小学校中学年頃に見られる、同じ年齢・同じ性別の子ども数人で強い結束の仲間集団をつくり、集団独自の決まりや秘密をもって行動する時期を何というか。
- ①第二反抗期
- ②モラトリアム
- ③ギャングエイジ
- ④空の巣症候群
答えと解説を見る
ギャングエイジは、おおむね小学校の中学年頃に見られる、同年齢・同性の数人の子どもが強い仲間意識で結びつき、閉鎖的な集団をつくって行動する時期を指します。仲間だけの合言葉や秘密基地、独自の決まりをもち、大人の目の届かないところで行動しようとするのが特徴です。この仲間集団の中で、子どもは決まりを守ること、役割を果たすこと、協力することなどを経験し、社会性を身につけていきます。一方で、仲間外れなどの問題が起こることもあります。近年は、遊ぶ時間・空間・仲間の減少によって、このような集団が形成されにくくなっていることも指摘されています。
他の選択肢が不適切な理由
・モラトリアム:エリクソンが青年期の特徴として示した、社会的な責任や義務が一時的に猶予されている期間のことです。
・第二反抗期:思春期に見られる、親や大人の権威に反発する時期のことで、親からの心理的な自立と関係しています。
・空の巣症候群:子どもが独立して家を離れた後に、親(特に子育てに多くの時間を注いできた親)に見られる、むなしさや抑うつ感などの状態を指します。
【覚え方のポイント】
生涯発達の用語は「いつの時期の、誰の姿か」で整理します。ギャングエイジ=学童期の子ども、第二反抗期・モラトリアム=青年期の若者、空の巣症候群=中年期の親。時期を1つずつ対応させておくと、選択肢をすばやく絞り込めます。