保育士が子どもたちの遊びの中に入り、一緒に遊んだり関わったりしながら子どもの様子を観察する方法を何というか。
- ①時間見本法
- ②事象見本法
- ③参加観察法
- ④実験観察法
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参加観察法(参与観察法)は、観察する人が観察の対象となる集団の中に入り、その場の一員として関わりながら観察する方法です。保育士は、日々子どもと一緒に生活し、遊び、関わりながら子どもの姿を捉えているため、保育の中での子ども理解の多くは参加観察の形で行われているといえます。関わりながら観察するので、子どもの気持ちや行動の意味を内側から理解しやすい一方で、観察者の関わりそのものが子どもの行動に影響を与えることや、観察者の主観が入りやすいことに注意が必要です。そのため、事実と自分の解釈を分けて記録すること、他の保育士と話し合って多面的に捉えることが大切になります。
他の選択肢が不適切な理由
・時間見本法:あらかじめ時間の区切り(例えば5分ごとに1分間)を決め、その時間内に特定の行動が起こったかどうかや、その回数を記録する方法です。
・事象見本法:けんかや泣きなど、特定の出来事(事象)に焦点を当て、それが起こるたびに、きっかけや経過、結末などを記録する方法です。
・実験観察法:観察したい行動が起こるように、観察者が条件を計画的に設定して観察する方法です。ストレンジ・シチュエーション法もこれにあたります。
【覚え方のポイント】
観察法は「条件を操作しない(自然観察法)か、操作する(実験観察法)か」と、「観察者が関わる(参加観察法)かどうか」の軸、さらに「何を単位に切り取るか(時間見本法=時間で、事象見本法=出来事で)」の軸で整理すると、紛らわしい選択肢も見分けられます。