2026年版・1-2

発達の原理と遺伝・環境の一問一答

保育士 筆記試験「保育の心理学」から、発達の原理と遺伝・環境に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-2

発達の方向性に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①歩行が安定してから、首のすわりが完成するようになる
  • ②指先の細かな動きが育ってから、腕全体を動かせるようになる
  • ③首がすわり、腰がすわってから、立って歩けるようになる
  • ④足の運動の調整が先に育ち、最後に頭部の制御が完成する
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正解 ③首がすわり、腰がすわってから、立って歩けるようになる
解説

身体や運動の発達には、一定の方向性があります。その代表が「頭部から尾部(脚部)へ」と「中心部から末梢部へ」の2つです。頭部から尾部へとは、首がすわる→寝返り→おすわり(腰がすわる)→はいはい→つかまり立ち→ひとり歩き、というように、頭に近い部分から順に自分でコントロールできるようになることです。中心部から末梢部へとは、肩や腕全体を大きく動かす動きが先に育ち、その後に手首、さらに指先の細かな動き(微細運動)ができるようになることです。保育では、この順序を踏まえて、今の子どもの姿に合った遊びや環境を用意することが大切です。

他の選択肢が不適切な理由

・指先の細かな動きが先:方向性が逆です。中心部から末梢部へ進むので、腕全体の大きな動きが先で、指先で小さな物をつまむ動作は後から育ちます。
・歩行が安定してから首のすわり:順序が逆です。首のすわりは生後3〜4か月頃に見られ、歩行はそれよりずっと後の1歳前後から始まります。
・足の運動が先で頭部が最後:頭部から尾部へという方向性とは逆の説明です。

【覚え方のポイント】
「上から下へ(頭→脚)」「内から外へ(体の中心→指先)」の2つをセットで覚えます。スプーンの持ち方が、手のひら全体で握る持ち方から、指先で鉛筆のように持つ持ち方へ変わっていくのも「中心から末梢へ」の具体例です。
問21-2

発達の一般的な原理に関する記述として、誤っているものはどれか。

  • ①身体のどの部分も、どの時期にも同じ速さで発達する
  • ②発達は、分化と統合を繰り返しながら進んでいく
  • ③発達は連続した過程で、前の時期の積み重ねの上に進む
  • ④発達の順序はおおむね共通だが、速さには個人差がある
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正解 ①身体のどの部分も、どの時期にも同じ速さで発達する
解説

発達の速さは、身体の部位や器官、時期によって異なります。例えば、脳や神経系は乳幼児期に急速に発達しますが、生殖器系は思春期になってから急速に発達します(スキャモンの発育曲線)。また、身長や体重も、乳児期と思春期に特に大きく伸びる時期があります。したがって「どの部分も、どの時期にも同じ速さで発達する」という記述が誤りです。発達の速さに時期や部位による違いがあることを知っておくと、ある時期の急な変化や一時的な停滞を、保護者に落ち着いて説明することができます。

他の選択肢が適切な理由

・順序は共通、速さには個人差:正しい記述です。発達には一定の順序性がある一方、歩き始める時期などには大きな個人差があります。保育所保育指針が「発達過程」という語を使い、一人一人の個人差に配慮することを求めているのはこのためです。
・分化と統合:正しい記述です。新生児の全身を使った未分化な反応が、しだいに部分ごとの細かな動きに分かれ(分化)、それらが組み合わされてまとまりのある動作になっていきます(統合)。
・連続した過程:正しい記述です。発達は途切れずに続く過程で、ある日突然できたように見えることも、それ以前の経験の積み重ねの上に成り立っています。

【覚え方のポイント】
発達の原理は「方向性・順序性・連続性・個人差・分化と統合・部位や時期による速さの違い」のセットで整理します。「順序は共通、速さはばらばら」という1文が、多くの選択肢を判断する物差しになります。
問31-2

スキャモンの発育曲線において、乳幼児期に急速に発育し、学童期に入る頃にはすでに成人の値に近づいている型はどれか。

  • ①一般型
  • ②生殖型
  • ③リンパ型
  • ④神経型
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正解 ④神経型
解説

スキャモンは、身体の各器官の発育の仕方を、20歳時点の値を100%とした曲線で表し、4つの型に分けました。神経型は、脳・脊髄や視覚器などの発育を示し、出生後から乳幼児期にかけて急速に伸び、就学前後にはすでに成人の大部分の水準に達します。乳幼児期の豊かな経験や、身体を動かす遊びが大切だといわれる背景には、この時期に神経系が大きく発達することがあります。一方で、同じ時期に他の器官がまだ十分に育っていないことも、この曲線からよく分かります。

他の選択肢が不適切な理由

・一般型:身長・体重、筋肉、骨格、内臓などの発育を示す型で、乳幼児期と思春期に大きく伸びるS字状の曲線を描きます。
・リンパ型:胸腺やリンパ節などの発育を示す型で、学童期に急速に発育して一時的に成人の値を大きく超え、思春期以降に低下して成人の値に戻るのが特徴です。
・生殖型:生殖器の発育を示す型で、幼児期・学童期にはほとんど伸びず、思春期になってから急速に発育します。

【覚え方のポイント】
4つの曲線は形で覚えます。「神経型=最初に急上昇」「一般型=S字(2回伸びる)」「リンパ型=100%を超えて山になる」「生殖型=思春期まで低く、後で急上昇」。発達の速さが部位ごとに違うという「発達の原理」の具体例としても出題されます。
問41-2

発達は遺伝的な要因と環境的な要因の両方の影響を受け、両者が寄り集まって(加算的に)働くことで発達が決まるとする「輻輳説」を唱えた研究者はだれか。

  • ①ジェンセン
  • ②シュテルン
  • ③ゲゼル
  • ④ワトソン
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正解 ②シュテルン
解説

ドイツの心理学者シュテルンは、「遺伝か環境か」という二者択一の議論に対して、発達には遺伝と環境の両方が関わり、その2つが寄り集まって作用するという輻輳説を唱えました。ただし輻輳説は、遺伝の影響と環境の影響を別々に足し合わせるような捉え方でした。その後、遺伝と環境は互いに影響を及ぼし合い、その関係自体も発達の過程で変わっていくという相互作用説が一般的な考え方になっています。例えば、生まれつき活発な子どもは周囲から活発な関わりを引き出し、その関わりがさらに子どもの特性に影響する、というように、遺伝と環境は掛け算のように絡み合っています。

他の選択肢が不適切な理由

・ジェンセン:特性ごとに環境の影響の受けやすさが異なり、環境がある水準(閾値)を超えると遺伝的な素質が現れるとする環境閾値説を唱えました。相互作用説の一つとして位置づけられます。
・ゲゼル:発達は主に遺伝的に決まった成熟によって進むとする成熟優位説の立場で、双生児の階段のぼりの実験で知られます。
・ワトソン:行動主義の立場から、環境と学習によって子どもをどのようにも育てられると主張した環境優位説の代表です。

【覚え方のポイント】
遺伝と環境の考え方は、遺伝優位(ゲゼル)→環境優位(ワトソン)→輻輳説(シュテルン、足し算)→相互作用説(掛け算、ジェンセンの環境閾値説など)という流れで整理すると、研究者と説を取り違えにくくなります。
問51-2

ジェンセンの環境閾値説に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①遺伝の影響はなく、発達はすべて学習によって決まる
  • ②どの特性も、環境の影響をまったく同じ程度に受ける
  • ③身長のような特性ほど、非常に良い環境がないと現れない
  • ④特性によって、発現に必要な環境の良さの水準が異なる
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正解 ④特性によって、発現に必要な環境の良さの水準が異なる
解説

ジェンセンの環境閾値説では、遺伝的な素質が実際に現れるためには、環境がある一定の水準(閾値)を満たす必要があり、その水準は特性ごとに異なると考えます。例えば、身長や発語のような特性は、環境がかなり不十分であっても素質が現れやすい(閾値が低い)とされます。一方、絶対音感や外国語の音韻の習得のような特性は、非常に恵まれた環境や特別な訓練がなければ素質があっても現れにくい(閾値が高い)とされます。遺伝と環境が互いに関係し合うとする相互作用説の代表的な考え方です。

他の選択肢が不適切な理由

・どの特性も同じ程度:環境閾値説の要点は、特性によって環境の影響の受けやすさが違うことなので、誤りです。
・身長のような特性ほど非常に良い環境が必要:逆です。身長は、極端に劣悪な環境でない限り素質が現れやすい、閾値の低い特性の例として挙げられます。
・遺伝の影響はなく、すべて学習:これはワトソンに代表される環境優位説(行動主義)の考え方で、遺伝的素質を前提とする環境閾値説とは異なります。

【覚え方のポイント】
「閾値=敷居の高さ」とイメージしましょう。身長や言葉を話すことは敷居が低く、たいていの環境でまたげる。絶対音感や外国語の発音は敷居が高く、良い環境がないとまたげない。この具体例の組み合わせがそのまま出題されます。
問61-2

ゲゼルが一卵性双生児を対象に行った階段のぼりの実験から主張したこととして、最も適切なものはどれか。

  • ①環境を整えれば、どの子もどんな専門家にでも育てられる
  • ②学習が効果をもつには、それに見合った成熟が必要である
  • ③発達の初期に見た動く対象を、後を追って離れなくなる
  • ④他者の行動を観察するだけで、新しい行動を学習できる
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正解 ②学習が効果をもつには、それに見合った成熟が必要である
解説

ゲゼルは、一卵性双生児の一方に早い時期から階段のぼりの訓練を行い、もう一方には遅れて訓練を始めました。その結果、後から始めた子どもは短い訓練期間ですぐに追いつきました。ここからゲゼルは、身体的・神経的な準備(成熟)が整っていない時期に訓練しても効果は小さく、学習が効果をもつにはそれに見合った成熟、つまりレディネスが必要だと主張しました。これを成熟優位説といいます。発達には時期にふさわしい順序があるという見方は、早すぎる教え込みを戒める考え方として現在の保育にも通じます。

他の選択肢が不適切な理由

・環境を整えれば、どんな専門家にでも:行動主義のワトソンの主張です。環境と学習の力を強調する環境優位説の立場で、ゲゼルとは正反対です。
・初期に見た動く対象を追う:ローレンツがハイイロガンのひなで研究した刻印づけの説明です。
・観察するだけで学習:バンデューラの観察学習(モデリング)の説明です。

【覚え方のポイント】
「ゲゼル=双生児+階段のぼり+成熟優位説+レディネス」を1つのかたまりで覚えます。対になる「ワトソン=行動主義+環境優位説」と並べて覚えると、遺伝・環境論争の両極がはっきりします。なお、レディネスは後に、環境や教育によって作り出せるものと捉え直されるようになりました。
問71-2

臨界期と刻印づけに関する記述として、誤っているものはどれか。

  • ①ローレンツは、ひなが孵化後に見た動く対象を追う現象を研究した
  • ②刻印づけが成立するのは、孵化後の限られた短い期間である
  • ③刻印づけは、報酬を繰り返し与えることで徐々に強まる学習である
  • ④人間では、後の回復の余地も含め「敏感期」の語がよく用いられる
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正解 ③刻印づけは、報酬を繰り返し与えることで徐々に強まる学習である
解説

刻印づけ(インプリンティング)は、報酬を繰り返し与えなくても、孵化後の限られた時期に一度対象を見るだけで短時間のうちに成立し、しかも後から変えにくいという特徴をもっています。「報酬を繰り返し与えることで徐々に強まる」という説明は、スキナーのオペラント条件づけのような一般的な学習の説明であり、刻印づけの特徴とは異なるため、この記述が誤りです。

他の選択肢が適切な理由

・ローレンツ:正しい記述です。動物行動学者ローレンツは、ハイイロガンなどのひなが、孵化直後に見た動くもの(ローレンツ自身であっても)の後を追うようになる現象を刻印づけとして研究しました。
・限られた短い期間:正しい記述です。刻印づけが成立する時期は限られており、その時期を過ぎると成立しにくくなります。このように、ある経験がその時期にしか大きな効果をもたない時期を臨界期といいます。
・敏感期:正しい記述です。人間の発達では、特定の時期を過ぎても、その後の関わりによってある程度の回復や獲得が可能なことが多いため、「その時期に特に影響を受けやすい」という意味の敏感期という語が用いられることが多くなっています。

【覚え方のポイント】
刻印づけの特徴は「短期間・一度で成立・変えにくい(非可逆的)・報酬がいらない」の4点です。人間については「臨界期(時期を逃すと取り返せない)」より「敏感期(影響を受けやすいが回復の余地もある)」という捉え方が主流だと押さえておきましょう。
問81-2

一卵性双生児と二卵性双生児の間で、ある特性の類似の程度を比較する研究(双生児研究)の主な目的として、最も適切なものはどれか。

  • ①ある特性への遺伝と環境の影響の程度を推定すること
  • ②親の養育態度が、子どもにどう伝わるかを調べること
  • ③特定の時期に訓練を集中させる方法の効果を比べること
  • ④双生児の間で、愛着の型が一致するかを判定すること
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正解 ①ある特性への遺伝と環境の影響の程度を推定すること
解説

一卵性双生児は遺伝情報がほぼ同じで、二卵性双生児は遺伝情報の約半分を共有しているとされます。どちらも同じ家庭で育つことが多いため、家庭環境の共有の程度は近いと考えられます。そこで、ある特性(知能、性格、身長など)について、一卵性双生児どうしの類似度が二卵性双生児どうしの類似度より明らかに高ければ、その特性には遺伝の影響が比較的大きいと推定できます。逆に差が小さければ、環境の影響が大きいと考えられます。このように、双生児研究は「遺伝か環境か」を二者択一で決めるものではなく、影響の程度を推定するための方法です。

他の選択肢が不適切な理由

・訓練を集中させる方法の効果:双生児を使った研究にはゲゼルの階段のぼりの実験もありますが、これは成熟と訓練の関係を調べたもので、一卵性と二卵性の類似度を比べる双生児研究の目的とは異なります。
・親の養育態度の伝わり方:養育態度と子どもの特徴の関係を調べる研究は別の方法で行われます。一卵性と二卵性を比べる意味は、遺伝の共有の程度が違う点にあります。
・愛着の型の一致の判定:愛着の型を調べるのはストレンジ・シチュエーション法などで、双生児研究の主な目的ではありません。

【覚え方のポイント】
「一卵性(遺伝ほぼ同じ)と二卵性(約半分)の差=遺伝の影響の目安」と覚えます。双生児が出てきたら、「類似度の比較なら遺伝と環境の影響の推定」「階段のぼりならゲゼルの成熟優位説」と、何を比べているかで見分けましょう。
問91-2

次のA〜Dの、遺伝と環境に関する説と研究者の組み合わせについて、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせはどれか。
A 輻輳説-シュテルン
B 環境閾値説-ジェンセン
C 成熟優位説-ワトソン
D 環境優位説(行動主義)-ゲゼル

  • ①A○ B× C○ D×
  • ②A× B○ C× D○
  • ③A○ B○ C× D×
  • ④A○ B○ C○ D×
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正解 ③A○ B○ C× D×
解説

A ○:シュテルンは、発達は遺伝と環境の両方が寄り集まって作用して決まるという輻輳説を唱えました。
B ○:ジェンセンは、特性ごとに環境の影響の受けやすさが違い、環境が一定の水準(閾値)を超えると素質が現れるという環境閾値説を唱えました。
C ×:成熟優位説を唱えたのはゲゼルです。一卵性双生児の階段のぼりの実験から、学習には成熟が必要だと主張しました。
D ×:環境優位説(行動主義)の代表はワトソンです。環境を整えれば子どもをどのようにも育てられると主張しました。
CとDは、ゲゼルとワトソンを入れ替えた誤りです。したがって「A○ B○ C× D×」が正解です。

他の選択肢が不適切な理由

・A○ B× C○ D×:環境閾値説はジェンセンの説なのでBは○、成熟優位説はワトソンではないのでCは×です。
・A× B○ C× D○:輻輳説はシュテルンの説なのでAは○、行動主義はゲゼルではないのでDは×です。
・A○ B○ C○ D×:成熟優位説はゲゼルの説なので、ワトソンとしたCは×です。

【覚え方のポイント】
「ゲゼル=遺伝(成熟)寄り、ワトソン=環境寄り」という正反対の2人を最初に固め、次に「両方」の立場としてシュテルン(輻輳説)、ジェンセン(環境閾値説)を置くと、4人の位置関係がすっきり整理できます。入れ替えの誤りは組合せ問題の定番です。
問101-2

発達に関わる用語の説明として、誤っているものはどれか。

  • ①成熟:経験によらず、主に遺伝的な要因で起こる変化
  • ②レディネス:学習した結果として身についた行動の変化
  • ③学習:経験によって生じる、比較的永続的な行動の変化
  • ④初期経験:後の発達に強い影響を与える、発達初期の経験
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正解 ②レディネス:学習した結果として身についた行動の変化
解説

レディネスとは、ある学習が効果的に成立するために必要な、心身の準備状態のことです。例えば、指先で物をつまむ力や、形を見分ける力が育っていないと、文字を書く学習は効果を上げにくいように、学習の前提となる準備が整っているかどうかを指します。「学習した結果として身についた行動の変化」は、学習そのものの説明であり、レディネスの説明としては誤りです。レディネスは、ゲゼルの成熟優位説では成熟によって整うものと考えられましたが、その後、経験や教育によって作り出すこともできると捉えられるようになりました。

他の選択肢が適切な理由

・成熟:正しい説明です。練習や経験がなくても、遺伝的に定められた道筋に沿って時期が来れば現れる変化を指します。
・学習:正しい説明です。心理学でいう学習は、勉強に限らず、経験によって生じる比較的長く続く行動の変化全般を指します。疲労や一時的な薬の影響による変化は学習に含めません。
・初期経験:正しい説明です。乳幼児期などの発達の初期の経験は、その後の発達に大きく持続的な影響を与えるとされ、刻印づけや臨界期の研究とも関係の深い概念です。

【覚え方のポイント】
成熟は「内側から時期が来て起こる変化」、学習は「経験によって起こる変化」、レディネスは「学習の前の準備状態」と、時間の流れで並べて覚えます。「レディ(準備)」という語感から、学習の結果ではなく学習の前の状態だと判断できます。
保育士 筆記試験の問題を続けて解く(全1000問) 保育の心理学の一問一答

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