2026年版・10-2

基礎-2 保育所保育指針の全体像の一問一答

保育士 筆記試験「最初に覚える土台知識」から、基礎-2 保育所保育指針の全体像に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問110-2

保育所保育指針は5つの章で構成されている。このうち第4章の名称として、正しいものはどれか。

  • ①保育の内容
  • ②健康及び安全
  • ③子育て支援
  • ④職員の資質向上
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正解 ③子育て支援
解説

保育所保育指針は、第1章 総則、第2章 保育の内容、第3章 健康及び安全、第4章 子育て支援、第5章 職員の資質向上の5つの章で構成されています。第4章「子育て支援」では、保育所を利用している保護者への支援と、地域の保護者等への支援について示されています。保育士の定義(児童福祉法第18条の4)に「児童の保護者に対する保育に関する指導」が含まれていることからも分かるように、子育て支援は保育所と保育士の重要な役割の一つです。保育原理や保育の心理学、子ども家庭福祉など、多くの科目でこの指針の内容が出題されるので、まず章の並びを全体の地図として覚えておきましょう。

他の選択肢が不適切な理由

・保育の内容:第2章の名称です。乳児保育に関わるねらい及び内容、1歳以上3歳未満児・3歳以上児の保育に関わるねらい及び内容などが示されています。
・健康及び安全:第3章の名称です。子どもの健康支援、食育の推進、環境及び衛生管理並びに安全管理、災害への備えが示されています。
・職員の資質向上:第5章の名称です。職員の研修や施設長の責務などが示されています。

【覚え方のポイント】
5つの章は「総則→内容→健康安全→子育て支援→資質向上」の順です。「子どもの保育(1〜3章)→保護者の支援(4章)→職員の成長(5章)」と、対象が子ども・保護者・職員へと移っていく流れで覚えると忘れにくくなります。
問210-2

保育所保育指針の冒頭では、この指針が何の規定に基づいて、保育所における保育の内容等に関する事項を定めるものであるかが示されている。その根拠となる規定として正しいものはどれか。

  • ①児童福祉施設の設備及び運営に関する基準
  • ②学校教育法
  • ③子ども・子育て支援法
  • ④教育基本法
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正解 ①児童福祉施設の設備及び運営に関する基準
解説

保育所保育指針の第1章「総則」の冒頭には、この指針は、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(設備運営基準)第35条の規定に基づき、保育所における保育の内容に関する事項及びこれに関連する運営に関する事項を定めるものであると示されています。設備運営基準は、児童福祉施設の職員の配置や設備の基準などを定めた、国の定める基準です。つまり保育所保育指針は、単なる参考資料ではなく、全国の保育所が拠るべき保育の基本的事項を定めたものとして、法令に根拠をもつ告示です。その上で、各保育所は、指針を踏まえつつ、それぞれの実情に応じて創意工夫を図ることが求められています。

他の選択肢が不適切な理由

・学校教育法:幼稚園を含む学校の制度を定めた法律で、幼稚園の教育課程などの基準である幼稚園教育要領はこの法律の規定に基づいています。保育所保育指針の根拠ではありません。
・子ども・子育て支援法:保育所などの利用に関わる給付や、子ども・子育て支援の制度の仕組みを定めた法律で、保育の内容を定める指針の根拠規定ではありません。
・教育基本法:日本の教育の基本的な理念や原則を定めた法律で、指針の直接の根拠規定ではありません。

【覚え方のポイント】
「保育所保育指針=設備運営基準(児童福祉法に基づく)」「幼稚園教育要領=学校教育法」と、それぞれの根拠のつながりを押さえます。保育所は児童福祉施設、幼稚園は学校、という違いがここにも表れています。
問310-2

保育所保育指針において、「養護」とは、子どもの何を図るために保育士等が行う援助や関わりであるとされているか。正しい組み合わせを選びなさい。

  • ①情緒の安定と規範意識の形成
  • ②健康の増進と体力の向上
  • ③生命の保持と知識の習得
  • ④生命の保持と情緒の安定
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正解 ④生命の保持と情緒の安定
解説

保育所保育指針では、保育における養護とは、子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりであるとされています。生命の保持とは、一人一人の子どもが快適に、健康で安全に過ごせるようにし、生理的欲求が十分に満たされるようにすることです。情緒の安定とは、一人一人の子どもが安定感をもって過ごし、自分の気持ちを安心して表すことができ、周囲から主体として受け止められ、自分を肯定する気持ちが育まれていくようにすることです。指針は、保育所における保育は、この養護と教育を一体的に行うことを特性とし、養護は保育所保育の基盤であるとしています。

他の選択肢が不適切な理由

・健康の増進と体力の向上:健康に関わる内容は、教育に関わる5領域のうち「健康」や、第3章「健康及び安全」で扱われますが、養護の定義ではありません。
・生命の保持と知識の習得:生命の保持は養護の一つですが、知識の習得は養護の定義には含まれません。
・情緒の安定と規範意識の形成:情緒の安定は養護の一つですが、規範意識の形成は、領域「人間関係」や「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の道徳性・規範意識の芽生えに関わる内容です。

【覚え方のポイント】
「養護=生命の保持+情緒の安定」「教育=5領域(健康・人間関係・環境・言葉・表現)」と2つに分けて覚えます。「養護と教育を一体的に行う」が保育所保育の特性であり、指針全体を読み解くための最重要キーワードです。
問410-2

2017年(平成29年)に告示された現在の保育所保育指針について、保育所保育指針解説は、改定の基本的な方向性として5つの点を示している。これに含まれないものはどれか。

  • ①乳児・1歳以上3歳未満児の保育に関する記載の充実
  • ②保育所の設備及び職員配置に関する基準の明確化
  • ③保育所保育における幼児教育の積極的な位置づけ
  • ④保護者・家庭及び地域と連携した子育て支援の必要性
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正解 ②保育所の設備及び職員配置に関する基準の明確化
解説

現在の保育所保育指針は、2017年(平成29年)に厚生労働省告示として公示され、2018年(平成30年)4月1日から適用されています。保育所保育指針解説は、この改定の基本的な方向性として、(1)乳児・1歳以上3歳未満児の保育に関する記載の充実、(2)保育所保育における幼児教育の積極的な位置づけ、(3)子どもの育ちをめぐる環境の変化を踏まえた健康及び安全の記載の見直し、(4)保護者・家庭及び地域と連携した子育て支援の必要性、(5)職員の資質・専門性の向上、の5点を示しています。「保育所の設備及び職員配置に関する基準」は、保育所保育指針ではなく児童福祉施設の設備及び運営に関する基準で定められるもので、この5点には含まれません。指針は保育の内容とそれに関連する運営について定めるもの、設備運営基準は部屋の広さや職員の数など施設の基準を定めるもの、と役割が分かれています。

他の選択肢が適切な理由

・乳児・1歳以上3歳未満児の保育に関する記載の充実:5点の1つ目です。3歳未満の時期が心身の発達の基盤をつくる重要な時期であることから、乳児保育の「3つの視点」などが示されました。
・保育所保育における幼児教育の積極的な位置づけ:5点の2つ目です。幼稚園や幼保連携型認定こども園と共通して、「育みたい資質・能力」や「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」が示されました。
・保護者・家庭及び地域と連携した子育て支援の必要性:5点の4つ目です。現在の指針では、第4章「子育て支援」として示されています。

【覚え方のポイント】
5つの方向性は「乳児・3歳未満の充実」「幼児教育の位置づけ」「健康・安全の見直し」「子育て支援」「職員の資質向上」で、指針の第2章〜第5章の中身とおおむね対応しています。職員の数や部屋の広さといった「施設の基準」は指針ではなく設備運営基準の役割、と区別して覚えましょう。
問510-2

保育所保育指針に示された、保育所保育において「育みたい資質・能力」に含まれないものはどれか。

  • ①知識及び技能の基礎
  • ②思考力、判断力、表現力等の基礎
  • ③学びに向かう力、人間性等
  • ④協同性
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正解 ④協同性
解説

保育所保育指針第1章「総則」の「幼児教育を行う施設として共有すべき事項」では、保育所において育みたい資質・能力として、知識及び技能の基礎、思考力、判断力、表現力等の基礎、学びに向かう力、人間性等の3つが示されています。これらは、第2章に示すねらい及び内容に基づく保育活動全体によって一体的に育むものとされています。協同性は、この3つの資質・能力ではなく、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の10項目の一つです。友達と思いや考えなどを共有し、共通の目的の実現に向けて、考えたり、工夫したり、協力したりし、充実感をもってやり遂げるようになる姿を指します。

他の選択肢が適切な理由

・知識及び技能の基礎:資質・能力の一つです。豊かな体験を通じて、感じたり、気付いたり、分かったり、できるようになったりすることです。
・思考力、判断力、表現力等の基礎:資質・能力の一つです。気付いたことや、できるようになったことなどを使い、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりすることです。
・学びに向かう力、人間性等:資質・能力の一つです。心情、意欲、態度が育つ中で、よりよい生活を営もうとすることです。

【覚え方のポイント】
「資質・能力は3つ」「育ってほしい姿は10」と数で区別します。3つの資質・能力は、小学校以降の学習指導要領の「3つの柱」(知識及び技能、思考力・判断力・表現力等、学びに向かう力・人間性等)の「基礎」にあたる、と整理すると覚えやすくなります。
問610-2

保育所保育指針第2章「保育の内容」では、子どもの発達の特徴を踏まえ、保育のねらい及び内容を年齢によって区分して示している。その区分として正しいものはどれか。

  • ①0歳児・1歳児・2歳児・3歳以上児の4つの区分
  • ②乳児・1歳以上3歳未満児・3歳以上児の3区分
  • ③新生児・乳児・幼児・学齢前の年長児の4区分
  • ④0・1歳児、2・3歳児、4・5歳児の3区分
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正解 ②乳児・1歳以上3歳未満児・3歳以上児の3区分
解説

保育所保育指針第2章「保育の内容」は、保育のねらい及び内容を、乳児、1歳以上3歳未満児、3歳以上児の3つに分けて示しています。保育所には、発達による変化が特に大きい乳幼児期の子どもが長い期間在籍するため、時期ごとの発達の特徴を踏まえて示す必要があるからです。乳児保育は、発達の諸側面が未分化であることから「健やかに伸び伸びと育つ」「身近な人と気持ちが通じ合う」「身近なものと関わり感性が育つ」の3つの視点で示され、1歳以上3歳未満児と3歳以上児は、健康・人間関係・環境・言葉・表現の5領域で示されています。第2章の最後には、年齢を問わず共通する「保育の実施に関して留意すべき事項」が置かれています。

他の選択肢が不適切な理由

・0歳児・1歳児・2歳児・3歳以上児の4つの区分:指針は1歳児と2歳児を分けず、「1歳以上3歳未満児」としてまとめて示しています。保育所のクラス分けと混同しないようにしましょう。
・新生児・乳児・幼児・学齢前の年長児の4区分:新生児(出生後28日を経過しない乳児)は母子保健法の用語で、指針の第2章の区分ではありません。
・0・1歳児、2・3歳児、4・5歳児の3区分:3つに分ける点は同じですが、指針の区切りは「1歳」と「3歳」です。3歳以上児はまとめて示されています。

【覚え方のポイント】
指針の年齢区分は、「1歳」と「3歳」で区切った「乳児/1歳以上3歳未満児/3歳以上児」の3つです。それぞれ「3つの視点」「5領域」「5領域」で示される、と組み合わせて覚えると、第2章の全体像がつかめます。
問710-2

保育所保育指針の乳児保育に関わるねらい及び内容で示されている「3つの視点」に含まれないものはどれか。

  • ①健やかに伸び伸びと育つ
  • ②身近な人と気持ちが通じ合う
  • ③言葉で気持ちを伝え合う
  • ④身近なものと関わり感性が育つ
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正解 ③言葉で気持ちを伝え合う
解説

保育所保育指針第2章「保育の内容」では、乳児期の発達の特徴を踏まえ、乳児保育のねらい及び内容を、健やかに伸び伸びと育つ(身体的発達に関する視点)、身近な人と気持ちが通じ合う(社会的発達に関する視点)、身近なものと関わり感性が育つ(精神的発達に関する視点)の3つの視点としてまとめています。乳児期は、発達の諸側面が未分化で、互いに密接に関連しているため、1歳以上のように5つの領域に分けるのではなく、3つの視点で示されています。「言葉で気持ちを伝え合う」は、3つの視点には含まれません。言葉に関わる内容は、1歳以上3歳未満児と3歳以上児の領域「言葉」で扱われます。

他の選択肢が適切な理由

・健やかに伸び伸びと育つ:3つの視点の一つで、健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活をつくり出す力の基盤を培うことに関わる身体的発達の視点です。
・身近な人と気持ちが通じ合う:3つの視点の一つで、受容的・応答的な関わりの下で、何かを伝えようとする意欲や身近な大人との信頼関係を育て、人と関わる力の基盤を培う社会的発達の視点です。
・身近なものと関わり感性が育つ:3つの視点の一つで、身近な環境に興味や好奇心をもって関わり、感じたことや考えたことを表現する力の基盤を培う精神的発達の視点です。

【覚え方のポイント】
乳児保育は「3つの視点(身体・社会・精神)」、1歳以上は「5領域」と覚えます。3つの視点は、それぞれ5領域につながっていく土台だと理解すると、両者の関係が整理できます。
問810-2

保育所保育指針において、1歳以上3歳未満児及び3歳以上児の保育に関わるねらい及び内容を示す「5つの領域」の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  • ①健康・人間関係・環境・言葉・表現
  • ②健康・人間関係・自然・言葉・音楽
  • ③運動・生活・環境・言葉・表現
  • ④健康・社会・環境・数量・表現
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正解 ①健康・人間関係・環境・言葉・表現
解説

保育所保育指針では、1歳以上3歳未満児と3歳以上児の保育に関わるねらい及び内容を、子どもの発達の側面から、健康、人間関係、環境、言葉、表現の5つの領域にまとめて示しています。健康は心身の健康、人間関係は人との関わり、環境は身近な環境との関わり、言葉は言葉の獲得、表現は感性と表現に関する領域です。この5領域は、幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園教育・保育要領とも共通しており、どの施設に通っていても同じ枠組みで幼児教育が行われるようになっています。なお、領域は小学校の教科のように別々に指導するものではなく、遊びや生活を通して総合的に育まれるものとされています。

他の選択肢が不適切な理由

・自然・音楽を含む組み合わせ:自然に関わる内容は「環境」、音楽に関わる内容は「表現」の中で扱われ、独立した領域ではありません。
・運動・生活を含む組み合わせ:運動や生活習慣に関わる内容は、主に「健康」の領域で扱われます。
・社会・数量を含む組み合わせ:社会との関わりは「人間関係」や「環境」、数量への関心は「環境」の中で扱われます。

【覚え方のポイント】
5領域は「けん・にん・かん・こと・ひょう(健康・人間関係・環境・言葉・表現)」とリズムで覚えます。子どもの具体的な姿がどの領域に関わるかを考える練習をしておくと、保育原理や保育実習理論の事例問題にも強くなります。
問910-2

次のA〜Dの、保育所保育指針の構成に関する記述について、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせはどれか。
A 第1章は「総則」である。
B 第2章は「保育の内容」である。
C 第3章は「健康及び安全」である。
D 第5章は「子育て支援」である。

  • ①A○ B○ C× D○
  • ②A× B○ C○ D×
  • ③A○ B○ C○ D×
  • ④A○ B× C○ D○
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正解 ③A○ B○ C○ D×
解説

A ○:第1章は総則です。保育所保育に関する基本原則、養護に関する基本的事項、保育の計画及び評価、幼児教育を行う施設として共有すべき事項が示されています。
B ○:第2章は保育の内容です。乳児保育、1歳以上3歳未満児、3歳以上児のそれぞれのねらい及び内容などが示されています。
C ○:第3章は健康及び安全です。子どもの健康支援、食育の推進、環境及び衛生管理並びに安全管理、災害への備えが示されています。
D ×:第5章は職員の資質向上です。「子育て支援」は第4章です。
以上から「A○ B○ C○ D×」が正解です。

他の選択肢が不適切な理由

・A○ B○ C× D○:第3章は健康及び安全なのでCは○、第5章は職員の資質向上なのでDは×です。
・A× B○ C○ D×:第1章は総則なので、Aは○です。
・A○ B× C○ D○:第2章は保育の内容なのでBは○、Dは×です。

【覚え方のポイント】
章の番号と名称は、組合せ問題で入れ替えて出題されやすい部分です。「1総則・2内容・3健康安全・4子育て支援・5資質向上」を、番号とセットで繰り返し唱えて覚えましょう。特に第4章と第5章の入れ替えがよく狙われます。
問1010-2

保育所保育指針第1章に示された保育の目標について、( )にあてはまる語句として正しいものはどれか。
「保育所は、子どもが生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期に、その生活時間の大半を過ごす場である。このため、保育所の保育は、子どもが( )ために、次の目標を目指して行わなければならない。」

  • ①生涯にわたる生きる力の基礎となる心情、意欲、態度を育む
  • ②現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培う
  • ③小学校以降の生活や学習の基盤となる資質・能力を確実に育む
  • ④心身ともに健やかに育成され、自立した生活を送る力を身に付ける
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正解 ②現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培う
解説

保育所保育指針第1章「総則」の「保育の目標」では、保育所の保育は、子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うために、次の目標を目指して行わなければならないとされています。この一文には、乳幼児期を将来のための準備期間としてだけ捉えるのではなく、「今」この時期を子どもが最もよく生きること自体を大切にし、そのことが未来をつくる力の土台になる、という考え方が表れています。続けて、十分に養護の行き届いた環境の下での生命の保持と情緒の安定(養護)と、健康・人間関係・環境・言葉・表現に関わる目標(教育)が示されています。また、保育所は入所する子どもの保護者に対して、その援助に当たることも目標とされています。

他の選択肢が不適切な理由

・生涯にわたる生きる力の基礎となる心情、意欲、態度を育む:乳幼児期の保育や教育を説明するときによく使われる言い回しに似ていますが、指針の「保育の目標」の冒頭に示された文言ではありません。
・小学校以降の生活や学習の基盤となる資質・能力を確実に育む:指針は、保育所保育が小学校以降の生活や学習の基盤の育成につながることに配慮するとしていますが(第2章「小学校との連携」)、これは保育の目標の冒頭の文言ではなく、小学校の学習内容を先取りするという意味でもありません。
・心身ともに健やかに育成され、自立した生活を送る力を身に付ける:児童福祉法第1条・第2条の「心身の健やかな成長及び発達並びにその自立」「心身ともに健やかに育成される」といった表現に似ていますが、指針の保育の目標の文言ではありません。

【覚え方のポイント】
「現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培う」は、指針の中でも特に頻出のフレーズです。「現在」と「未来」の両方が入っていることを手がかりに、一字一句覚えておきましょう。
保育士 筆記試験の問題を続けて解く(全1000問) 最初に覚える土台知識の一問一答

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