次のA〜Dのうち、保育所保育指針「乳児保育に関わるねらい及び内容」の視点「健やかに伸び伸びと育つ」の「内容」に示されている記述を○、示されていない記述を×とした場合の正しい組み合わせはどれか。
A 一人一人の発育に応じて、はう、立つ、歩くなど、十分に体を動かす。
B 走る、跳ぶ、登る、押す、引っ張るなど全身を使う遊びを楽しむ。
C おむつ交換や衣服の着脱などを通じて、清潔になることの心地よさを感じる。
D 一人一人の生活のリズムに応じて、安全な環境の下で十分に午睡をする。
- ①A○ B○ C× D○
- ②A○ B× C○ D○
- ③A× B○ C○ D×
- ④A○ B× C× D○
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正解は「A○ B× C○ D○」です。乳児保育の3つの視点のうち「健やかに伸び伸びと育つ」は身体的発達に関する視点で、その「内容」には5つの項目が示されています(保育所保育指針 第2章1(2)ア(イ))。
・A:○。内容(2)です。寝返り、お座り、はいはい、つかまり立ちなど、一人一人の発育の段階に応じて体を動かすことを大切にしています。
・B:×。「走る、跳ぶ、登る、押す、引っ張るなど全身を使う遊びを楽しむ」は、1歳以上3歳未満児の領域「健康」の内容(3)です。歩行が安定した後の動きなので、乳児の視点には入っていません。
・C:○。内容(5)です。乳児は自分で体を清潔にできないため、大人の世話を受ける中で「さっぱりして気持ちよい」と感じる経験が位置付けられています。
・D:○。内容(4)です。午睡は全員一律の時刻ではなく、一人一人の生活のリズムに応じて、安全な環境の下で十分にとるとされています。
他の選択肢が不適切な理由
・A○ B○ C× D○:Bを乳児の内容、Cを乳児以外の内容と取り違えた組み合わせです。Bは1歳以上3歳未満児、Cは乳児の内容です。
・A× B○ C○ D×:Aの「はう、立つ、歩く」とBの「走る、跳ぶ」の年齢区分を逆にとらえ、Dの午睡も落とした組み合わせです。
・A○ B× C× D○:Bは正しく×にできていますが、清潔の心地よさ(C)を乳児の内容と判断できなかった組み合わせです。
【覚え方のポイント】
体の動きは年齢区分で段階が上がります。乳児は「はう・立つ・歩く」、1歳以上3歳未満児は「走る・跳ぶ・登る・押す・引っ張る」、3歳以上児は「いろいろな遊びの中で十分に体を動かす」「進んで戸外で遊ぶ」です。乳児の内容は、授乳・離乳、午睡、おむつ交換など「大人の世話を受けながら心地よく生活する」表現が多いことも手がかりになります。