み合わせです。
・A○ B× C○ D○:乳児院の最多理由(B)を誤りとし、Cを正しいとした組み合わせです。
【覚え方のポイント】
施設の目的と最多理由を結び付けて覚えます。乳児院・里親=母の精神疾患等、児童養護施設=母の放任・怠だ、児童心理治療施設・児童自立支援施設=児童の問題による監護困難、ファミリーホーム=養育拒否、自立援助ホーム=父の虐待・酷使(いずれも令和5年2月1日現在)。数値は調査年によって変わるので、試験では出典の年を必ず確かめましょう。