次の文は、保育所保育指針「第1章 総則」の「全体的な計画の作成」の一部である。(A)(B)に入る語句の組み合わせとして正しいものはどれか。
全体的な計画は、(A)、地域の実態、保育時間などを考慮し、子どもの育ちに関する(B)をもって適切に作成されなければならない。
- ①A 子どもや家庭の状況 B 長期的見通し
- ②A 保護者の要望 B 長期的見通し
- ③A 子どもや家庭の状況 B 明確な到達目標
- ④A 職員の配置状況 B 具体的な指導方法
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指針 第1章3(1)イは、「全体的な計画は、子どもや家庭の状況、地域の実態、保育時間などを考慮し、子どもの育ちに関する長期的見通しをもって適切に作成されなければならない」としています。
全体的な計画は、保育の目標を達成するために、各保育所の保育の方針や目標に基づき、子どもの発達過程を踏まえて保育の内容が組織的・計画的に構成され、保育所の生活の全体を通して総合的に展開されるよう作成されるものです(同(1)ア)。また同(1)ウにより、全体的な計画は保育所保育の全体像を包括的に示すものとし、これに基づく指導計画、保健計画、食育計画等を通じて、各保育所が創意工夫して保育できるよう作成されます。平成29年の改定で、それまでの「保育課程」から「全体的な計画」に改められました。
他の選択肢が不適切な理由
・A 保護者の要望:条文の語は「子どもや家庭の状況」です。
・B 明確な到達目標:全体的な計画は子どもの育ちの長期的見通しをもって作成するもので、到達目標を定める性格のものではありません。
・A 職員の配置状況 B 具体的な指導方法:どちらも条文の語ではありません。具体的な保育の展開は指導計画で示します。
【覚え方のポイント】
全体的な計画は「全体像を包括的に示す」「長期的見通し」、指導計画は「具体的な保育が適切に展開されるよう」作成するもの。指導計画・保健計画・食育計画はすべて全体的な計画に基づく、という関係をつかみましょう。