ビタミンは、水に溶けやすい水溶性ビタミンと、油に溶けやすい脂溶性ビタミンに分けられる。次のうち、脂溶性ビタミンのみの組み合わせはどれか。
- ①ビタミンB1とビタミンC
- ②ビタミンDとビタミンK
- ③ビタミンAとビタミンB2
- ④ナイアシンとビタミンE
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脂溶性ビタミンはビタミンA・D・E・Kの4種類です。これらは脂質と一緒に小腸から吸収され、肝臓や脂肪組織にたくわえられやすいという性質をもっています。たくわえられるため毎日とらなくても急に不足しにくい反面、サプリメントなどで大量にとり続けると体内に蓄積して過剰症を起こすことがあります。そのため日本人の食事摂取基準(2025年版)では、乳児でもビタミンAとビタミンDに耐容上限量が設定されています。一方、水溶性ビタミン(ビタミンB群とビタミンC)は余分な量が尿中に排泄されやすく、体内にためておけないので、毎日の食事から継続してとることが大切です。
他の選択肢が不適切な理由
・ビタミンB1とビタミンC:どちらも水溶性ビタミンです。B1は糖質からエネルギーを作る反応を助け、Cはコラーゲンの合成などに関わります。
・ビタミンAとビタミンB2:Aは脂溶性ですが、B2はビタミンB群に属する水溶性ビタミンです。
・ナイアシンとビタミンE:Eは脂溶性ですが、ナイアシンはビタミンB群に含まれる水溶性ビタミンです。
【覚え方のポイント】
脂溶性は「A・D・E・K」の4つだけ、と頭文字で固めてしまいましょう。それ以外(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチン、C)はすべて水溶性です。「脂溶性はためこむので過剰症に注意、水溶性は流れ出るので毎日とる」とセットで覚えると、性質を問う問題にも対応できます。